釧網線は北海道東部、釧路と網走を結ぶ全長162kmのローカル線です。
列車の本数は全線走り抜ける列車が1日往復5本と少ないのですが(それでも一昔前よりは増えた気がする)、途中にオホーツク海、知床半島の入口である知床斜里、日本百名山で知られている斜里岳、神秘の湖摩周湖、屈斜路湖、遠くに見えるのは阿寒の山々、そして釧路湿原と見所の多い路線です。
今回、その釧網線に乗ってみました。

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2日目のスタートはJR清里町駅。始発の釧路行きは0739発です。列車は昨日と同じキハ54系ですが、何だか外装がライトブルーでカラフルになっている。こういうラッピングは楽しいのでどんどんやって欲しいです。

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列車は次の次の緑駅で停車。ここは網走と釧路の中間付近にある峠の駅です。ここで列車のすれ違いがあり、網走行きの列車と待合せます。

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峠を越えると川湯温泉駅があり、さらにその2つ先が弟子屈町の中心駅である摩周駅。このあたりも有人駅で、それぞれ数名のお客さんが乗り込んできました。

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塘路が近づくと釧網線の見所である釧路湿原が見えてきます。この日はやや曇っていてその点が少し残念ですが、それでも世界有数の湿原地帯の景観を十分に堪能させて頂きました。

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ちなみに塘路駅は釧路湿原観光の中心駅。駅前には民宿やカヌーなどのアクティビティ業者が軒を連ね、駅前には観光案内をするガイドさん達がチラホラいます。

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釧路駅には1000過ぎに到着。釧路駅には観光列車が停車していました。「ロイヤルエクスプレス」という車両ですが、後で調べた所、普段は伊豆方面で走っている車両だそうです。

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