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今度の3連休に主題のゲームをプレイすることになり、早速購入してみました。
発注後1週間以内で商品は到着。ずっしりと重い箱は相変わらずです。

早速中身をチェック。
コンポーネントは前作"Awakening the Bear! - Russia 1941-42"とほぼ同様ですが、丘を示す地形タイルが新たに追加されていました。
ユニットの方は、前作が1941年の戦いということで2号戦車や3号戦車初期型、BT-7快速戦車など、どちらかといえば「渋い」車両が多かったのですが、今度はメジャーテーマであるクルスク戦。登場する車両もパンターD型、ティーガー1型、T-34、SU-152等、メジャー所が勢ぞろいの感があります。

こういうゲームで楽しみなのがユニットレーティング。特に戦車同士の性能比較は見ていて楽しいです。
まず独軍の雄、パンターvsティーガー。側面装甲値はティーガーが圧倒していますが正面装甲値は互角。さらに対戦車火力はパンターが1ランク優っているので、側面に回り込まれない限り対戦車戦闘ではパンターが有利に戦えます。ただ機動力については両者に差がなく、足自慢のパンターとしてはちょっと寂しい所です。
独軍が捕獲したT-34も登場します。火力と防御力はオリジナル版と同等なのですが、射撃時に消費するAP値が低くなっています。ドイツ戦車兵の練度を加味したものなのでしょうか・・・。

ソ連軍側は期待のアニマルハンター、SU-152が登場。旋回砲塔がないとか、射撃時のAP消費がべらぼうに大きいとかいろいろ使い勝手には問題がありますが、その性能は一級品。射程距離がやや短めである点を除けば、パンター、ティーガーとほぼ互角に打ち合うことができます。
英国製チャーチル戦車も登場してきます。しかしながら火力、防御力のいずれも一級とはいえず、その機動力の乏しさは感涙ものであります。

ルールをチェック。
まずゲームの流れが大きく変わりました。前作では1ユニットが完全に行動を終えるのを待って相手の1ユニットが行動する、という流れでしたが、本作は両軍が同時進行的に進めていく方式になりました。同時進行性という点では今回の方式の方が優れているとは思いますが、プレイそのものがやや煩雑になりプレイ時間が延びるのではないかな、というのが少し懸念されます。
あと狙撃兵と航空機のルールも加わりました。航空機は単なる対地攻撃だけではなく、空中戦もできるようなルールになっています。とはいえ、このスケールで空中戦を再現するのは少し無理があるようにも思います。登場機はJu-87、Hs-129、シュトルモビクといった対地攻撃機なので、ドッグファイトを行う機会はあまりないようにも思いますが・・・・。

細かい点ですが、グループ行動の際、同一ヘクスにいない場合に必要としていた1CAPが不要になりました。あと共同射撃時に長距離射撃はできなくなりました。後者の改定は良いことだと思います。

シナリオは計15本。歩兵のみのものから戦車同士の大規模戦車戦まで色々あります。

週末の対戦が今から楽しみな一品です。