「大和ミュージアム」の外観。目の前に立つ巨人は何を意味するのか?
先日、少しここでも書きましたが、呉の「大和ミュージアム」へ行ってきました。先日は主に観光客の視点からこの施設の内容を大雑把に紹介しましたが、今回はもう少しマニアックな視点からこの施設を紹介したいと思います。
「大和ミュージアム」といえば何かマニアックな施設を想像していましたが(私だけ?)、エントランスはとても垢抜けしています。自販機でチケットを購入。検札を抜けて最初に見えるのが1/10の「大和」模型です。3フロア吹き抜けで製作されたこの「大和」模型は、「大和ミュージアム」の象徴的存在と言えるでしょう。
1/10「大和」。さすがにスケール感があります
1/10大和模型から見て右舷側はパネル展示コーナーになっています。呉工廠の成立から初の国産軍艦「宮古」の建造、様々な大艦建造から「大和」の建造、そして終戦に至る過程がパネルで紹介されています。また「大和」の技術的な特徴、例えば測距儀が凄いとか、バルバスバウが凄いとか、まあそんな話が紹介されています。じっくり見たら優に1時間はかかりそうですが、我々がじっくり見る必要はありませんよね(笑)。
パネル展示コーナーに飾られている軍艦模型
1/10大和模型の左舷側は呉工廠が関わった兵器の実物大展示です。これこそ我々にとって見る価値のあるものと言えましょう。しかも嬉しいことに写真撮影OK。どこぞのxx神社みたく「館内写真撮影禁止」なんてケチなことは言いません。
ここで展示されているものは、95式酸素魚雷の実弾、人間魚雷「回天」10型(なんでも電気魚雷式の回天だそうな)、零式艦上戦闘機62型(20mm機関砲と13mm機銃が並ぶ様は壮観であります)、小型潜水艇「海龍」、「大和」の主砲弾、高角砲弾、機銃弾等です。
ここで展示されているものは、95式酸素魚雷の実弾、人間魚雷「回天」10型(なんでも電気魚雷式の回天だそうな)、零式艦上戦闘機62型(20mm機関砲と13mm機銃が並ぶ様は壮観であります)、小型潜水艇「海龍」、「大和」の主砲弾、高角砲弾、機銃弾等です。
実機展示コーナーに飾られている兵器類。上から零戦62型、海龍、回天10型、95式酸素魚雷です。やっぱり本物の迫力は違いますね。
2階より上は一見変わった展示コーナーになっています。特に松本零士氏のコーナーでは、宇宙船艦大和を初め、ハーロックのアルカディア号やクィーン・エメラルダスのxx号(すんません、艦名知りません)が飾られています。
松本零士氏のコーナー。アナライザーと宇宙戦艦ヤマトです。アナライザーはこのコーナーの紹介をするロボットなのですが、声が我々の知っているあの「声」と違っているので少しガッカリしました。
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