福岡県の大宰府市。古代から中世にかけてはしばしば歴史の舞台に登場する大宰府。
水城は大宰府を守る防衛施設の1つだ。博多湾から大宰府に向けて官道が走っており、その右手には大野城、左手には小水城がある。水城はその間を埋める位置づけになる。

写真33

水城趾はJR線や西鉄、九州自動車道や国道3号線を丁度横切るような形で残っている。城跡といってもまっすぐ伸びる人工の丘陵地帯で、その規模はかなり大きい。東の端に水城舘という施設があり、その周囲が史跡として整備されている。

写真00
写真01
写真02
写真03

城と言っても天守や石垣がある訳でもなく、やや趣の異なる古城だが、こういう城も良いのではないだろうか。

お奨め度★★