もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

お奨め日本史ゲーム1

日本史をテーマとしているSLGの中から、筆者がベスト10を選択してみました。
今回は、その第1回目です



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【新版】志士の時代〜幕末ボードゲーム〜
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NATO(以下、本作)は1983年に米国Voctory Games社から出版されたシミュレーションゲームだ。テーマは1980年代後半を想定したNATO(北大西洋条約機構)とWP(ワルシャワ条約機構)との欧州大陸における地上戦闘である。フルマップ1枚には東西ドイツとデンマーク、そしてオランダ、ベルギー、フランス、チェコ、ポーランドの一部が描かれている。1ユニットは連隊~師団で、基本的なユニット規模は師団である。海上部隊は登場せず、航空部隊は航空ポイントによって抽象化された形で登場する。

今回、一番バランスが良好と思われる「戦術奇襲」シナリオをソロプレイしてみた。

前回まで

198x年、東西ドイツ国境を突破したWP軍は、一路西ドイツ領内になだれ込んだ。開戦後2日目にはWP軍が化学兵器を全面使用し、ユトランド半島、ハンブルク、フルダ峡谷などで赤い嵐が吹き荒れた。

詳しくは-->こちら

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第4Turn(X+4Day)

ウェーゼル川に到達したWP軍は、NATOの防衛ラインに対して総攻撃を仕掛けてきた。化学兵器を全面的に駆使してくるWP軍に対して、NATO軍は苦戦を強いられる。それでも要所を押さえたNATO軍は、圧倒的なWP軍攻撃を受けても引き下がらない。
このTurnからNATO軍に攻勢支援マーカーが到着する。米第7軍団が攻勢支援マーカーを受けてフルダギャップ南部を守るチェコ軍機械化師団を攻撃する。10-1の包囲攻撃でチェコ軍2個師団が壊滅。NATO軍は最初の反撃を成功させた。しかし鉄道を使って全線へ移動中の英軍空挺部隊は、WPの航空攻撃を受けて悉く壊滅した。

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第5Turn(X+6Day)

WP軍はウェーゼル川の南北から攻勢を仕掛けてきた。北からは第3打撃軍所属の4個機械化師団がウェーゼル川河口付近を守るNATO多国籍空挺部隊を攻撃。南からはフルダ峡谷を突破してきた第8親衛軍の5個機械化師団が西ドイツ軍2個師団が守るオスナブリュック付近を攻撃する。この攻撃が両方とも成功すれば、ウェーゼル川西岸を守るイギリス、ベルギー、オランダの連合軍が左右から包囲される危険にさらされることになる。この攻撃を成功させたいWP軍は、攻勢支援と化学兵器を総動員して遮二無二突破を狙ってきた。
WP軍の攻撃によって両翼のNATO軍部隊は大損害を被り、後退を余儀なくされる。そして北海付近で遂にWP軍はウェーゼル川を渡った。ウェーゼル川から西の地区は、オランダ国境に至るまで平野部が広がり、守りに適した地形はない。
デンマーク方面ではユトランド半島を北進するWP軍第2親衛戦車軍の5個機械化師団がボロボロになりながらも西ドイツ軍の装甲師団を撃破して北上していった。デンマーク解放の日は近い。

NATO軍はWP第8親衛軍を攻撃したかったが、比率が立たない(最大で4-1)ので攻撃は諦める。またウェーザー川のラインは一旦放棄したものの、その背後に防衛ラインを再構築してWP軍を迎え撃つ。
このTurnからフランス軍が展開可能となったため、戦線南部の守備はフランス軍に託した。

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第6Turn(X+8Day)

ウェーゼル川を渡河したWP軍は、オルデンブルク(2524)で西ドイツ軍の消耗した4個師団を包囲した。四方からWP軍による猛攻撃が実施され3個師団は壊滅したが、残り1個師団がオルデンブルクを守りきる。
フルダ峡谷北部では、米軍4個機械化師団を動員した反撃が開始された。第5軍団司令部指揮の下で実施された攻勢作戦により、WP第8親衛軍の3個機械化師団が壊滅し、同軍は攻勢継続能力を失った。

このTurnの終了時にデンマークが降伏した。

第7Turn(X+10Day)

ウェーゼル川を渡河したWP軍は北ドイツ平原を突進する。第3打撃軍、第20親衛軍、第1親衛戦車軍が攻勢支援を受けて高比率攻撃を4箇所で実施。北ドイツ平原を守るNATO軍はほぼ一掃され、戦線はオランダ国境まで後退していった。
デンマークでは、NATO守備隊を一掃したWP軍第2親衛戦車軍が、ユトランド半島から南下する姿勢を見せている。

NATO軍は北部戦線をオランダ領内まで後退。戦線中部ではオズナブルック(3122)付近で米第5軍団が6個師団を持って反撃に転じた。しかしダイス目振るわず、自軍の損害と同程度の戦果を挙げたに過ぎない。

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第8Turn(X+12Day)

最終Turnである。WP軍は少しでもVPを稼いでおこうと北はオランダのフローニンゲン(2626)、中央ではオズナブルック(3122)、そして南方ではフランクフルト(4220)に対して攻勢を仕掛けてきた。各司令部に攻勢支援を与えたWP軍であったが、ここに至ってようやくNATO空軍が威力を発揮し、WP軍の司令部を悉く制圧した。WP軍は化学兵器を投入して強引に突破を図ってきたが、NATO軍も損害を度外視して都市を死守してきたため、WPの前進はなかった。

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結果

この時点で終了とした。VPはWP軍が34点、NATOが6VP。その差が28VPで、結果は引き分けである。

感想

結果的には引き分けであったが、これは8Turnシナリオだったからだ。もし長期戦シナリオ(15Turnシナリオ)なら、NATOは恐らく戦線を支えきれなかっただろう。その結果、彼らは戦術核に頼るのか、あるいはあくまでも通常兵器で戦って華々しく散るのかは、神のみぞ知る。

ルールは比較的簡単である。さすがに「ピーナッツとビールを片手に」プレイできるほどではないが、基本的には移動戦闘の繰り返し(オーバーランもない)なので、プレイ自体はサクサク進む。面倒なのは移動のタイプが色々あることと攻勢支援マーカーや化学兵器の扱いぐらいだが、これも慣れればたいしたことはない。

全般的なプレイの展開は、兵力に勝るWP側が化学兵器と攻勢支援マーカーを頼りにNATOの弱点部を攻撃することになる。NATO側は兵力が足りないので、消耗戦に持ち込まれたらかなり厳しい。地形を駆使し、攻勢支援マーカーを航空攻撃で制圧しつつ、可能な限り時間稼ぎをすることになるだろう。8Turnシナリオであれば、自軍の損害を度外視して土地を守ることも不可能ではない。ただし15Turnシナリオの場合、NATOがWP軍の攻勢を食い止めるのは相当至難の業だと思われる。

本作の出版された後、程なくして傑作として名高いGDW社の「The Third World War」(以下、TTWW)が出版された。本作とTTWWを比較すると、ユニットスケールは両方とも師団単位でほぼ同じだが、マップの広さが違っている。本作の方がヘクスの対向距離が小さいため(1Hex=15マイル(24km)、TTWWは45km)、師団の守備範囲が小さい。従ってTTWWよりも本作の方が守りにくい。また本作では抽象的に表現されている航空兵力が、TTWWでは機種名まで入ったユニットによって具体的に表現されている。そのあたりの「味付け」で、本作よりもTTWWの方が「受けた」ということは確かだろう。

兵器やメカの表現はウォーゲームにとって本質ではない。しかしながら兵器やメカの表現はウォーゲームにとって大きな魅力を秘めたアイテムであることは間違いない。そういった点が本作よりもTTWWの方が一般的に高い評価を受けた理由かもしれない。

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角館市街の郊外、角館の駅からなら20~30分ほどの場所にあるラーメン屋さんです。
カウンターが数席のみの小さい店でした。

今回注文したのは「丸鶏旨味味玉中華そば」という880円のメニューです。これが超絶超絶旨かったです。味は普通の醤油ラーメンなのですが、スープの味がとにかく丁寧で優しい。喉越しがすごくスッキリしています。
緬はやや太めのストレート面。これがさっきの醤油味のスープと実に相性が良い。ストレート面がツルツルと入ってくる味は、まさにラーメンの芸術と言って良い味でした。

駅から少し遠いのが気になりますが、徒歩圏内だし、角館の町歩きの際には立ち寄ってみたいお店です。

お奨め度★★★★

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毎回リストアップするのが面倒なので、「やりたいゲームリスト」を作成しました。
なお私が保有していないゲームは【未保有】というマークをつけています。
またプレイ経験のないゲームは【未体験】マークをつけています。
未体験ではないけど、練度不十分なゲームは【初心者】マークをつけています
また【供養】と書かれているゲームについては、意味はご想像におまかせします。

注:以下はあくまでも目安なので、実際の対戦時には調整させて頂く場合もあります。
注:以下の内容は適宜変更される可能性があります(最終更新:2023/05/17)

1.熱烈希望

今、一番やりたいのはこれ

もりつち「海空戦!南太平洋1942」
もりつち「ソロモン夜襲戦」
もりつち「欧州海域戦」
もりつち「決戦、アバオアクー」
CompassGames「The Third World War - Designer Signature Edition」
CompassGames「Blue Water Navy」
GMT「Red Storm - Baltic Approaches」
GMT「Red Storm」
GMT「Operation Dauntless」
GMT「Empire of the Sun」(2nd)
GMT「Twilight Struggle」
GMT「MBT」シリーズ
GMT「Panzer」シリーズ
GMT「Stalingrad'42」
GJ別冊「信長最大の危機」
VG「3rd Fleet」
VG「5th Fleet」
VG「7th Fleet」
VG「Hell's Highway」
GDW「Air Superiority」(シリーズゲーム含む)
CoA「The Speed of Heat」
CoA「Whistling Deatg」(WW2超精密空戦ゲーム)
Game Journal「激闘関ヶ原」


7th Fleet

Panzer


誰の対戦でも受ける(でもボロ負けしたらゴメンナサイ)

AH「Russian Front」
AH「Napoleon at Bay」
AH「Submarine」
AH「GCACW - Here Come the Rebele」
AH「Squard Leader」
AH「Cross of Iron」(未所有)
GMT「North Africa'41」
GMT「France'40」
GMT「Holland'44」
GMT「Down Town」
GMT「Elusive Victory」
GMT「Ardenness'44」(2nd)
GMT「Zero!」
GMT「Wild Blue Yonder」
GMT「For the People」
GMT「Labyrinsh」
GMT「Paths of Glory」
GMT「Next War Taiwan」【未体験】
GMT「Next War Poland」
SSG/HJ「Pacific Fleet」
CompassGames「Saipan - The Bloody Rock」【未保有】
CompassGames「Guam - Return to Glory」【未保有】
CompassGames「Dooms Day Prohect」
CompassGames「The Little Land – The Battle for Novorossiysk」【未保有】
CompassGames「Blue Water Navy」
CompassGames「The War for the Union」
CompassGames「NATO - Designer Signature Edition
CMJ別冊「太平洋戦記」
CMJ別冊「インペリウム」
CMJ別冊「独ソ戦2」
CMJ別冊「No Retreat!」
CMJ別冊「大西洋戦争(Vicory at Sea)」
CMJ別冊「Legend Begins」
CMJ#92「Red Dragon Rising」
CMJ#90「ソロモンズ・キャンペーン」【未体験】
CMJ#78「天下強奪」
CMJ#48「Decision in France」
WGJ#13「最後のサムライ - 西南戦争」
GJ#83「ノルマンディ強襲」
GJ#81「米中激突・現代海戦台湾海峡編」
GJ#74「日中韓・現代海戦三国志」
GJ#76「独眼竜政宗」
GJ#75「SS装甲師団長」
GJ#73「沖縄の落日」
GJ#68「西国の雄」
GJ#43「ドイツ装甲師団長2」
GJ#41「ワーテルローの落日」
GJ#40「日本海決戦1905」
GJ#36「真田軍記」
GJ#35「激闘グデーリアン装甲軍」
GJ#29「激突!バルジ突破作戦」
GJ#4「激闘!マンシュタイン軍集団」
GJ#2「戦略級関ヶ原」
Hexasim「Liberty Roads」
GJ別冊「大東亜戦争」
MMP「BCS ARRACOURT」
MMP「BCS Last Blitzkrieg」【未保有】
MMP「BCS Baptism by Fire」【未保有】
MMP「TCS - Race for Bastogne」【未保有】
MMP「ASL」
MMP「Shifting Sands」
LPS AtO#29 Buffalo Wings
DG S&T#283 Fail Safe【未体験】
LNL「World at War」
New England Simulation「The Jaws of Victory」
天下布武「砂漠の嵐作戦」
Matrix Games「Carriers at War」
もりつち「PFB」(APBAライクな野球ゲーム)

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2.熱烈希望

ただし技量等の問題で対戦可否については調整させて下さい

GMT「Next War Korea」
GMT「Conquest and Consequence」【未体験】【未保有】
GMT「Dark Summer」【未体験】【未保有】
LPS AtO#14 Chennault's First Fight【未体験】
LPS AtO#17 Imperial Sunset【未体験】
SSG/EP「関ヶ原1600」【初心者】
Columbia「Rommel in the Desert」【未体験】
Draco「Normandy - The Beginning of the End」
AH「War and Peace」
AH「Frederick the Great」【未保有】
VG「Korean War」
SPI「Mech War 2」

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3.希望

AP「Midway」
AP「Strike South」
AP「Arctic Convoy」
AP「Eastern Fleet」
GMT「Saerno'43」【未保有】
GMT「Normandy'44」(2nd)
GMT「Caucasus Campaign」
GMT「Triumph and Tragedy」
GMT「The US Civil War」
GMT「Barbarossa to Berlin」【未体験】
CMJ別冊「死闘!北方軍集団」【未体験】
CMJ別冊「装甲擲弾兵/東部戦線」
CMJ別冊「アイアンボトムサウンド3」
CMJ別冊「No Retreat2」【未体験】
CMJ#133「グレネード作戦」
CMJ#132「マンシュタインの切り札」
CMJ#124「シ号作戦」
CMJ#110「尖閣ショウダウン」
CMJ#99「The Iron Dream」【未体験】
CMJ#97「Battle for Korsun」【初心者】
CMJ#94「ビルマ電撃戦」【初心者】【供養】
CMJ#88「アリューシャン・キャンペーン」【初心者】【供養】
CMJ#87「バルバロッサ」【未体験】
CMJ#85「レッドタイフーン」
CMJ#82「Second Front Now」
CMJ#82「張鼓峰1938」【未体験】
CMJ#81「パットン第3軍」
CMJ#76「ヴェルキエ・リーキ」【初心者】
CMJ#72「第1次世界大戦」
CMJ#65「シナイ半島73」【未体験】
CMJ#58「Korea95」【未体験】
CMJ#56「Turning the Table」【未体験】
CMJ#5「Victory at Normandy」【未保有】【初心者】
GJ別冊「幸村外伝」
GJ#88「激闘!ロンメル&マッカーサー」
GJ#87「新信長風雲録」
GJ#86「戦略級三国志英雄伝説」
GJ#84「応仁の天下」
GJ#80「長元記:長宗我部元親奮戦記」
GJ#72「九州三国志」
GJ#71「幸村外伝 Episode-0」
GJ#70「第3帝国の盛衰」
GJ#63「クルスク南方戦線」
GJ#60「本土決戦1945」
GJ#56「江戸幕府の黄昏」
GJ#55「関東制圧」
GJ#53「激闘!スモレンスク電撃戦」
GJ#52「信玄上洛」
GJ#50「フリードリヒ最大の危機」
GJ#47「激闘!スターリングラード電撃戦」
GJ#46「謙信上洛」
GJ#42「マンシュタイン最後の戦い」
GJ#38「賤ヶ岳戦役」
GJ#31「文禄朝鮮の役」
GJ#28「諸国民戦争1813」
GJ#28「春秋戦国」【供養】
GJ#16「ビルマの落日」
GJ#13「ドイッチュラント・ウィンターゲルト」
GJ#13「ロンメルアフリカ軍団」
GJ#12「壬申の乱」【未体験】
GJ#10「旅順口強襲」
GJ#9「激闘!キエフ奪回作戦」
旧GJ#63「太平記」
Hexasim「Victory Roads」
MMP「OCS-Korea」
MMP「OCS-Sicily 2」
DG S&T#263「Cold War Battles 2」【未体験】
L2D「Breakout Normadny」【初心者】
LPS Ato A2008 Operation Cartwheel
VaG「Hannibal:Roma vs Carthage」【未体験】
SA「Gettysburg 1863」【未体験】
SA「Sakahalin 1945」【未体験】
SSG/EP「朝鮮戦争」【初心者】
TDF「ラコックの陰謀」
AH「Flight Leader」
AH「PanzerLeader」【未保有】
AH「Victory in the Pacific」【未保有】
PeriodGames「国防軍の夜2」【未体験】

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4.対戦可能、ただしメインディッシュにはしたくない

DVG「Down in Flames」
CMJ_WGHB「田原坂」
CMJ_CTS「零戦!海軍航空隊の戦い」
CMJ_CTS「南太平洋海戦」
CMJ_CTS「F-16 ファイティングファルコン」
CMJ_CTS「Tanks+」
GMT「Battle for Moscow」(C3i Nr.25)
CMJ#119「皇帝ナポレオン」
CMJ#119「国内戦役1814」
CMJ#114「珊瑚海キャンペーン」
CMJ#111「常徳殲滅作戦」
CMJ#102 ドイツ本土決戦/日本本土決戦
GJ#32「関ヶ原大作戦」
GJ#26「秀吉頂上決戦」
GJ#22「レイテ湾強襲」
GJ#16「硫黄島」
WGJ#6「箱館湾海戦」【供養】
WGJ#8「志士の時代」
WGJ#15「八王子城攻城戦」
WGJ#16「会津、戊辰戦争」【供養】
bonsai「The Rise of Blitzkrieg」
bonsai「大東亜共栄圏」

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5.いつかやりたいなぁ・・・(今すぐは無理だけど)

MMP「The Devil's Cauldron」【未保有】
MMP「Where Eagles Dare」【初心者】
SPI「The Next War」【未体験】
SPI「NATO Division Commander」【未体験】
DG「War in the Pacific」【未体験】
DG「Advanced Pacific Theaterof Operations」【未体験】
CoA「Command at Sea」【未体験】
CoA「Harpoon」【未体験】【未保有】
CoA「Persian Incursion」【未体験】
GMT「A World at War」【未体験】
同人「英国海軍」【未体験】

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暇力: 50人企業の経営者が実践する一番「ユルい」令和の働き方

松本毅史 けやき出版

「会社になんて来なくてOK」「仕事よりもプライベートを優先して」「仕事はさっさと終わらせよう」「短時間で高収入こそ正義」「副業もご自由に」。
本書でのメッセージは衝撃的だった。こんな仕事をしてみたいと思う強く惹かれる自分がいた。
そして本書の内容は期待を裏切らないものだった。本書には筆者が提唱する「暇な仕事」の考え方とその実現方法が詳しく表現されている。本書を読めば「暇力」の本質が理解できる。
本書に書かれたメッセージをいくつか紹介しよう。
・社員に「媚びる」ような福利厚生施策は社員の定着に貢献しない
・リーダー資質を磨くためには失敗を経験させる必要があるが、日本の企業では失敗を避けるような仕組みになっている
・「苦労が報われる」という発想は危険である
・成功には再現性がないが、失敗には再現性がある
・シェアや資本拡大が経営目標になると、従業員も強制的にその一部になってしまう
・崇高な経営理念は、理念を利用した従業員搾取(理念搾取)である
・本当に良い会社なら経営者が会社にいなくても動くはず
・情報の民主化が会社を良くする
・自分で考えて行動できる人が住みよい会社になる必要がある
・・・
これらのメッセージを見ると、自分の知っている会社と真逆なことに気づく。福利厚生と言えば強制イベント、ハードワークを崇高なものとする企業文化、失敗から学ばず同じ失敗を繰り返す、企業体力を無視したシェア拡大、理念の押し付け、情報の閉鎖性(ISMSの強要)等等。なぜ自分が会社を好きになれないのかを理解できたような気がした。

暇力: 50人企業の経営者が実践する一番「ユルい」令和の働き方

P.S. ChatGPTですら自由に使えない日本の企業に未来はないと思う。

お奨め度★★★★


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