(写真)北ベトナム上空を飛行するA-4「スカイホーク」の編隊(嘘)
DownTown(GMT)に着手しました
このDownTownというゲーム。かつて1度だけこのブログで紹介したことがあります。あれから早くも9ヶ月。今までずっと「やりたい」と思っていたゲームなのですが、この度ようやくルールブックを読み終えました。早速地図を広げてソロプレイ。最初はもちろん入門シナリオです。
「Surfin Bird」(波乗り鳥??)
このシナリオは「DownTown」の入門用シナリオです。USプレイヤーには2機のA-4C Skyhawkが与えられ、高速道路上を移動するNVA(北ベトナム軍)歩兵部隊に対する偵察攻撃を行います。他方NVAプレイヤーには2機のMiG-17 Frescoと隠匿配置可能な軽対空砲1駒が与えられます。目的は勿論帝國主義者の撃滅です。第1ターン
A-4Cはマップ東端より進入。高高度を飛行しつつ眼下の道路を索敵する。NVA歩兵部隊の姿は見えず。そのころハイフォン郊外のKien An飛行場からは2機のMiG-17が発進しつつあった。
第2ターン
A-4Cの姿を北ベトナム軍のレーダー網が捉えた。そうとは知らず(いやいやさすがに知っているか?)に偵察を続けるA-4Cの編隊は、遂に道路上を移動するNVA歩兵部隊を発見した。一気に低空へ舞い降りて爆撃を見舞おうとするA-4C。その真下に潜んでいたNVAの軽対空砲火が突然火を噴いた。周囲に炸裂する弾幕に驚く米軍機。第3ターン
猛烈な対空砲火を犯して爆撃を敢行する2機のA-4C。投下された爆弾はNVA歩兵部隊の周辺で炸裂するが、悲しいかな、これを撃滅することはできなかった。かくなる上は機銃掃射で・・・、いやいや長居は無用。爆弾投下を終えた2機のA-4Cは一気に中高度まで上昇。対空砲火からの離脱を図ると共に、接近しつつあるMiG-17へ備えた。そのころKien Anを発進した2機のMiG-17はようやくA-4Cに接近しつつあった。第5ターン
MiG-17が遂にA-4Cを格闘戦に持ち込んだ。しかし悲しいかなMiGのパイロットは新米兵(-2)、対するA-4Cは実戦経験を積んだヴェテランである(+1)。しかも軽荷状態における格闘戦性能ではA-4CはMiG-17に劣るものではない。MiG-17はA-4Cを「エンゲージ」することすらできず、逆にA-4Cに追い回されることになってしまった。A-4Cからの一撃を辛くもかわすMiG-17(字余り)。第6ターン
先攻を取ったNVAプレイヤーは再びA-4Cにドッグファイトを挑もうとしたが、引いてきたイニシアチブチットが「0」。NVAプレイヤーは眼前を悠々と離脱して行く2機のA-4Cをただ見送るしかなかった。プレイ時間約40分
感想
ルールブックを読んでいる間は結構細かいルールが多くて閉口しました。また実際にプレイしてもチャートが数枚に分かれているので、どこにどの表があるのか探すのが一苦労です。ただ慣れると意外とサクサク行きます。機体性能についても、常時参照しなければならないのは高度別の速度ぐらいなので(その他のデータは必要な時に参照すればよい)、もっと細かい空戦ゲームみたく「えっと、2ヘクス直進した後30度旋回して、高度レベル+2したから速度-0.5・・・」などという面倒なことはありません。細かいルールと言っても、中距離空対空ミサイル(この時期はファントムだけの専売特許!)、レーザー誘導爆弾、TV誘導爆弾、ARM、スタンドオフジャミング、CSAS、夜間航空作戦、天候、偵察任務等は、必要な時に読めば良い話です。NVA側ならば移動ルール、索敵ルール、空戦ルール、対空砲ルールぐらいを一読し、あとは必要に応じてSAMのルールを読めば事足りそうです。という訳で入門編は終了。さてさて次はどのシナリオをしようかな?。
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