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GMT「Zero!」強化月間第3弾

イメージ 2GMT社のカード式空戦ゲーム「Corsairs & Hellcats」には、"B-29s in China"というやや異色なシナリオが添付されています。
このシナリオは、中国大陸に展開したB-29部隊を率いて日本本土爆撃を遂行するというシナリオです。
1回のミッションが1週間を現し、各ミッションで目標を決めて任務を遂行していきます。
このシナリオの面白い所は単なる爆撃任務の繰り返しではない所でしょう。
B-29が出撃するためには燃料が必要ですが、その燃料もB-29自身が輸送してくる必要があります。
またB-29搭乗員の技量も最初は不十分なものなので、機会を見つけて訓練を施し、技量向上を図らねばなりません。
さらに任務によって被弾してきたB-29は修理を行い、機能回復を図らねばなりません。
なんだか「エリア88」的な感じのシナリオですが、とにかくプレイしてみました。

第2週:ハンプ輸送任務

イメージ 3第1週目を搭乗員の訓練に費やしたB-29各機は、翌第2週に燃料輸送任務に飛び立った。各機は無事任務を終え、基地の燃料備蓄量は一気に70にまで増大した。しかしどこから忍び寄ったのか、日本軍の一式陸攻2機が低空より侵入してきた。基地の対空砲火は奮戦し、1機の陸攻に煙を吐かせたが、撃墜には至らなかった。また基地も陸攻の爆撃により軽微な損害を被り、地上にあったB-29にも若干の被害があった。

第4週:八幡製鉄所攻撃

イメージ 4第3週目は再び編隊飛行訓練に費やしたB-29各隊は、いよいよ本格的な攻撃任務に参加することとなった。八幡製鉄所攻撃。1942年4月のドゥーリトル空襲以来、約2年ぶりの日本本土攻撃である。全てのB-29は八幡製鉄所向けて飛び立って行った。
日本機の邀撃と対空砲火を避けるために高高度を飛行してきたB-29の編隊に対し、日本側は鍾馗2型丙(Ki-44-IIc)2機を差し向けてきた。しかし高高度を飛ぶB-29に対して「鍾馗」は的確な攻撃を行うことができない。たまたま接近してきた1機に対しては激しい防御砲火で撃退した。
しかし対空砲火による被害を免れることはできなかった。B-29各機の損害はそれぞれ"4","7","1"。いずれも重大な損傷には至らなかったが、作戦を継続するにはやや危険を感じる損傷である。
一方の戦果は八幡製鉄所に対して計18ダメージを与えた。八幡製鉄所の巨大な施設に対しては「蚊が刺した」程度の被害であるが、それでも最初の攻撃を成功させた意義は大きいものがあった。

現在のVP/SP=48/10
B-29各機の損傷=4/7/1

第5週:ハンプ輸送任務

イメージ 6先の八幡地区空襲で燃料を使い果たしたので、今回は輸送任務に徹することにした。損傷の大きい2番機は修理に回し、残った2機で輸送任務を遂行する。各機は移動途上に日本軍双発戦闘機「屠龍」の追撃を受るが、幸い単機による攻撃であったため大きな損害は無かった。

現在のVP/SP=48/40
B-29各機の損傷=3/2/0

第6週:ハンプ輸送任務

イメージ 5今回も任務を無視して輸送任務。幸い上級司令部からのお咎め(強制攻撃)はない。稼働機全機を投入したこの輸送作戦は大成功。追い風に乗ったこともあり、全機が無事輸送任務を完遂した。

現在のVP/SP=48/120
B-29各機の損傷=2/1/0

第7週:タイの操車場攻撃

いつまでも輸送任務ばかりではラチがあかないので、攻撃目標であるタイの操車場を攻撃することにした。今回は目標がやや小ぶりなので、投入するのは2機のみ。残り1機は相変わらず輸送任務を続行する。
攻撃目標へ向かった2機のB-29。幸い日本機の迎撃はなく、目標上空まで大した迎撃は受けなかった。
しかし・・・・、
いざ攻撃目標を照準しようとすると目標上空は厚い雲に覆われ、目標を視認することができない。爆弾を適当にばら撒いてきたが、無論大きな効果はなかった。
基地へ帰投した後、どこから忍びこんだのか、再び陸攻2機が来襲。飛行場にかなりの被害を与えていった。

現在のVP/SP=56/100
B-29各機の損傷=3/5/0

第9週:パレンバンの油田攻撃

イメージ 7続く第8週は訓練と機材修理につぎ込み、第9週目に攻撃任務を実行することにした。目標はパレンバンの油田地帯。大物である。ポイントの大きな目標なので、稼働機すべての3機を投入することにした。敵戦闘機と対空砲火を避けるために高高度を飛行するB-29の編隊に対し、日本海軍第301航空隊の零戦22型が襲いかかってきた。
「たかが旧式の零戦」
と侮ったのがいけなかったのか、編隊中央を飛行していた2番機が突如炎に包まれた。零戦の射弾が事もあろうにB-29の燃料タンクを貫いたのだ。B-29は見る見る高度を下げて、やがて見えなくなっていく。まで1機の損害もなく来ていたB-29部隊にとって、初めて未帰還機を出してしまった。
それでも生き残った2機のB-29はパレンバン油田に向かい、激しい対空砲火の中、爆撃を敢行する。爆撃は部分的に成功しパレンバン油田には少なからぬ損害を与えたが(20V)、対空砲火によって2機のB-29はいずれも少なからぬ損害を被った。
爆撃の帰路、再び301空の零戦が襲いかかってきたが、今度は防御砲火によって撃退することに成功。2機のB-29はなんとか無事帰還することに成功した。

現在のVP/SP=64/40
B-29各機の損傷=9/0/6

第10週:Taku?のドッグ攻撃

イメージ 8次の目標は日本本土のドッグである。今回は司令部から強硬な攻撃指示がやってきた。逆らうと面倒(-10VP)なので、比較的損害の軽い2機(2番機、3番機)を攻撃に向かわせることとした。例によって損害を避けるために高高度侵入。日本海軍第253航空隊の零戦22型が迎撃に舞い上がってきた。
パレンバンでは手痛い一撃を加えてきた零戦だが、今回はB-29の防御砲火が功を奏して撃退に成功した。対空砲火も微弱であり、2機のB-29はドッグを完全に壊滅させることに成功した。

現在のVP/SP=88/0
B-29各機の損傷=4/4/7

第12週:台湾の重工業地帯攻撃

イメージ 9先の戦闘で燃料を使い果たしたので、第11週目は燃料補給と機体整備に当てた。
第12週。いよいよ最終週である。司令部が指示してきた目標は台湾の重工業地帯である。最終攻撃なので全機出撃させたかったが、残念ながら燃料が足りない。そこで比較的練度の高い2機だけを投入することにした。
今回、侵入高度をやや下げて高高度とした。この高度ならば対空砲火の脅威も増すし、敵戦闘機も動きが良くなる。ただしこちらの爆弾も命中率が高くなるというメリットがある。今回は戦果拡大を狙って思い切った策に出た。
日本側は新鋭の4式戦「疾風」を2機と2式複戦「屠龍」1機を迎撃に差し向けてきた。敵機の迎撃、そして対空砲火は激しく、B-29は幾度も危機に陥った。それでもなんとか目標上空に侵入して必殺の投弾を行う。目標付近は雲がかかっていたが、幸い目標上空は晴れていたので、各機は十分照準して投弾することができた。多数の爆弾が目標を完全に粉砕。爆撃任務は大成功に終わった。
B-29の編隊は帰路も敵機の激しい攻撃にさらされた。しかしギリギリの所で持ちこたえた。2機の爆撃機はボロボロになりながらも、なんとか基地に帰り着いた。

現在のVP/SP=123/0
B-29各機の損傷=9/0/10

結果

米軍の大勝利

感想

ドッグファイトがテーマの本作にしては異例のシナリオです。B-29部隊を率いて戦略爆撃を遂行するあたりはマネージメントゲームとしてみても面白いです。また様々な種類の日本機が登場してくるのも面白いです。ソロプレイ用アイテムとしてはなかなか良くできているのではないでしょうか。運に左右される部分が大きいですが、ソリティア専用なのでそれもまた良しかな。

今回は結果的に大勝利に終わりましたが、これはルールを一部忘れていたことが大きいかと思います。特に任務遂行時にイベントカードの引き忘れが結構あったので、それが効いたみたいです。