こちらでも少し書きましたが、この3連休にConflict of Heroesシリーズの第2弾「Storms of Steel! - Kursk 1943」をプレイすることになり、その練習のためシナリオを1本、ソロプレイでプレイしてみました。
選択したのはシナリオ15「Dance of the Totenkopfs」。クルスク戦役におけるドイツ第3SS装甲師団「トーテンコップ」とソ連第31戦車軍団の戦いを描くシナリオです。このシナリオは両軍合わせて39両の戦車が登場する大規模な戦車戦シナリオです。ティーガー、パンターといった新鋭戦車も登場、さらに航空支援ありという、なかなか欲張りなシリオです。
選択したのはシナリオ15「Dance of the Totenkopfs」。クルスク戦役におけるドイツ第3SS装甲師団「トーテンコップ」とソ連第31戦車軍団の戦いを描くシナリオです。このシナリオは両軍合わせて39両の戦車が登場する大規模な戦車戦シナリオです。ティーガー、パンターといった新鋭戦車も登場、さらに航空支援ありという、なかなか欲張りなシリオです。
注:Conflict of Heroesシリーズは、第2次世界大戦における地上戦闘を車両1両、火砲1門、歩兵1個単位で描くボードシミュレーションゲームです。出版は米国Academy Games社。
描写が断片的になるのはご容赦頂きたい。
ドイツ軍の側面に回り込もうとしたSU-76m自走砲を距離約350でパンターが射撃。高初速の75mm砲弾はSU-76mの薄い前面装甲を紙のように貫いてこれを瞬殺。
ティーガーの背後300を取ったチャーチル戦車が6ポンド砲がティーガーを直撃するが、分厚い装甲に阻まれて効果なし。
ティーガーは正面100に迫ったT-34cの小隊を直接照準で連続射撃。瞬く間に2両を仕留め、もう1両に損傷を与える腕の冴えを見せる。
谷間を走行する3号突撃砲の両側面よりT-34cとSU-76m自走砲が射撃を加えるが、技量不足により命中弾はなし。
パンター戦車の1両はT-34cの小隊を砲撃し、1両撃破、1両走行不能の戦果を挙げたが、側面に回り込んだT-70軽戦車の連続射撃を浴びて1両撃破された。
ドイツ軍の側面に回り込もうとしたSU-76m自走砲を距離約350でパンターが射撃。高初速の75mm砲弾はSU-76mの薄い前面装甲を紙のように貫いてこれを瞬殺。
ティーガーの背後300を取ったチャーチル戦車が6ポンド砲がティーガーを直撃するが、分厚い装甲に阻まれて効果なし。
ティーガーは正面100に迫ったT-34cの小隊を直接照準で連続射撃。瞬く間に2両を仕留め、もう1両に損傷を与える腕の冴えを見せる。
谷間を走行する3号突撃砲の両側面よりT-34cとSU-76m自走砲が射撃を加えるが、技量不足により命中弾はなし。
パンター戦車の1両はT-34cの小隊を砲撃し、1両撃破、1両走行不能の戦果を挙げたが、側面に回り込んだT-70軽戦車の連続射撃を浴びて1両撃破された。
レンドリースのチャーチル戦車も活躍した。3号突撃砲の背面150に占位したチャーチルはその6ポンド砲で3突を撃破した。そのチャーチルを別の3突が距離50の至近距離から直接射撃を加えてこれを撃破した。
当初は劣勢だったソ連軍も数的優勢が次第に明らかになってきた。ティーガーの1両は側面に迫ったSu-122を中破させたものの、引き続いてやってきた2両目のSu-122から側面射撃を受け、122mmの巨弾を浴びて撃破された。
別のティーガー隊はT-34cの近接攻撃を受け、2両が中破したもののギリギリで撃破を免れた。
パンターの1両はT-70軽戦車の側面攻撃を受けて中破したところで、別のT-70の接近攻撃を受けて撃破された。
別のティーガー隊はT-34cの近接攻撃を受け、2両が中破したもののギリギリで撃破を免れた。
パンターの1両はT-70軽戦車の側面攻撃を受けて中破したところで、別のT-70の接近攻撃を受けて撃破された。
第1ラウンド終了時における両軍の戦果は以下の通り。
独:戦車10両撃破、3両中破
ソ:戦車6両撃破、2両中破
ソ:戦車6両撃破、2両中破
ドイツ軍は特に装甲の薄い3号突撃砲の損害が最も多く、3両すべてが撃破された。パンターは5両中2両を撃破され、ティーガーは撃破数こそ1両しか出さなかったものの2両が中破し、無傷で残ったのは1両のみであった。
ソ連軍はT-34cの損害が最も多く、9両中5両撃破、2両中破。KV-1cは3両中2両を失った。他にはSU-76m、チャーチル、T-70が各1両失われた。
ソ連軍はT-34cの損害が最も多く、9両中5両撃破、2両中破。KV-1cは3両中2両を失った。他にはSU-76m、チャーチル、T-70が各1両失われた。

ソ連軍T-70軽戦車。45mm砲装備に軽戦車だがパンター2両を撃破する殊勲を挙げた。
押され気味だった独軍が立ち直りの兆しを見せた。パンター2両がT-34c、T-70、KV-1c、SU-76mを次々と撃破した。パンターはさらにSU-122 1両を仕留め、さらに虎の子SU-152をも撃破するという戦果をあげた。損害はチャーチルの至近距離射撃を受けて中破した1両のみ。このラウンドはパンターの独壇場だった。
ティーガー戦車隊もSU-122の1両を撃破、1両を走行不能とした。上空から飛来してきたJu-87D「スツーカ」は37mm機関砲を唸らせてSU-122自走砲の1両を撃破していた。
ドイツ軍の損害は中破していたティーガーの1両がSU-122の背面攻撃を受けて撃破されたのみ。戦局は確実にドイツ軍に傾いていた。
ティーガー戦車隊もSU-122の1両を撃破、1両を走行不能とした。上空から飛来してきたJu-87D「スツーカ」は37mm機関砲を唸らせてSU-122自走砲の1両を撃破していた。
ドイツ軍の損害は中破していたティーガーの1両がSU-122の背面攻撃を受けて撃破されたのみ。戦局は確実にドイツ軍に傾いていた。
第2ラウンド終了時における両軍の戦果は以下の通り。
独:戦車17両撃破、1両中破
ソ:戦車7両撃破、1両中破
ソ:戦車7両撃破、1両中破
このターン最も損害の多かったのはソ連軍重自走砲部隊で、SU-122x3、SU-152x1からなる部隊が1ラウンドの戦いで全滅してしまった。

SU-122自走砲。Conflict of Herosでは中程度の対戦車火力と優良な対歩兵火力を持ち、さらに機動力に優れた優秀な自走砲として評価されている。しかし装甲は強力とは言えず-34と同程度でしかなかったため、今回はパンター戦車の砲撃によって大量の損害を出してしまった。
このターンはパンター戦車にとって受難の時となった。まず1両がチャーチル戦車の近接砲撃により撃破された。続いて飛来したシュトルモビク攻撃機の機銃掃射によって立て続けに2両のパンターが撃破されてしまう。これでパンター戦車隊は壊滅し、ドイツ軍に残るは2両のティーガーだけとなった。
そのティーガー隊はこの状況下においても孤軍奮闘の活躍を見せ、T-34cを2両撃破してT-34部隊をほぼ壊滅させた後、チャーチルとT-70を各1両を撃破。さらにチャーチル1両を混乱状態に追い込んだ。
そのティーガー隊はこの状況下においても孤軍奮闘の活躍を見せ、T-34cを2両撃破してT-34部隊をほぼ壊滅させた後、チャーチルとT-70を各1両を撃破。さらにチャーチル1両を混乱状態に追い込んだ。

今回のシナリオでドイツ軍の主力を成したパンターD型。パンターは対戦車火力が大きく、正面装甲値もティーガーに匹敵する優秀戦車であるが、側面装甲にやや難があり、乱戦になると意外な脆さを見せることがある。
第3ラウンド終了時における両軍の戦果は以下の通り。
独:戦車23両撃破
ソ:戦車10両撃破
ソ:戦車10両撃破
スツーカが再び飛来し、機銃掃射でT-70軽戦車を撃破した。続いてティーガーが最後のT-34cを撃破した。
最終ラウンドにティーガーがソ連軍が守る燃料庫に突撃し、T-70軽戦車を撃破したが、そこで時間切れ。
最終ラウンドにティーガーがソ連軍が守る燃料庫に突撃し、T-70軽戦車を撃破したが、そこで時間切れ。
最終的な両軍の損害と勝利得点は以下の通り。
独:戦車25両撃破、VP25
ソ:戦車10両撃破、VP21
ソ:戦車10両撃破、VP21
ドイツ軍の勝利

ゲーム終了時の状況
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