イメージ 1

しばらく遠ざかっていたtakobaさん自作のゲーム「帝海第3艦隊」です。
新しいルールブックが届いたので、例によって練習シナリオをプレイしてみました。
最初にプレイしたのは「ショートシナリオ1、ホーネット攻撃」です。

「帝海第3艦隊」について詳しくは-->こちら

10月26日早朝、米機動部隊の位置を特定した日本艦隊は、約60機の攻撃隊を発進させた。発進後約1時間半で米空母「ホーネット」を発見した日本軍攻撃隊は、敵戦闘機の妨害と猛烈な対空砲火を冒して突撃を開始した。時に午前7時。日米4度目となる空母決戦の幕が開けた

両軍の戦力

日本軍

零戦 2ユニット
九九艦爆 3ユニット
九七艦攻 3ユニット

米軍

F4F 3ユニット
空母「ホーネット」
重巡2隻、軽巡2隻、駆逐艦6隻
(対空火力12)

第1ゲーム

零戦の展開が遅れたため、日本軍攻撃隊は敵の妨害によって大損害を被った。艦爆1ユニット、艦攻2ユニットが米戦闘機によって撃墜され、艦爆2ユニットが対空砲火の犠牲となった。残った艦攻1ユニットは、遅まきながら登場してきた零戦隊の援護を受けて米機動部隊上空に到達。必殺の魚雷を叩き込んだ。1本が命中。しかしダメージは1ポイントに過ぎなかった。「ホーネット」小破。米軍は他に損害なし。日本軍は艦爆、艦攻計5ユニットを失った。

日本軍はユニットの引き、ダイス目共に悪かったです。零戦が現れる前に攻撃隊が全部出てきたのは不幸でした。さらに艦攻1ユニットが射点に取り付きながらも、命中魚雷はたったの1本(期待値は命中1.67本)。ダメージ数も船体1ポイントに過ぎませんでした(期待値は2ポイント)。

第2ゲーム

今回は対空砲火が猛威をふるった。対空砲火を浴びて艦攻3ユニットが瞬く間に撃墜された。高高度から侵入してきた艦爆1ユニットも、突入寸前にグラマンの餌食となる。生き残った艦爆1ユニットが高高度から突っ込んできたもの、激しい対空砲火で目標を逸らされ、輪形陣外周の軽巡「ジュノー」に爆弾1発を命中させたのが精一杯。この艦爆も離脱中に対空砲火の餌食となる。
しかし最後に突入してきた艦爆が戦果を挙げた。対空砲火とグラマンの妨害を突破した艦爆1ユニットが「ホーネット」の直上に到達。必殺の急降下爆撃を敢行した。250kg爆弾3発が相次いで命中した。離脱中の艦爆は対空砲火を浴びて四散した。
損害判定の結果、「ジュノー」は無傷。しかし「ホーネット」は構造物に3ヒット被った。「ホーネット」中破。さらに「特別被害判定」により「ホーネット」は発着艦能力を失った。日本軍は艦攻3ユニット、艦爆3ユニット、零戦2ユニットを失った。つまり全滅である。

勝利条件的には米軍の勝利ですが、「ホーネット」の発着艦能力を奪ったのだから「まあヨシ」という所でしょうか。しかし「攻撃隊全滅」とは・・・。

第3ゲーム

今回も零戦隊の展開が遅れたが、攻撃隊はグラマン相手に奮戦した。艦攻1ユニットがグラマンの餌食となったが、艦爆隊はグラマン1ユニットを返り討ちにした。激しい対空砲火が攻撃隊を迎えうち、艦爆1ユニットは急降下に入るか入らないかで爆散。艦攻1ユニットも激しい対空砲火を浴びて軽巡「サンディエゴ」に魚雷3本を命中させるのが精一杯だった。
続いて海面を這うように近づいてきた艦攻1ユニットが対空砲火をかいくぐって「ホーネット」に肉薄。遂に2本の魚雷を「ホーネット」に命中させた。喝采を上げる日本軍。
上空から艦爆2ユニットが接近してくる。対空砲火は激しく打ち上げられ、艦爆1ユニットを叩き落した。しかし残った1ユニットは対空砲火をかいくぐって投弾した。吸い込まれていく爆弾。しかし惜しいかな。投下された数発の250kg爆弾は「ホーネット」の周囲に水柱を上げただけで遂に命中弾を得ることはできなかった。
損害判定の結果、空母「ホーネット」は命中魚雷2本により船体3ヒット(中破)。軽巡「サンディエゴ」は魚雷3本の命中により轟沈した。他にF4F 2ユニットが撃墜された。日本軍は艦爆2ユニット、艦攻1ユニットが失われたが、残った5ユニットは生還した。

今回も勝利条件的には米軍の勝利です。しかし「ホーネット」中破、「サンディエゴ」撃沈の戦果を挙げ、損害が3ユニットに留まったのだから、攻撃は成功と言って良いでしょう。

感想

3ヶ月前の対戦プレイからルールがどう変わっているかが楽しみでしたが、良い方向に変化しているようです。前回は「戦闘結果のバラツキ」が気になったのですが、今回は極端にバラつくことはなくなりました。運不運による戦果・損害の大小はありますが、いずれの場合でも戦果・損害が「許容範囲内」に収まるようになったと思います。
ルールを読んでいて少し気になったのは、空戦時に振るダイスの数です。ユニットの火力に相当する数のダイスを同時に振るのですが、零戦で「8」火力、ワイルドキャットで「7」火力あるので、「ちょっと面倒かな」という懸念がありました。しかし実際にプレイしてみると、D6をまとめて振ることができるので、見た目ほど面倒ではないです。前回の版では空戦結果が「撃墜」以外に色々とバリエーションがあったのですが、今回は「撃墜」一本に絞られました。私は今回の方がシンプルで良いと思います。

少しだけ気になるのが艦爆、艦攻の命中率です。例えば攻撃力「8」の九九艦爆の場合、修正なしで投弾したとして命中期待値は2.67発となります。艦爆1ユニットが6機とすると、平均命中率は44%となります。この命中率は「少し高いかな?」という気もします。
実際のゲームでは、対空砲火その他によって命中率は低下しますし、投弾できる機数も小さくなります。個々の命中率も本来ならば全体の中で評価しなければ意味がないでしょう。そういった意味では結論は早急に出さず、もう少し色々なシナリオを試してみます。

次回はショートシナリオ2に挑戦してみます。