イメージ 1


GMT「Zero!」強化月間第2弾

GMTの「Zero!」と「Corsairs and Hellcats」は太平洋戦争の空中戦を扱ったカードゲームです。
今回、その中のキャンペーンシナリオである「ソロモン航空戦1943後半」をプレイしてみました。

第1回戦:バラレ空襲

イメージ 2イメージ 3

任務番号01「バラレ空襲」。ドーントレス2個編隊(4機)による飛行場攻撃である。
連合軍はリソースにP-40Fキティホーク1個編隊(2機)を投入。対する日本軍は歴戦の零戦21型1個編隊(2機)を投入した。
キティホークと零戦のドグファイト。性能はほぼ互角の両者。最初は半宙返りで零戦の背後を取ったキティホークが零戦を追い詰めた。しかし射撃カードがなかなか入手できずに決め手を欠いている状態。その間零戦の僚機がキティホーク僚機に数連射を浴びせかけてこれを撃墜。2対1になった時点で流れが変わった。
零戦2機の挟撃を受けて攻撃側から一転防御を強いられたキティホーク。2機の零戦があらゆる方向から銃撃を浴びせかける。キティホークは反応カードでなんとか耐えていたが、遂に数発を被弾。ヒット数は4。キティホークは重大な損傷を被ったが、撃墜だけは免れることができた。

戦闘機同士が空中戦を繰り広げられている間、2個編隊のドーントレスはバラレ飛行場に進入した。激しい対空砲火。その中を4機のドーントレスは次々と投弾していく。爆弾が次々とバラレ飛行場に吸い込まれた。合計8ヒット。バラレ飛行場は壊滅した。
その間ドーントレス隊も対空砲火によって重大な損害を受けていた。4機のうち3機が重大な損害を被り、中でも1機はあと1ヒットで墜落という大損傷を被った。

VP:日本軍14、連合軍11

爆撃は大成功であったにも関らず、空中戦と対空砲火の損害が響いてVP面では日本軍の勝利に終わりました。「Zero!」の地上戦キャンペーンでは、空中戦の勝敗がVPに大きく影響するので、上記のようなことがしばしば起こります。

第2回戦:ブーゲンビル島沖航空戦

任務番号18「スペシャル」。いきなりビックイベントである。
ブーゲンビル沖航空戦。
日本空母艦載機による米空母攻撃である。
史実では無敵化しつつあった米空母を前に惨敗を喫した日本側だったが、果たして今回はどうか。

イメージ 4イメージ 5

日本側の兵力は旧式の99艦爆が1個編隊(2機)、新鋭の彗星艦爆が2個編隊(4機)、そしてこちらも新鋭の零戦52型が1個編隊(2機)である。
対する連合軍も新鋭機揃い。コルセア1個編隊(2機)とヘルキャット1個編隊(2機)が日本機を迎え撃つ。
最初はヘルキャットと零戦52型。日米両軍の新鋭艦載戦闘機同士の対決である。新鋭機同士とはいっても、機体のポテンシャルは大きな差があった。パワー、運動性、防御力のいずれにおいても相手を凌駕するヘルキャットが零戦52型を圧倒した。まずは僚機がヘルキャットの猛射を浴びて墜落。隊長機はもう少し粘ったが、ヘルキャットに追い詰められてフラフラになった後、米艦隊の対空砲火を浴びて四散した。
日本軍の艦爆隊は猛烈な対空砲火を冒して米艦隊上空に進入した。しかしVT信管装備の米艦隊の対空砲火は凄まじかった。対空砲火の威力圏内に侵入してきた日本艦爆隊は次々と被弾。さらに味方撃ちの危険を冒して後方から突入してきたコルセア編隊が追い討ちをかける。6機の日本艦爆は投弾前に4機が被弾。爆弾投棄を余儀なくされた。残った2機(いずれも彗星艦爆)は米空母に投弾したが、これまた激しい近接対空砲火に阻まれて有効打はなし。わずかに1ヒットを与えたに留まった(空母「バンカーヒル」に至近弾、って所か)。
残った艦爆隊は対空砲火とコルセア、ヘルキャットの追撃を受けて殆ど全滅。生き残ったのは彗星艦爆1機に過ぎなかった。
ヘルキャット、コルセアも味方対空砲火による被弾が相次いだが、強靭な機体性能がものを言い、1機のヘルキャットが重大な損傷を受けた他、数機が軽微な損傷を被るに留まった。

VP:日本軍2、連合軍43

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/f/a/fa4d6e01.jpg
米海軍軽空母「インデペンデンス」


第3回戦:ソロモン水道

任務番号4「ソロモン水道」。ソロモン水道で行動中の日本艦隊を攻撃する任務である。

イメージ 6イメージ 7

攻撃側である連合軍は、ドーントレスとアヴェンジャーが各1個編隊ずつ。それをボイントン少佐のコルセア戦闘機1個編隊が援護する。対する日本軍は、零戦21型、零戦32型各1個編隊の計4機で迎え撃つ。
まずは戦闘機対戦闘機の格闘戦。先手を取ったのは日本軍だが、ボイントン少佐は巧みな機動で主導権を奪い返すと、即座に3連射。それが1機の零戦を引き裂いた。まずは1機撃墜。
しかしそこから先は違った。数的優位に立つ零戦隊が代わる代わるボイントン機に襲いかかる。ボイントン機は巧みに被弾を避けていたが、遂に数発被弾し速度が落ちていった。そこへさらに日本機が襲いかかる。次々と命中弾を受けたボイントン機は遂に撃墜されてしまった。
戦闘機同士が格闘戦を繰り広げている頃、ドーントレスとアヴェンジャーの編隊が眼下を航行する日本駆逐艦に襲いかかる。各機は比較的微弱な対空砲火を無視して攻撃を敢行。しかし爆撃は振るわず日本駆逐艦にはわずかに2ヒットを与えたのみ。
アヴェンジャー隊は、その帰路においてコルセアと交戦中の零戦を発見。1機のアヴェンジャーが零戦の側面後方に回り込み一連射。それが功を奏し2機目の零戦を撃墜した。
連合軍の損害はボニントンのコルセアを失った他、アベンジャーの1機が重損傷を被った。

VP:日本軍12、連合軍19

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/3/b/3ba1ea5b.jpg