成果

今回の山旅で大小合わせて7座のピークを得ることができた。中でも鷲羽岳、水晶岳、笠ヶ岳はいずれも日本百名山に含まれている著名な山である。鷲羽岳、水晶岳はいずれも登山口から遠く、北アルプスの中でもアクセスが難しい位置にある山であった。また笠ヶ岳は笠新道(北アルプス三大急登の一つ)と呼ばれる急峻な登山路を経なければ頂上に立つことができない難しい山であった。そういった山々の頂点を極めることができたことは、今回の山旅における最大の収穫であった。

反省

技術面や体力面での反省は色々あるが、今回はそこには触れず、主に装備面で絞って反省点を挙げてみたい。
まず一番重要な「水」。今回は500mlが4本の計2000ml用意したが、概ね必要かつ十分な量だと考える。1日の消費量として2000mlはやや過大なのだが、水の一部を最終予備として取っておくのは重要である。今回も最終日の下山中に漏水事故によって水約500mlを失うというトラブルに見舞われ、危うく水なしで山を降りる羽目になりかけた。幸い予備の水があって助かったが、そういう訳で水は重要なので、少々多めに用意した方が安心できる。

逆に不要だったのが三脚。写真撮影が登山の目的の一つである私にとって三脚は重要なアイテムなのだが、夏山登山の際に「三脚がなければ写真が撮れない」ような場面に遭遇することは稀である。それよりは装備を軽減した方が遥かに効果がある。無論上記は夏に北アルプスの最上部を歩く場合のこと。仮に秋山登山で標高も2000m前後の場合、写真撮影を重視して三脚を持参して山に登ることは十分にありえる選択である。

他に「持って来た方が良い」と思われる装備に「虫よけスプレー」と「寝酒」がある。前者については、山にはとにかく虫が多い。蝿や蜂がウヨウヨいる。蝿ならまだしも蜂はやっかいである。今回は面倒なので虫よけスプレーを持参しなかったが、これは失敗だった。
後者は特に混雑する山小屋では重要である。今回も2日目及び3日目にはイビキに悩まされた。気になりだしたらなかなか寝付けない。耳栓を使う手もあるが、下手をすると朝寝過ごす危険もある。そんな時に寝酒としてウィスキーでも用意しておけば、比較的楽に寝付ける(かもしれない)。普段寝酒を使う癖のない私だが、山では寝酒を使うのが得策かな、と考えた。

おわり