超獣攻撃チーム「TAC」と税金泥棒の関係

先日「風林火山」の裏番組で「ウルトラ○ンA」をやっていたのでノンビリ見ていました。ストーリーは例によって

「どこぞの雪山に超獣が現れたぞー」

という他愛もない話だったのですが、その中に「納税者」としては許し難い所業を目にしてしまったのです。

雪山に出現した超獣を相手にミサイル攻撃を行う超獣攻撃チームの戦闘爆撃隊。しかし例によってミサイルは全く「効果なし」。業を煮やした竜隊長(仮名)は、この時驚くべき命令を発したのです。

「よし、このままファルコンを体当たりさせるぅ。全員脱出!!」

て、ちょっと待てよ。
全長数十メートルにも及ぶ巨大な戦闘機。それを超獣にぶつけるというアイデアは「なるほど日本人」と思わせるものがありますが、その前に近代科学の粋を集めた戦闘機のお値段を考えたことがあるのか、君は。当時の貨幣価値でも数億円、いや数十億円は下らないでしょう。それを何の躊躇いもなくぶつけるという隊長。こんな隊長を指揮官にしていて良いのか?。TAC?。

ちなみに決死の体当たり攻撃は、これもまた予想通り超獣に対しては全く効果がなし。貴重な戦闘機2機を犠牲にした攻撃も結果的にはただの「税金の無駄遣い」に終わってしまいました。そしてその後現れた「ウルト○マンA」によってまたもやTACは助けられたのです。

「えーえい、この税金泥棒!」

それにしてもTACの基地や戦闘機の発進シーンは「かっちょええ」ですね。

「ワンダバダバダバ、ワンダバダバダバ、ワンダバダバダバ、ワン」

というテーマソングも宜しいと思います。あとは「本来の仕事」での実力さえ伴ってくれれば・・・・。

P.S. 美川隊員って良いですね。