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最近私の中では注目度上昇中のLPS社「Against the Odds」シリーズですが、またまたやってくれました。
AtO#29のタイトルは"Buffalo Wing"。
デザイナーはJ.D.Webstar
とくれば、これはもうあの「Fighting Wings」システムに相違ありません。

Against the OddsのHPによると、冬戦争と継承戦争におけるフィンランド軍とソ連軍の空中戦を扱ったゲームになるそうです。システムは勿論「Fighting Wing」システム。本作をプレイすると「バッファローが何故「空飛ぶ真珠と呼ばれていたか」がわかるとかわからないとか・・・・。

Fighting Wingsシステムを一言で説明すれば、
「ボード上で行われる空中戦を可能な限り精密に描いたゲームシステム」
です。私もかつて挑戦したことがありましたが、結果は惨憺たるものでした。

(詳しくは-->こちら)


元々のFighting Wingsシステムは上記の通り極端に精密なルールを採用していましたが、今回の"Buffalo Wing"ではQuick Startルールという簡易版のルールが中心になるようです。ルールブックも16ページと標準的なサイズに収まっていて、LPS社の評価でも"Comlexity - Medium"になっています。これならプレイ可能のみならず、今まで押入れに眠っていた「Whistling Death」もプレイ可能になるかもしれません。

ちなみにFighting Wingsシリーズの前作「Whistling Death」はルールブック75ページ、シナリオブック70ページ、チャート集28ページ、データカード65ページという「化物」でした。

発売時期等は知りませんが、期待したい作品です。