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C3i Squadron Pack 1 "Fighters"

今回発注したゲーム類の中で大本命が、この"Squadron Pack 1"です。
Down in the Flames(DiF)シリーズの追加機体を集めたパックです。Air Forceシリーズ(AH)のエクスパンションキットに相当するパッケージと言えるのではないでしょうか。この作品については機会を見つけてもっと詳しい解説を書きたいのですが、今回は登場機種を簡単に紹介するに留めておきましょう。

ドイツ機

Ta-152H-1、Bf-109G-6/R6、Bf-109K、Fw-190Fが登場します。数こそ計4種類とやや少なめですが、いずれも極めて特徴的な性能を持っています。Bf-109G-6/R6は機動性こそやや平凡ながら、大火力と特別ルールメタノールブースターが素敵。Bf-109KはP-51D、P-47Nに匹敵する機動性能と重火器マーカーが魅力。Ta-152H-1に至っては、大火力と高高度の機動性でP-51DやP-47Nすらも凌駕しかねない超高性能機です。

アメリカ機

P-40F、P-40N、P-51Aの3機種が登場しますが、ちょっと寂しいラインナップです。P-40FとP-40Nを比べると、何故かP-40Fの方が強いという不思議なレーティングになっています。

イギリス機

Gladiator、Fulmar、Hurricane2C、Typhoon、Tempest、MosquitoFB1が登場します。Tempest Mark 5はさすがに高性能で、高高度性能を除けばP-51DやP-47Nとも互角以上に戦える性能を有しています。反対にMosquitoは意外と平凡。このスケールのゲームでMosquitoの魅力を表現するのは少し難しいのかも知れませんね。Fulmarについてはまあ予想通りの性能です。インド洋で零戦のカモになっていただきましょう。

ソ連機

I-153、LaGG-3、Yak-1、La-7、Yak-9U、P-63Aが登場します。この中で列国の水準に達している機体はYak-1La-7Yak-9Uで、Yak-1は一応Bf-109Eと互角に戦えるだけの性能を有し、La-7はコルセアと瓜二つの性能、Yak-9Uは高高度性能を除けばP-51Dと互角に戦えます。P-63Aがソ連機として扱われているのは恐らく歴史的な経緯からでしょう。1944年という登場時期を考えればやや平凡な性能のP-63ですが、一応重火器マーカーが使えるので、相手が二流機や旧型機ならそれなりに戦えるでしょう。

イタリア機

CR-42、M.C.200、G.50bis、MC.202、M.C.205Vが登場します。運動性重視のイタリア戦闘機は日本機に非常に似た特性を持っています。例えば1941年登場のM.C.202は、データを見れば我が一式戦と瓜二つ(防弾性でややM.C.202が上)だし、1943年登場のM.C.205Vは、四式戦の初期型と瓜二つです。

日本機

海軍のJ1N1-S"月光"と陸軍のキ45改"屠龍"が登場します。たった二機種とは日本人として少し寂しい気もしますが、日本機の多くは"Zero"及び"Corsair & Hellcat"で登場済みなので、こんなもので良いのかもしれません。

フランス機

Potez631、Hawk75A-1、MB-152、D.520が登場します。この中でBf-109Eと互角に渡り合えるのはD.520だけです。Hawk75A-1が登場したのは嬉しい限りです。元々は米国製のこの戦闘機には様々な伝説がありまして、機会があれば紹介したいなあ、と思っています。

その他

英連邦、ポーランド、ルーマニア等の戦闘機も登場しますが、特筆するほどではありません。

最後に

これだけ色々な飛行機を一気に紹介してしまったのは勿体無かったですね(笑)。数回に分けて紹介するほどのボリュームと魅力を持ったゲームパッケージであることは間違いありません。今後も機会を見つけて、このパッケージに収録されている魅力的な機体を紹介していきたいと思います。

おわり