PFB2007戦力分析。今回は東北楽天イーグルスについて取り上げてみたいと思います。なお以下はあくまでも「ゲームの中のお話」です。現実の世界と類似する個人名や組織名が登場することがありますが、あくまでも「偶然の一致」であることを申し添えておきます。また本文中で「今年」とか「今シーズン」といった言葉が出てきますが、「2007年」あるいは「2007年度シーズン」のことであるとお考え下さい。

 (注)PFBとは、サイコロとカードを使ってプレイするタイプの野球ゲームです。選手1人が1枚のカードになっていて、カードの数値とダイスの結果を照合しながら試合を進めていきます。1試合のプレイ時間が20~30分なので、その気になれば年間140試合前後をプレイすることも(一応は)可能です。
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楽天イーグルス

パリーグ上位3球団がいずれも長打力不足に悩まされていたのに対し、チーム創立3年目のイーグルスは、少なくとも長打力という点では上位3球団に見劣りしません。その中心は今年39歳のベテラン山崎武司です。本塁打43本でタイトル獲得。打率面等必ずしも手放しでは評価できませんが、それでも長距離打者が少ない今年のパリーグにあっては、その存在は際立っています。昨年の主砲フェルナンデスがやや調子を落としましたが、それでも山崎の前後を打つには十分な打力を有しています。もう1人の外国人リックは、長打力ではなく.320の高打率でチームに貢献、2年目の「ベテラン」草野大輔も今季ブレーク、鉄平、渡辺直人といった若手選手の活躍も楽しみなイーグルスの打撃陣は、パリーグの中で一番「面白い」存在といえるのかも知れません。

さて問題は投手陣。新人王となり時の人となった田中将大は、データにしてみると案外平凡。「単にパリーグ各チームが貧打過ぎただけじゃないの?」という無礼な感想も思わず出てしまいそう。その次に来るのが朝井秀樹と永井玲。いずれも能力的には平凡ですが、共に今年23歳という若さが強みかな?。新チーム結成以来期待を裏切り続けた岩隈久志も、今年は条件付ながらもある程度の数値を残しました。
問題はその後です。6勝をマークした一場靖弘は、データにしてみるととても使い物にならない状態。他にはドミンゴと青山浩二がいますが、1点台のグレードと0点台のコントロールでは、相手が余程の貧打線でも抑えることは困難でしょう。

もっと問題なのが救援投手陣。昨年は小倉恒が非常に安定していたのですが、今年はどーもピリッとしない。もう一人の福盛和男にしても球威半減(丁度半減している所が面白い)で使い物にならない状態。では他に使えそうな選手は、と探してみると、松本輝、小山伸一郎、渡邉恒樹と並べてみても「えーい、どいつもこいつも・・・」と叫びたくなること必至。いやー、今年のフルキャストスタジアムは終盤まで目が放せないぞ。

< スタメン例 >
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< 注目の選手たち >
https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/c/a/caf1a062.gif
新人王となった「マーくん」は別として、今年のイーグルスで注目選手を上げるとすれば、山﨑武司はまず第1の候補になるでしょう。1996年に本塁打王を獲得して以来、2度目のタイトル獲得。しかも本塁打と打点の二冠王です。プロ入り21年目の彼ですが、来季以降の活躍を期待したいですね。朝井秀樹はプロ入り6年目の23歳。昨年と比べると能力が大幅に向上しました。勝数8は田中将大に次ぐ数です。

投手C、打者B、総合B