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(写真)第3ターン移動フェイズ。日本駆逐艦の放った酸素魚雷が米巡洋艦を捉えた瞬間

ルンガ沖夜戦


前回お知らせした「ソロモン夜襲戦」のサイバーボード版シナリオをプレイしました。
シナリオタイトルは「タナカ、恐るべし」
ルンガ沖夜戦を扱った史実シナリオです。
ガダルカナル島に対する夜間輸送任務に赴いた日本駆逐艦8隻を米軍の巡洋艦隊が奇襲した戦いです。
日本軍が卓越した夜戦技量により兵力面での劣勢を跳ね返し、見事な勝利を収めた戦いです。
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セットアップ

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上の写真を見て下さい。これは本シナリオのセットアップ時の状況です。
日本艦隊は警戒艦の「高波」(DD1)を左翼に展開し、主力は旗艦「長波」(DD2)を中心として前方に第15駆逐隊の「陽炎」級駆逐艦4隻(DD3~6)、後方に第24駆逐隊の「白露」級駆逐艦(DD7,8)という布陣です。
米艦隊は前衛に駆逐艦4隻(DD1~4)、中央に巡洋艦5隻(CA1~4,CL1)、その後方に駆逐艦2隻(DD5,6)という並びの単縦陣です。この戦い以降米軍が好んで採用した水上戦闘用の布陣です。

ゲーム展開

第1ターン

両軍とも速度はそのまま。連合軍は第1~2ターンは移動制限が課せられていて旋回することができない。
米巡洋艦「ペンサコラ」(CA3)が距離13キロから照明弾を発射。それが日本駆逐艦「親潮」(DD3)、「黒潮」(DD4)を照らし出した。「ニューオーリンズ」(CA2)、「ペンサコラ」(CA3)、そして前衛駆逐艦4隻が射撃を開始した。「ペンサコラ」の射撃が「黒潮」を捉えた。2発が「黒潮」に命中。その8インチ砲弾は誘爆を引き起こして「黒潮」は損害4。「黒潮」は大破した。
前衛に突出した「高波」に対しては米駆逐艦4隻が射弾を集中した。夾又弾は得られたものの命中弾はなし。「高波」は魚雷8本を米艦隊向けて発射した。

 写真:第1ターン終了時の状況
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第2ターン

損傷した「黒潮」は速度10ktでよろよろと戦場を離脱。残った各艦は速度を30ktに上げた。米艦隊は速度そのまま(20kt)。
「高波」の放った魚雷が「ペンサコラ」を捉えた。3本が「ペンサコラ」に命中。「ペンサコラ」轟沈。
米艦隊の反撃。「ニューオーリンズ」(CA2)が「親潮」(DD3)を砲撃。距離6km。3発の8インチ砲弾が「親潮」に命中した。その1発が「親潮」の弾薬庫を貫いた。「親潮」轟沈。
「ホノルル」(CL1)、「ノーザンプトン」(CA4)が「高波」(DD1)を砲撃。距離6km。「ホノルル」の放った6インチ砲弾3発が「高波」に命中。ダメージ3。「高波」中破。
日本駆逐艦5隻が米艦隊を砲撃。「フレッチャー」に2発が命中。ダメージ2。「フレッチャー」小破。
日米艦隊魚雷発射。

 写真:第2ターン終了時の状況
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第3ターン

日本艦隊の放った魚雷計32本が米艦隊を捉えた。
「涼風」「江風」の放った16本は1本が「ミネアポリス」に命中。ダメージ8で「ミネアポリス」小破。
「陽炎」「長波」の放った16本は3本が「ニューオーリンズ」に命中。「ニューオーリンズ」轟沈。
損傷した「ミネアポリス」に対して「長波」「陽炎」「巻波」が距離7.5kmで行う。5発の5インチ砲弾が命中。距離が遠いためにダメージは小さかったが、それでもダメージ2を適用。「ミネアポリス」の累積損害は10に達した。「ミネアポリス」中破。
「巻波」が魚雷8本を発射。
米艦隊の魚雷は性能不足のため回避運動に入った日本駆逐艦を追い切れない。

 写真:第3ターン終了時の状況
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第4ターン

「巻波」の放った魚雷の2本が「ホノルル」に命中。誘爆を起こした「ホノルル」は洋上に停止した。
唯一無傷に残った「ノーザンプトン」を「長波」「涼風」「江風」が砲撃。距離6km。5インチ砲弾6発が次々と「ノーザンプトン」に命中。しかも距離が近かったために5インチ砲弾は十分な威力を発揮した。2発が機関室に飛び込んで「ノーザンプトン」の速度を10ktにまで低下させた。ダメージ4で「ノーザンプトン」小破。

第5ターン以降

速度の低下した米艦隊は日本艦隊を追うことができない。魚雷を撃ち尽くした日本艦隊もこれ以上積極的な交戦はせず、戦場を離脱した。

両軍の損害

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 勝利得点:日本軍168点、連合軍42点

感想

「ソロモン夜襲戦」をサイバーボードでプレイしたのは今回が初です。プレイ時間は約2時間。慣れない間は少し面倒な所もありましたが、慣れてくると色々と便利です。艦隊を丸ごと移動したりできるのは、サイバーボードならではです。
サイバーボードの場合、リプレイを書くのが楽ですね。プレイ中にダイスを振ったり、駒を動かす場合、相手に「このダイスは何なのか」「今はどのフェイズなのか」を知らせるためにメッセージを書かないといけないので、それが自然とリプレイの記録になって残るのです。一々デジカメで写真を撮る必要がないのが嬉しいです。

細かい点では色々と改修の余地が出てきました。
例えば「大破」「小破」等のマーカーは透過色を使って背後が見えた方が良い。数値マーカーも透過色を使いましょう。「沈没」マーカー(サイバーボードオリジナル)はやっぱり日本語にしたい。「夾又」マーカーもあった砲が良いのかなあ・・・?。これは保留。あと「記念写真」を撮るのに便利なように「記念写真ボード」も用意しましょう。

あとシナリオの感想ですが、今回は史実以上の結果になりました。今回はダイスもかなり日本軍に有利で、魚雷も期待値以上の命中率を発揮しました(発射48本、命中9本、命中率19%)。逆に日本軍のダイスが奮わずに魚雷が外れまくると、日本軍にとって悲惨な結果になるでしょう。そういった意味からはやや単調なシナリオですが、ダイス目さえ恵まれれば「精鋭、第2水雷戦隊」を堪能できるので、日本軍ファンにはお奨めできるシナリオになりそうです。

という訳で誰か「ソロモン夜襲戦」のメール戦やりませんか?

ところで

サイバーボードで時々日本語が化けるんですよね。元々向こうのソフトだから仕方がないのですが、「判定」という文字が化けるのは頂けません。「命中判定」「損害判定」が「命中チェック」「損害チェック」になってしまうのはちょっと悲しいです。