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旭川から糠平

翌日は移動距離が小さいので比較的ゆっくり出発。1030旭川駅前発の都市間バス「ノースライナー」に乗る。これは旭川と帯広を結ぶ都市間バス。北海道第2の都市旭川と道東地区の中心都市帯広とは鉄道の便が悪く、まともに行こうとすると一旦札幌に出なければならない。従ってこの間の公共交通は殆どバスの独壇場。狩勝峠を超えるバスが1日2往復、三国峠を越えるバスが1日1往復走っている。所要時間はいずれも3~4時間である。

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年末のバスはほぼ満員の状態で旭川を出発。雪の降る中国道39号を北東に向かう。旭川から愛別付近までは帯広に近づく方向ではなく、やや離れる方向へ向かう。愛別から国道は東へ向きを変え、山中に入っていく。
約1時間で上川に到着。JR石北本線上川駅前にバス停がある。そこから道は山中に入っていき、標高を上げて行って30分ほどで大雪山系への登山基地として有名な層雲峡に到着する。層雲峡のバス停は吹雪のような状態になっていた。

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層雲峡から糠平までは途中の途中で北海道の国道最高地点である三国峠を越えていく。三国峠を越えるまでは吹雪いていたが、三国峠の南側は綺麗に晴れていた。

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糠平には定刻に到着。午後の糠平バス停では青空が映えていた。

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つづく