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(写真1)椹島のキャンプ場。南アルプス南部の登山基地です。
(写真2)赤石小屋。今日は宿泊客で満杯状態でした。
(写真3)赤石小屋の夕食。これで\2000は高いですが、ここまで材料を持ち運ぶ手間を考えると仕方がありません。


1日目

とにかく出発。椹島ロッジを出るといきなり赤石岳へ向かう鉄製の階段があります。それを上りきると急な登山路。体がまだ馴染んでないから急な斜面はきついきつい。景観のない樹林帯の中を登っていくだけなので、写真もなければ書くこともありません。とにかくしんどいだけです。それでも最初の1000mぐらいはそれなりに順調で着実に標高が増えていくので充実感を持って登ることができました。2度ほど休憩し、食事をしたり、冷たい水を飲んだり・・・。

標高2000mを越えたあたりからかなり疲労が濃くなってきました。1歩1歩が足が重い。標高2400m付近に小ピークがあるのですが、そこに辿り着くまでが辛かった。小ピークに着いたのは1230過ぎで、椹島から歩き始めてから3時間以上経過していました。ここから赤石小屋まであと一息。かなり苦しい状態でしたが、なんとか歩き続けました。
目の前に人工物が見えてきたら、そこが目指す赤石小屋です。時刻は1320。椹島から歩き始めて4時間と少しが経過していました。コースタイムが小ピークを過ぎてからここまでは思ったよりも楽でした。コースタイムは5時間30分なので、それに比べると1時間以上短縮できたことになります。先週までの「訓練」の成果が出たのかな?。
(こう書くと、いかにもアッサリ登ったように感じるかも知れませんが、登っている途中は結構辛かったんですよ)

当初予定していた千枚小屋が「満員」ということでこの赤石小屋を初日の宿に選んだのですが、こちらもかなり混んでいました。20人ぐらいの団体が1~2組入っているらしかったです。その為でしょうか、1人当たりの睡眠スペースは1/2畳。これはかなり狭かったですね(横のオッサンが寝返りを打ってくるので肘で突き返しました)。夕食は魚のフライと酢の物とケンチン汁。贅沢なものではありませんが、決して不味いものではなかったです。山小屋での食事としては美味しい部類と考えて良いでしょう。ケンチン汁が美味しかったです。

山小屋から少し登った場所に見晴らしの良い景勝地があります。天気が良ければ荒川三山を一望にできるはずですが、残念ながら周囲の山々にはガスがかかっていてその姿を見ることはできませんでした。


今回のコース


椹島->赤石小屋(泊)

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