こんにちは。
 PFB2005戦力分析。前回までで12球団すべてについて解説を終えました。今回はそのまとめとして、セパ両リーグ全球団の戦力を総括的に眺めてみたいと思います。

 (注)PFBとは、サイコロとカードを使ってプレイするタイプの野球ゲームです。選手1人が1枚のカードになっていて、カードの数値とダイスの結果を照合しながら試合を進めていきます。1試合のプレイ時間が20~30分なので、その気になれば年間140試合前後をプレイすることも可能です。
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 パリーグについてはマリーンズの強さとイーグルスの弱さが目を引きます。まずイーグルスですが、残念ながら戦力的に他球団と隔絶しているので、最下位脱出は非常に困難だと思われます。下手をすると100敗を喫してしまうかもしれません。PFB2005のフルキャンペーンをプレイしようとする場合、最初のネックは「誰がイーグルスを担当するか?」ということになるのかもしれませんね。
 マリーンズについては、投打守いずれの分野でも他チームを上回っていて、総合力でもずば抜けています。レギュラーシーズンでマリーンズの1位通過を阻止することは非常に困難だと思われます。しかしパリーグにはプレイオフ制度があります。それが(史実とは逆の形で)マリーンズにとって負荷になるかもしれません。短期決戦ならば各チームとも色々と策を楽しめそうです。ライオンズならばエース松坂大輔と強力打線でマリーンズを押し切ることもできるし、ホークスの場合も杉内、和田らの投手起用でマリーンズを翻弄することも期待できそうです。
 2位~5位はあまり大きな差はありません。各チームとも団子状態で、どのチームがプレイオフに進出しても不思議ではないと思います。


 タイガースが頭1つ突き出ていますが、パリーグにおけるマリーンズほどではありません。他の5球団にも十分チャンスがあります。他の5球団についてはチーム力に大きな差異はないと思われます。史実最下位だったカープにしても、戦い方によればAクラス入りを狙うことができそうです。ただ「優勝争い」となると話は違ってきます。優勝争いに加わるためには、どうしてもそれなりに優秀な投手陣が不可欠です。下位2球団(ジャイアンツ、カープ)はその点において及ばない点が多いですから、タイガースとの優勝争いに参入できそうなのは、スワローズ、ベイスターズ、ドラゴンズぐらいになるのかも知れません。