もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

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Tank Duel(以下、本作)は、2019年に米GMT社が出版したシミュレーション・ウォーゲームだ。テーマは戦車同士の対決。プレイヤーは1両又は数両の戦車や装甲戦闘車両を操り、敵の撃破を目的として戦う。

本作の特徴は、マップやユニットを使用しないこと(ただし、マーカー類は使用する)。登場するAFVは専用のカード(というにはやや大きめのボード)になっていて、カード上に各AFVの能力やステータスを管理するボックス等が表示されている。

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ゲームシステムは、カードプレイ。Turn開始時に所定枚数の戦闘カードを引き、戦闘カードをプレイすることでAFVの移動や射撃等を実施する。AFVの位置は戦場中心からの相対距離で示され、彼我のAFVの距離は相対距離によって決まってくる。移動は相対距離の変化という形で実施する。

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射撃は彼我の距離その他で命中率を計算し、戦闘カードを引く。戦闘カードには1~100の数値が記載されており、カードの数値が命中率以下なら命中。さらに命中箇所、貫通のためにそれぞれ戦闘カードを引いて判定する。このように戦闘カードは、AFVのアクションのためだけではなく、各種の乱数発生装置としての機能も有している。従って本作のプレイにはダイスの類は一切使用しない。やや不正確な例になるが、Up Front(AH/HJ)の戦車戦版だと言えば、中らずと雖も遠からずである。

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今回、本作を4人でプレイした。最初はお互いにルールに対する理解が怪しかったので、特殊砲弾の使い方などで混乱してしまった。だんだん慣れてくるとルールや戦い方はわかってきたが、最後まで士気崩壊のルールを適用するのを忘れていた等、完璧なルールによるプレイは最後までできなかった。

個々のプレイ内容については簡単に紹介したい。

最初の戦いは練習戦。ドイツ側が4号戦車F1型と3号戦車G型。ロシア側がT-34/76が2両。私は3号戦車に搭乗していたが、T-34に敵う訳もなく、あえなく撃破されてしまう。

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次にドイツ軍がティーガー1型1両。ロシア側がT-34/76が3両。私はティーガー1型を担当。さすがにティーガーは強く、沼地にはまり込んだT-34を距離1800mの遠距離から照準撃破。これでアッサリ勝利条件を満たして勝利。ティーガー強ええ。

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次はドイツ側の突破戦。ドイツ軍の4号戦車G型と3号突撃砲各1両が、ロシア軍T-34/76 2両が守る陣地線に突入する。このシナリオで初めて対戦車砲を使用した。私はドイツ軍を担当する。
この戦いでは、序盤の突破に失敗したドイツ軍がロシア側の対戦車砲に苦戦を強いられ、戦車2両を失って敗北した。対戦車砲強えぇ。

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次はドイツ軍がパンターと3号突撃砲各1両。ロシア側がKV-85 2両。私はドイツ軍の3突を担当。
「パンターあったらドイツ軍の圧勝でしょ」
と誰もが思ったが・・・。
KV-85は強かった。とにかく砲塔の装甲が分厚く、パンターの主砲でも容易にぶち抜けない。しかもハルダウンしてしまうと砲塔にしか弾が当たらないので、KV-85はほぼ無敵となる。
「ハルダウンしたKV-85は無敵やん」
ドイツ側プレイヤーの嘆きが聞こえる。
プレイの終盤で側面から射撃した場合にはハルダウン効果を無視できることに気づき、
「これなら最初から側面取ったら良かった」
とドイツ軍プレイヤーが嘆いたが、後の祭り。この戦いではKV-85の一方的な勝利となり、ドイツ軍は良い所なしだった。

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今日最後の戦いは、ドイツ側がパンターと3号突撃砲という組み合わせは前回同様。ロシア軍はT-34/85 2両。戦場の中央の高地を巡る攻防戦である。この戦いで初めてパンターがその威力を発揮。T-34を2両撃破し、自らは損害なし。私の愛車3突も奮戦し、1両のT-34を撃破した。ただし1両の3突が返り討ちにあってしまったけどね。

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という訳で今回は計5本のシナリオをプレイした。所要時間は8時間ぐらいなので、シナリオ1本あたりの所要時間は1~2時間ぐらい。後半はプレイヤーも慣れてきたので、1シナリオ1時間ぐらいでプレイできた。

ゲームの感想としては、戦車戦の雰囲気をなかなか良く再現していると思う。練度ルールなしならロシア戦車も結構手強い存在で、どこぞのゲームみたく「イワンのバカ」的な雰囲気はない。IS-2なんてティーガーやパンターでも撃破困難だ。

ゲームシステムは悪くないのだが、少し気になったのはシナリオ。ヒストリカルシナリオが多くなく、一般状況シナリオが多い。だから登場するAFVもバランスを崩さないように気を配りながら決定することになるが、そもそも戦いの背景が不明なので今一つ思い入れができない。できれば、もう少しバランスが良く内容的にも楽しいヒストリカルシナリオがあったら良かったかな、と、思う。

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220901_MC

Miltary Classics Vol.77

イカロス出版

特集は「艦上爆撃機彗星」と「ヒッパー級重巡洋艦」。彗星と言えば、高速力と大航続力を併せ持った帝国海軍艦爆隊の切り札として対空母攻撃の主役と期待された機体である。しかし登場時期に恵まれず、戦争後半となったため、圧倒的に優勢な米艦上戦闘機群相手に苦戦を強いられることになった。本書では、彗星艦爆の開発経緯や運用・部隊編成、そして戦場での活躍を記している。記事自体はかなり重厚で読み応えがあった。ただし、文字がやや小さいのには閉口した。この歳になると小さい文字は結構辛い。
第2特集のヒッパー級重巡については、ライン演習やチャンネルダッシュ、バレンツ海海戦といった有名どころに混じって、ヒッパー級の船団攻撃やユーノー作戦といった比較的マイナーな戦いについても記載されており、興味深かった。
全般的には読みごたえがある内容であり、こういうのがKindle Unlimitedで読めるのは有難い。

お奨め度★★★

4
220902a讃岐うどん巡礼


高松に着いた 翌日、讃岐うどん屋さんをいくつか回ってみました。
今回「巡礼」したお店は以下の通りです。

・手打十段うどんバカ一代
・おうどん瀬戸晴れ
・谷川米穀店
・手打ちセルフうどん海侍

今回は動画にしましたので、そちらをご覧ください。



なお、私個人的にみた各お店のお奨め度です。

・手打十段うどんバカ一代★★★
・おうどん瀬戸晴れ★★★★
・谷川米穀店★★★★
・手打ちセルフうどん海侍★★★★

つづく

4
220824_ソ連帝国の崩壊

ソビエト帝国の崩壊-瀕死の熊が世界であがく

小室直樹 光文社

本書は1980年に初版が発売された書籍だ。本書の凄い所は、1980年という段階でソ連の崩壊を見事に予言している点にある。今でこそソ連の崩壊は歴史的事実だが、1980年の段階で世界最強の国家であるソビエト連邦が崩壊すると予想する人間は殆どなかった。事実、1980年代のテレビアニメ等では、21世紀になっても米ソ両大国による対立構図が続いているという図式が多く見られた。
本書では階級論や組織論、そして経済の観点から当時のソビエト連邦が断末魔の状態にあることを見事に看過している。そしてこれらの矛盾が噴出した時、ソ連が崩壊するとしている。結果を知っている我々が本書を評価するのは些かズルいような気もするが、逆に後知恵でも凄さを感じるのが本書の凄さだ。
さらに本書の凄いのは単なる未来予測に留まらない点だ。本書は当時の日本における安全保障政策に鋭い批判を加えている。筆者の主張が、当時と異なる安全保障環境下にある現在の日本に当てはめても、十分に首肯できるものだ。
現在の視点で見れば歴史に対する認識等でやや「古い」と思える記述も伺えるが、それでもソ連の崩壊という予言を見事に的中させたという点で本書の価値は大きい。

お奨め度★★★★

夏休みの北海道旅行 から帰ってきて、しばらくは大人しくしていましたが、9月になって18切符がまだ残っていたので、中国、四国方面に出かけることにしました。

在宅勤務にして早めに仕事を切り上げて、夕方の羽田空港に着いたのは1730頃でした。夏休みが終わって空港はガラガラ。やっぱり人が少ないのは良いですなぁ。

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私が登場した高松行きのJAL便も機内はガラガラ。多分1~2割ぐらいしか乗っていなかったようです。

機体は無事高松に到着。空港バスで高松市内に向かいます。今日の宿は琴電瓦町駅近くのホテル。瓦町駅近くにあるうどん屋「五右衛門」で夕食を取りました。カレーうどんの美味しい「五右衛門」ですが、黒いカレーうどん。美味しかったです。



つづく

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