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パール判事の東京裁判日本無罪論

田中正明 小学館文庫

時が熱狂と偏見をやわらげたあかつきには、
また理性が虚偽からその仮面を剥ぎとったあかつきには、
そのときこそ、正義の女神は、
その秤を平衡に保ちながら、
過去の賞罰の多くに、
そのところを変えることを要求するだろう。
(「パール判決文」より)

パール判事、ラダ・ビノード・パール。インドの法学者。東京裁判に参加した11人の判事の中で唯一全員無罪を主張した人物として有名である。本書は東京裁判におけるパール判事の主張を紹介し、同裁判における連合軍側の欺瞞性を暴いた著作である。
本書では東京裁判における連合軍側の判決が、いかに無謀でかつ野蛮なものであったかがわかりやすくかつ克明に記されている。東京裁判に関心を持つ者、否、日本人であれば是非一度は手にとって読んでいただきたい作品だ。靖国問題や教科書問題を理解する上でも東京裁判を理解することは有益であると考える。

お奨め度★★★★★