羽田から新千歳空港へ

冬休み初日。早朝の羽田空港は大混雑である。オミクロン株という新たな脅威が迫り、諸外国では軒並みコロナ感染が再爆発しつつある中、少なくとも表面上は我が国のコロナ禍は一段落しつつある。(この記事は2021年12月29日に書いている)
「この機会を逃さず」
と思うのは誰もが同じ。かくいう私も慣れない航空会社のチェックインにとまどり、危うく乗り遅れる所であった。

私が乗ったのはAirDoの0650発新千歳行き。機内は「ほぼ」満席状態だったが、完全な満席状態ではなかったらしい。旅行者が増えてきたとはいえ、やはりコロナの影響はまだまだ健在という訳か・・・。眼下を見ると、初冬の首都圏が朝日を浴びて綺麗に見える。

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しばらく飛行すると、眼下に雪に染まった山々が見えてくる。大きな平地は米沢盆地か?。しばらく飛行すると雲が出てきて下方の地形が見えなくなる。気が付くともうそこは北海道。飛行機は新千歳空港へのファイナルアプローチに入っている。

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新千歳空港から小樽へ

新千歳空港には定刻より約20分遅れて到着した。空港に直結した新千歳空港駅に出て、0906発の快速「エアポート」に乗る。この列車は札幌経由で小樽へ直行する。札幌までもそこそこ人が乗っていたが、札幌から小樽までの方が客が多かった。まるでラッシュ時のような状況。恐らくその大半が小樽への観光客なのであろう。私は新千歳空港から座りっぱなしだったので、車中の喧騒を尻目に外の景観を楽しんでいた。

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小樽から余市へ

小樽にはほぼ定刻の1020頃に到着した。乗り換え時間が少しあったので、駅の外に出てみる。

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次の列車は小樽1053発の倶知安行きである。ローカル線の鈍行列車。ガラガラというイメージが強いが、この路線はいつも混んでいる。混み具合というのは旅客需要を輸送容量で割算した結果である。旅客需要に合わせて輸送容量を減らせば、混雑度はそう変わるものでもない。

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幸い座席は取れたので座っていく。この路線。景観が良いのは倶知安付近から南の方になるのだが、今回の目的地余市まではそれほどビックリするような景観がある訳でもない。
30分ほどの乗車時間の後、列車は余市に到着した。

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つづく