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起床0400。昨日の頭痛が嘘のように治っていた。昨日無理して飲み食いしたのが効いたらしい。
小屋の外は強い雨が降っていた。風も吹いている。この分では稜線歩きは無理だ。風で吹き飛ばされたら一巻の終わりである。
朝食は0430から。いつもなら山小屋の朝は早く、朝食時間には少しでも早く食事を取ろうとする人たちが列を作るのが常である。しかしさすがにこの天気では早めに出かけようという殊勝な人も少ないらしい。食事時間になって三々五々と人が集ってきた。

食事を終えて部屋に戻る。同室の人たちと少し話をする。皆さんの方針はまちまちで(まあ当然だ)
「今日は雨だから小屋に連泊しよう」という人
「休みが今日明日しかないので、今日は笠ヶ岳まで移動しよう」という人等がいた。
自分はといえば、この天気なので稜線歩きは無理。しかし明日以降の行程を考えると少しでも先に出ておきたい。当初の予定を完遂することはもう不可能だが、それでも明日以降で取り戻せるだけ戻しておきたい。

そんなこんなで今日は三俣山荘まで移動することにした。三俣山荘はここから約2時間半の場所にある山小屋である。この双六山荘よりも規模はやや小さいが、それでもこの一帯では比較的規模の大きい山小屋であった。荷物を整えて出発したのは0607。普段の生活では考えられない程「早起き」だが、山小屋ではそれでも「遅れ気味」である。

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朝の双六小屋

双六小屋の裏手を登っていく。かなりの急登であるが、歩き初めなのでそれほど気にならない。しかも今日は短距離移動である。焦る必要もない。歩き始めるまでは億劫だった雨だが、歩き始めるとそれほど気にならない。たまには合羽を着込んで山歩きというのも悪いものではない(勿論できれば避けたいが)。

20分程上がって分岐に出る。左手に向かえば双六岳の頂上に達し、右手は巻き道になっている。今回は巻き道を使うことにする。巻き道の両側は高山植物が咲き乱れている。晴天ならば写真撮影が楽しい所だが、この天気では写真撮影もままならない。とにかく歩くことにする。時折向こう側から登山者が歩いてくる。話を聞くと昨晩は三俣山荘に泊まったらしい。混雑具合を尋ねると、そこそこ混んでいたが寝る場所は十分確保できたそうだ。

歩くこと約2時間で三俣分岐に着く。三俣山荘まではここから坂を30分程下っていくだけである。

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三俣分岐

三俣山荘に着いたのは0830。チェックインを済ませる。今日1日何をしようか?。
「こんなこともあろうかと思って」
用意しておいた文庫本が2冊、そして専門書が1冊。専門書の方を勉強する。雨なので本を読む場所を確保するのに苦労したが、なんとかなるものだ。こうして夕食までの長い時間、専門書と文庫本を読んで時間を潰す。

途中、昨年塩見で会った人と思わぬ再開があった。名前も職業も知らない相手だが、こういう再会があると嬉しくなる。

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三俣山荘

夕食は1700。相変わらず外は雨が降り続いている。明日は晴れるだろうか。明日は晴れてくれないと困るなあ・・・・