付録ゲームは「シンガポール陥落」。興味のあるテーマなので機会を見つけてプレイしてみたいです。
地図は普通のA1マップなのですが、ユニット数の少なさが目を引きます。日本軍は25個、英連邦軍が37個に過ぎません。ターン数も8ターンなのでプレイアビリティは良さそうです。ユニット数の大小やターン数の長短はプレイ時間に直結するので、これは重要です。
地図は普通のA1マップなのですが、ユニット数の少なさが目を引きます。日本軍は25個、英連邦軍が37個に過ぎません。ターン数も8ターンなのでプレイアビリティは良さそうです。ユニット数の大小やターン数の長短はプレイ時間に直結するので、これは重要です。
本文記事はシンガポール戦関係が主です。リプレイ、ヒストリカルノート、類似ゲームの紹介と、一通り揃っています。まだ全部は読んでいませんが、機会を見つけて読んでおきたいです。
今回のお目当ては付録の「アジアンフリート」追加ルール/追加シナリオです。ロシア軍に関する追加シナリオは、ユニット数も少なく、ターン数も手頃なので面白そうです。追加ルールもそんなに難しくなく、内容的にも納得できるものだと思います。ただ・・・、航空機による巡航ミサイル攻撃力の変更(現状では水上艦、潜水艦、航空機全て同じ)と、航空機使用巡航ミサイルの発射回数制限は入れて欲しかったです(5thフリートにはあったと思う)。
横に並んで置かれていたので買いました。値段はコマンド誌の半分以下。ページ数はほぼ同じです。付録ゲームがついていない分安価なのでしょう。消費者としてはこちら(「プランサンセット」方式)の方が嬉しいのですが、まあ出版社側には出版社の事情があるのでしょう。
記事としては、「史上最大の作戦」「朝鮮戦争」「関ヶ原」「聯合艦隊」「トワイライト・ストラグル」「太平洋艦隊」「ドライブ・オン・スターリングラード」等です。コマンド誌やGame Journal誌がゲームとは直接関係のない記事(例えば「座談会」等)でページ数を稼いでいるのに対し、こちらは純粋にゲームに直結した記事(作戦研究やリプレイ等)が多く、その点は好感が持てました。またサンセット社のゲームは他誌で扱われることが少なく、そういった意味で同社のゲームに期待したい私としては本誌の存在は有難いです。ただ、少し行間が広いのが気になりました。
一番面白かったのはPacific Fleet関係の記事です。「へー、こんな手があるのか?」と興味深く読ませて頂きました。またこの記事が単なる「奇策の紹介」だけに留まらず、Pacific Fleetの本質的な魅力について触れている点は好感が持てました。今回は連載第3回だったのですが、第1回、第2回も是非読んでみたいと思うようになりました。
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