もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

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OCS(Operation Combat Serirs)は、1990年代に米Gamers社から発表されたゲームシリーズである。このゲームは、共通のルール基盤で第2次大戦及びその前後の陸上戦闘(一部航空戦及び海上戦を含む)を再現する。
[US_SpitV.jpg] 本シリーズの特徴は、比較的自由度の高い移動システムと厳しい補給ルール、そしてギャンブル性の高い戦闘システムである。移動については、ZOCによる拘束効果が弱く、戦車系と歩兵系のユニットはZOCでストップすることはない(唯一ZOCの影響を受けるのは、自動車化系の部隊のみ)。実質的には移動によるZOCの影響は殆どないと言って良い。

Z_SP3補給システムについては、機械化された部隊の移動や戦闘、砲撃等では常に補給ポイントの消費を必要とする。しかもその補給ポイントもカウンター化されていて、一々前線へ運ばなければならない。しかも補給ポイントが場合によっては敵に捕獲されることもある(下手な配置をすると結構頻繁に捕獲される)。当然補給が切れた部隊は餓死/降伏の運命が待っている。1Turn半週間~1週間というスケールを考えると、補給切れによる除去チェックがやや厳しすぎるような気もするのだが、まあそんなものかも知れない。

GE_504_2 戦闘システムについては、練度差による奇襲チェックが過激である。2D6で修正後に5以下又は10以上で奇襲が発生るのだが(オーバーランの場合は6以下、9以上)、奇襲が発生すると1D6分だけ奇襲側が有利なようにコラムシフトする。練度の高い部隊にとっては万々歳的なルールだが、奇襲を食らった側はたまらない。なんせ最高比(平地で13:1、それ以外は18:1~52:1)の戦闘でも奇襲チェックで一気に最大6コラムもダウンしてしまう。10倍以上の戦力で攻めて「攻撃失敗」の目が出た日には・・・。ただこの奇襲ルール、実際に運用してみると、見た目ほど極端なものではない。むしろ戦闘に不確実性を与えるという意味で良いエッセンスになっているように思える(練度が絶対的なものではなく、高練度部隊でも奇襲を食らって壊滅することもある)。

今回、OCSシリーズの1作であるSicily-II(以下、本作)をプレイすることにした。本作は2016年に発売されたOCSシリーズの1作品で、タイトル通り1943年7月~8月のシシリー上陸戦を扱う。1Turn半週間、1Hex3.5マイル、1ユニットは大隊~師団になる。師団クラスのユニットは複数ステップを持っている。シナリオは6本で、小型シナリオが4本、キャンペーンシナリオが2本である。

今回はメインシナリオとも言うべきシナリオ5「ハスキー作戦」をプレイした。今回はVASSALによる遠隔対戦で参加者は3名(連合軍2名、枢軸軍1名)である。OCS初心者の私は、米軍を担当した。
(初心者が枢軸軍を担当したら、頭がパニックになりそうなので)。

1Turn(43/07/10)

まずは序盤の制空戦闘である。米軍戦線ではスピットファイア2個戦隊がBf-109G 2個を事前攻撃でこれを無力化した。英軍戦線ではスピットファイア1個戦隊がステップロスする損害を出しながらも、何とか制圧した。
空挺部隊は3個連隊が降下してたものの、2個連隊が降下に失敗して壊滅した。うぐぐ・・・。
ゲラ湾への上陸は、上陸戦闘によって揚陸艦2個部隊が失われ、戦車大隊(第753戦車大隊、6-3-6)が海没してしまう。

Turn01b


その後の戦闘でLicataからGelaにかけてイタリア軍を掃討して上陸地点を確保。しかしその際に戦闘で補給ポイントを大盤振る舞いしてしまい、前途が不安になる。C-47輸送機等を動員して補給ポイントをシシリーに輸送するが、未だ心許ない。

Turn01c


RN_CV_Formidable枢軸軍Turn、ヘルマンゲーリング師団を主力とするドイツ、イタリア連合軍がゲラ海岸前面に展開中。ヤバイ。これでダブルターンが出たら、鎧袖一触ぢゃないか。まだ散開しているからオーバーラン食らわない分マシか・・・。取り合えず水上砲撃支援艦艇を展開して敵の反撃に備える。
英軍戦線ではドイツ空軍の大編隊が飛来して沖合の艦艇を攻撃してきた。彼らは何故か空母攻撃に執着し、空母「フォーミダブル」が集中攻撃を受けたが、軽微な損害を被っただけであった。

Turn01e


2Turn(43/07/14)

US_3Rgr主導権を枢軸軍が握った。やばい。いきなりダブルターンである。敵の反撃に身構える米軍部隊。枢軸軍はLicataの飛行場と港湾に対して攻撃を仕掛けてきた。空爆と砲撃によって防御部隊である米第3歩兵師団(22-3-3)と第3レンジャー大隊(3-4-3)が混乱状態(DG)になってしまう。連合軍も主に艦砲射撃で迎え撃ち、ドイツ軍1個歩兵大隊(3-4-3)を撃破するなどの戦果を挙げた。枢軸軍はLicataの港湾に対して攻撃を行い、米軍のレンジャー大隊を撃退してLicataの港湾を占領した。

Licataの守りを薄くしたのは失敗であった。Licataはゲラ湾一帯の中では最も揚陸能力の高い港湾である。上陸部隊が広く散開していたため守りが広く薄くなった感がある。この後、どうやってLicataを取り返すか、悩ましい所である。しかし考えようによってはもうダブルターンはないので、これからは安心して進撃できる。

Turn02b


IT_Bedo米軍戦線では増援部隊が上陸してきたため、まずは上陸地点の守りを固めつつ、Licata奪回のための布陣を敷く。Licataに対して砲爆撃を集中して混乱を誘うも、出目が悪く砲爆撃が悉く外れ。こりゃあかんわ、と一度は諦めかけたが、Licataの北西に弱体化したイタリア軍歩兵師団を発見。千載一遇。4-1の戦闘比だったが、奇襲が決まって10-1までコラムアップ。レンジャー部隊(3-4-3)が吹っ飛んでしまったのが少し痛かったが、Licata後方を遮断したのは大戦果かな。

つづく

Turn02e


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福江島は自然の美しい島です。そこで今回は福江島の景観のいくつかを紹介します。当日は曇っていたのがやや残念でした。

大瀬崎灯台

島の南西端にある灯台です。駐車場から20分ほど山道を歩かなければなりません。灯台の周囲には東シナ海の海原が広がっていました。

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一旦駐車場に戻って、再び山道を登っていくと、展望台につきます。夕陽の綺麗な場所だそうです。今回はやや晴天に恵まれませんでしたが、晴れた日の夕陽も見てみたいです。

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高浜ビーチ

島の西部にある海水浴場です。こんなご時勢なので、地元の子供たちらしい団体が泳いでいただけでした。

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鬼岳

福江港から見える草原に覆われた山です。山頂付近まで道路が通じているので、そこから1時間弱で山頂を1周できます。今回は靴が登山靴ではなかったので、少し歩いただけにしました。

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鎧瀬溶岩海岸

鬼岳から下った所にある溶岩海岸です。鬼岳の噴火によって出来た溶岩海岸らしいです。ここも1km弱の遊歩道がありました。登山靴の方が歩きやすかったですね。

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福江港の朝日

夏でも日出時間が遅い福江島では、それほど早起きしなくても朝焼けを見ることができます。この日の日出は5時半頃。やや雲がかかっていたのが残念でしたが、綺麗な朝焼けを見ることができました。因みに写真中央部の船舶は、海保の巡視船PM22「ふくえ」です。

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今回は初めての福江島だったのでメインとなる場所をぐるっと回っただけに終わりました。機会があれば再訪し、今回見れなかった場所や夕陽、そして福江島自慢の星空なんかも見てみたいですね。キャンプ泊なんかも良いかも・・・。

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210717_南北戦争
南北戦争ーアメリカを2つに裂いた内戦

小川寛大 中央公論新社

南北戦争についてコンパクトかつ的確に描いた著作である。南北戦争の軍事的側面だけではなく、政治面や経済、外交面からも描いており、米国史や世界史の中での南北戦争の位置づけ、南北戦争の勝因や敗因、さらには現在への影響についても学ぶことができるようになっている。さらに南北両陣営の主要な人物、リンカーン、デービス両大統領を初め、リー、グラント、シャーマン、ジャクソン、マクレラン、ロングストリート等の将帥らの描き方も秀逸で、リーとグラントの対面シーンは興味深い。そして「米国史上最良の大統領」と言われて偉人伝にも取り上げられているエイブラハム・リンカーンが、どのような人物だったのか、そしてその死にはどのような意味があったのかについても興味深い記述が読める。本書を読めば、南北戦争のゲームをプレイしたくなること請け合いだ。

お奨め度★★★★

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Downtown(以下、本作)は、2004年(もう17年も前なのか・・・)に米国GMT Games社から発表されたシミュレーションゲームです。テーマはベトナム戦争の航空戦。ルートパッケージと呼ばれた北ベトナム上空を舞台とし、攻撃を行う米海空軍航空部隊と、北ベトナム防空部隊との戦いを、1Turn=1分、1Hex=2.5マイル、1ユニット=1~4機の航空機というスケールで再現します。

今回、本作を4人でプレイすることにしました。

4人プレイということでシナリオに悩みましたが、選択したのはD11"Superfly"です。これは1972年5月の所謂「ラインバッカー作戦」時期における北爆を描いたシナリオで、米軍は2~3個編隊という大編隊で北ベトナム中枢部の目標を攻撃し、北ベトナム軍は強化された防空組織で迎え撃ちます。シナリオの規模が大きいので4人プレイでも適切だと判断しました。私は米軍を担当します。

展開を簡単に紹介しましょう。

米軍は米空軍の攻撃編隊を選択し、米軍は計78機の大規模攻撃隊を編制しました。主力は爆装した32機のF-4Dファントム。そのうちの16機には最新鋭の誘導爆弾を搭載しています。その護衛は、制空戦闘機がスパロー、サイドワインダー両ミサイルを搭載したF-4D/Eファントム計20機、シュライク、スタンダードB両ARMを搭載したF-105Gワイルドウィーゼル計12機、さらに電子戦機やチャフ散布機、戦果確認機等を含んでいます。

攻撃目標はハノイ北西部にあるBac Giang(バクサン)にある橋梁と操車場です。

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両プレイヤーの協議によりチャフコリドーは展開済ということでプレイを開始しました。序盤、チャフコリドーの中を密集隊形の米攻撃編隊が大名行列よろしく進撃していきます。その両サイドをEB-66電子戦機が援護しますが、そのEB-66が最初にSAMの目標となりました。

EB66


SAMレーダー波を感知したSEAD任務のF-105Gワイルドウィーゼルが翼を翻してSAMサイトへ肉薄。シュライク対レーダーミサイルやより強力なスタンダードARMを発射してSAMサイトを襲う。忽ち2ヶ所のSA-2対空ミサイル陣地が大損害を被って機能を停止し、さらにいくつかのSAMサイトがARMを恐れてレーダーをOFFにする。

F105G


その間、北ベトナム軍のMiG-21が米攻撃隊に接近。2個編隊(計4機)が米攻撃隊に近づくが、CAPのファントムに捕まって1機が失われた。残りはファントムから逃れるように離脱していく。

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3個目のMiG編隊はCAP機を避けて米攻撃編隊に肉薄。1個編隊4機のファントムに奇襲攻撃を仕掛ける。米攻撃隊は緊急回避して損害を避けたが、戦闘機の攻撃に驚いて爆弾を投棄してしまう。さらに密集隊形を組んでいた他の12機のF-4Dについて「ミグパニック」チェックを実施。密集隊形なのでパニックを起こしやすい(通常10%、今回は20%)のですが、今回は米軍に幸いし、チェック対象のファントム12機は「ミグパニック」チェックを無事クリアした。北ベトナム軍にとっては切歯扼腕の思いであった。

米攻撃隊はミグを横目に見ながら侵攻を続ける。それを突け狙う4番目のミグ編隊が急上昇してファントムに襲いかかる。ところが、これが爆撃隊ではなくでCAP隊だったからさあ大変。ミグは慌てて逃げを撃つが、ファントムはこれを逃がさない。しかもこのCAP機はスラットを装備して機動性を向上させたファントムの新型F-4Eであった。ファントムはミグの正面に回り込み、距離5マイルからAIM-7Eスパローを発射。正面からマッハ3以上で突っ込んでくるスパローミサイルをミグは回避し得ずに1機のミグが爆発四散した。これでミグの損害は2機となる。
・・・・

この時点で時間的にキリが良いので終了にしました。航空機の損害はミグ2機撃墜、1機大破。米軍はファントム1機小破。SAMサイト3ヶ所重損害です。このまま続けた場合、どうなったかはまだ予断は許しませんが、北ベトナム軍はかなり苦しい立場になったと思われます。

北ベトナム軍側の弁によると、SAMの配置と戦闘機運用に失敗したとのこと。SAMは首都周辺に集中配備していたため、米軍編隊が首都上空に来なかったために各個撃破されてしまったとのことでした。まあ米軍の立場から言えば、ハチの巣に等しいハノイ地区に近づきたいと思う人はあまりいない筈で、可能ならば首都上空は避けて飛びたいと思う所でしょう。
戦闘機運用については、迎撃戦闘機を米軍編隊に接近させすぎたためにSAMを有効活用できなかったとのこと。ルール上、友軍戦闘機が3ヘクス以内にいる敵機をSAMで攻撃できないので、その点もう一工夫した方が良かったとの北ベトナム側の弁でした。

今回失敗したなぁ、と思った点。
4人プレイということで大型シナリオを選択しましたが、やはり重すぎました。4人プレイでも陣営の担当分けを明確にすることで中規模シナリオで十分プレイ可能であると思います。例えば米軍側は攻撃隊と護衛戦闘機、北ベトナム側はSAMとMiGに分ける等すれば、4人プレイは十分に可能だと思います。

という訳で、今度は中規模シナリオをプレイしてみたいです。

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福江島2日目の夜は「寅寿司」に行きました。市街地の中心部にあるお寿司屋さんです。上にぎりと五島うどん。これに生ビールがついて3000円は安い・・・。
お寿司の美味しさは言うまでもないのですが、今回初めて食べてみたのが五島うどん。普通のうどんよりもやや細めのうどんですが、それがツルツルと喉越しが美味しい。汁も美味しく、思わず飲み干してしまう所でした。

お奨め度★★★★

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