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こちらで予告したとおり、YSGAさんの3連休例会に参加し、Conflict of Heroesをプレイしました。

注:Conflict of Heroesシリーズは、第2次世界大戦における地上戦闘を車両1両、火砲1門、歩兵1個単位で描くボードシミュレーションゲームです。出版は米国Academy Games社。

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Storms of Steel シナリオ15

コンフリ三昧の2日目は、Storms of Steel最大級の戦車戦シナリオに挑戦します。選んだシナリオはシナリオ15「Dance of the Totenkopfs」。以前にこちらでも紹介した通り、クルスク戦役におけるドイツ第3SS装甲師団「トーテンコップ」とソ連第31戦車軍団の戦いを描くシナリオです。
ランダムに陣営選択した結果、私はまたもやロシア軍担当。T-34c 9両、T-70 5両の他、拠点防御する45mm対戦車砲 2門を指揮することになりました。

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セットアップ時の状況。赤丸に囲まれた部分が私の指揮下の部隊である。

第1Turn

戦いは初めから乱戦模様となる。
T-34の1両が丘の上から300m向こうで側面を晒したPantherを射撃して混乱させた。別のT-34が3号突撃砲を側面至近距離から射撃してこれを撃破。さらに別の3突もT-34がこれを撃破。一番の殊勲はTigerを撃破したT-34で、狙撃兵の一撃でひるんだTigerを(CAP値-1)、近接突撃で撃破した。幸先の良いスタートである。
一方の損害である。T-34の1両が正面からTigerの連射を浴びて炎上、別のT-34はTigerに接近戦を挑んだ所で別のTigerから側面射撃を受けて炎上。T-70は森の中に潜むPantherに接近戦を挑んだ所をPantherの反撃に会い撃破されてしまう等、当方の損害も予断を許さない。

第1Turn終了時における両軍の戦果/損害を以下に記す。

 ソ連:撃破5(3突x3,Tigerx2)、中破1(Pz5)
 独軍:撃破6(T-34,T-70,Su-76m,Su-76m,KV-1),中破1(KV-1)

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第1Turn終了時の状況。赤線がこのTurnにおけるソ連軍の動きである。撃破した敵戦車数ではやや負けているが、両軍戦車の性能差を考慮すれば現時点では良好と評価してよい。ただ攻撃力の大なPantherが残ってしまったので、今後の展開はなおも予断を許さない。

第2Turn

ドイツ軍の間接射撃(ロケット砲による砲撃)が辺りに着弾する。それにより45mm対戦車砲の1門が撃破された。
引き続いてJu-87「スツーカ」が飛来してきた。37mm機関砲を唸らせて突進しているスツーカは、その機銃掃射によりSU-152「アニマルハンター」をまず撃破。さらに目標を切り替えてレンドリースのチャーチル重戦車を砲撃して中破。

スツーカが暴れまわっている下ではソ連軍戦車部隊がドイツ軍に猛撃を続ける。まずT-34の近距離射撃によりTiger 1両が走行不能。他のKV-1は、その近距離射撃によりPantherを撃破した。この時点でドイツ軍が勝利を諦めてソ連軍の勝利が確定した。

感想

こちらでも書いたが、戦車数が多く、乱戦模様なので「行き当たりばったり」の感が強い。今回ドイツ軍は行動数のダイスに恵まれなかったが、なるほど、確かにこのシナリオでランダムAPを採用すると、バランスがかなり傾く可能性がある。

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