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少し前の話になるのですが、主題のゲームをソロでプレイしました。
今回はその内容を全3回で紹介します。
まずは第1回目です。

第1ターン(1940年夏)

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セットアップ時の状況

1939年9月、
ポーランドに侵攻したドイツに対し、
英仏は宣戦を布告し、第二次世界大戦が始まりました。
このゲームはその半年後、
1940年春から始まります。
あなたは枢軸軍または連合軍のの最高司令官となり、
陸・海・空3軍の指揮を執って勝利を目指します。
(ゲーム「ヒトラー帝国の興亡」より)

このゲームは独軍によるフランス、ノルウェー侵攻により開始される。無論フランス侵攻を行わずいきなりロシア侵攻を行う手もあるが、その有効性については疑問視せざるを得ない。何故ならドイツ軍の初期配置は西部戦線指向であり、それを東部戦線に再配置するためには少なくない戦争資源を必要とするからだ。
今回のリプレイもドイツ軍によるフランスとノルウェーに対する同時侵攻で幕を開けることになる。
ノルウェー戦線ではRAF(英空軍)がノルウェー守備隊支援に出撃。航空支援もあって最初はドイツ軍の侵攻を阻んでいたが、最終的には練度に優るドイツ兵に押し切られる形でオスロ陥落。ノルウェーはドイツ軍の支配する所となった。

本ゲームにおけるノルウェーは戦略的に2つの意味を持っている。
1つは資源地帯としての意味。ノルウェーの資源は、枢軸軍に作戦チットを毎ターンタダで1枚提供してくれる。これは生産力に劣る枢軸軍にとっては貴重である。
もう1つはレンドリース船団に対する航空攻撃の発進基地としてである。ベルゲンの航空基地はバレンツ海で空母1ユニットと同等の価値を持つ。これはバレンツ海を越えてムルマンスクに向かう援ソ船団にとっては大きな障害となる。

本命の対仏戦は独軍の電撃戦により開始された。マジノ線正面とアルデンヌ高原を抜けてフランス領内に殺到するドイツ軍。それに対してフランス軍はマジノ線から取り外した要塞をパリ郊外に再配置。いわゆる「パリ要塞作戦」でドイツ軍を待ち受ける。
戦いはこのターン一杯に渡って繰り広げられたが、最終的にパリは陥落。フランスは対独戦線から脱落した。

この間連合軍としては大きな動きはない。とりあえず英歩兵をマルタ島に派遣し、地中海の守りを固める。

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第1ターン、ノルウェー及びフランスへ侵攻するドイツ軍

第2ターン(1940年冬)

このターンからイタリアが枢軸軍に加わる。また同時にギリシアが連合軍に加わる。
ドイツとしてはまずギリシアを叩いておきたい所。ギリシアを放置しておくと、バルカン方面へ連合軍が上陸してくる危険があるからだ。ついでにユーゴも攻めておこう、とドイツは思った。

最初に開始されたのはユーゴ進攻戦である。「電撃戦」チットを使ってユーゴの首都ベオグラードにグデリアン将軍率いる歩戦連合部隊が進撃する。圧倒的な戦力差を前にしてユーゴ軍は壊滅した。
さらに別のドイツ軍部隊がギリシアに侵攻する。アテネ攻防戦はドイツ軍の勝利に終わった。こうしてギリシアもドイツの支配下となった。

対する連合軍。北アフリカにモントゴメリー将軍と歩兵部隊を派遣する。次のターン、北アフリカで大きな攻勢を行うつもりのようだ。

海上でも別の動きがあった。ドイツ海軍が北海で通商破壊戦を仕掛けてきたのだ。しかし英海軍の追跡部隊がドイツ海軍を捉えた。激しい砲撃戦の結果ドイツ戦艦「ビスマルク」は北海の海に沈んだ。

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第2ターンにおける地中海戦線。ロンメル将軍率いるドイツ軍がアテネに侵攻する(図中の青丸)。その間、英軍部隊は北アフリカ領内に展開していた(図中の赤丸)。

第3ターン(1941年夏)

「全世界は息を飲むだろう」
独ソ戦が開始された。
ロンメル、グデリアン、マンシュタインといった歴戦の将軍達に率いられたドイツ軍は、独ソ国境線を突破しロシア領内に雪崩れ込んだ。
ドイツ軍の主攻勢は北方に向けられた。リガ~ミンスク前面に展開する赤軍歩兵部隊を殲滅し、その後快速装甲部隊が電撃戦でモスクワ、レニングラードに向かう。これがドイツ軍の作戦プランだ。上手く行けばこのターン。もし失敗しても翌年夏までには両都市を手中に収める計画だった。
しかしバルバロッサ作戦は初動から躓いた。リガ~ミンスクラインを守る赤軍歩兵は思いの他頑強に抵抗し、独軍はその前線を完全に崩壊させることに失敗したからである。電撃的侵攻を封じられたドイツ軍。それでもドイツ軍はレニングラードに肉薄、またモスクワ前面まであと1ヘクスにまで迫っていたが、そこまでだった。ドイツ軍はソ連軍とスタックしたままターンを終える。
冬季反攻の恐怖が迫る。

地中海戦線では英国がイラクに宣戦を布告した。モンティが一人でバクダットに「散歩」した。バクダットの油田を連合軍が支配した。

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第3ターン、モスクワ、レニングラードに迫るドイツ軍。しかし冬はもうすぐそこまで来ていた。