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 (写真1)只見町福井で撮った伊南川(只見川の支流)
 (写真2)栃木県藤原町中三依付近の国道121号
 (写真3)五十里湖(栃木県藤原町)
 (写真4)地図

冬の奥会津を走る(2)

前回まで

 [前回 http://blogs.yahoo.co.jp/mk2kpfb/29687431.html]
 先日、日帰りで奥会津へ写真旅行に出かけました。早起きして早朝に出発。高速道路をひた走り、福島県会津坂下ICからは国道252号線を走って只見まで行きました。

国道289号(只見-->田島)

 只見駅前の交差点を左折して国道289号に入ります。国道289号線は福島県いわき市と新潟県新潟市を結ぶ山岳道路です。未だ未開通の峠が2ヶ所あります。今回はこの道路を使って只見から会津田島を目指します。最初は只見川の支流に沿って走ります。途中「日本一の売場面積の古本屋」とか、いくつかの温泉を横に見ながらさらに奥地を目指します。積雪量は多いものの、高い山や深い渓谷が少ないので景観的な面白さは252号線ほどではありません。
 南郷村で左折し、山道を登っていきます。駒止峠をトンネルで抜けると前方に視野が広がり、眼下に田島町が広がってきます。

国道121号(田島-->宇都宮)

 田島からは国道121号線を南下して宇都宮を目指します。国道121号は栃木県益子町と山形県米沢市を結ぶ全長約250kmの道路です。私は以前に喜多方から日光までこの道を走ったことがあります。喜多方より北へこの道を使って走ったことはありませんが、機会があれば米沢まで車で行ってみたいですね。
 このあたりまで来ると雪の量も随分減ってきます。道路周辺の風景も人工物が随分多くなり、コンビニとかファミレスとかビデオ屋とかいったようなものも増えてきて、「人の住んでいる雰囲気」になってきます。それもそのはず。この辺りは東武鬼怒川線の延長路線とも言うべき野岩鉄道が走っています。東京の浅草まで直通の快速も出ていますから、思いの外便利な場所です。余談ですが、私がまだ鉄道にそれほど詳しくなかった頃、「東武線に乗って会津若松まで行ける」(厳密には間違い)と聞いた時には結構驚いたものです。
 山王峠で県境を越えて栃木県に入ります。景勝地として有名な五十里湖を通りましたが、積雪量が思いの外少なかったので、景観的にはつまらなかったです。龍王峡まで降りてくると雪は殆ど残っていませんでした。

 こうして奥会津から栃木県の宇都宮まで200キロ強のドライブは終了です。あとは宇都宮から東北自動車道に乗り、ひたすら家をめざしました。東京に入ってから首都高がちょっと渋滞したので時間がかかってしまい、家に戻ってきたのは午後7時過ぎでした。
 全行程約800キロ。所要時間14時間以上の強行軍でした。

おわり