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大峰山は吉野熊野国立公園の中核部に位置する山です。日本百名山の1つにも挙げられている名峰で、標高では近畿で一番高い山です。その大峰山に先日登ってきました。

吉野近くに宿をとり早朝に出発。国道169号線を南下し、途中から国道309号に入り、行者還トンネルを抜けた所が大峰山の登山口になります。既に多数の車が停車していましたが、その一角に車を停めて、出発したのは0830頃でした。

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例によって歩き始めはなかなか調子が出ず、苦しい登りが続きます。30分程でようやくペースを掴めてきて、急な登りを一歩一歩登っていきます。1時間ほどで稜線に出て、標高1600mの弁天の森に着いたのが0940頃。標高的には丁度中間点ぐらいです。

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そこからは樹林帯の稜線歩き。緩やかなアップダウンが続き、前方に弥山小屋が見えてきて、再び登山路は急峻な登りに差し掛かります。
最初の登りとは違い、こちらは登山道が比較的整備されているので歩きやすいです。所々に木道が設置されていて、さっきのように岩の間をよじ登っていくような感覚はありません。それでも急な登りには違いなく、足場に注意しながら一歩一歩登って行きました。

登山開始後2時間半で標高約1900mの弥山小屋に到着。大峰山系最高峰の八経ヶ岳までは片道30分の距離です。

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「片道30分」なんて大したことないや、と思っていましたが、なんのなんの。この30分が結構きつかった。
弥山小屋と八経ヶ岳の間は地図でみるとすぐ近くに見えるのですが、実際には途中で約100mの鞍部があり、一旦そこまで降りて再び100m分上がっていかなければなりません。たったの100mなのですが、精神的な負担が大きいです。山登りをしていつも感じることですが、山登りで辛いのは一番最初と一番最後。無論中には例外もあり、コース半ばで辛い思いをすることはありますが・・・・。

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なにはともあれ、何とか八経ヶ岳山頂にたどり着いたのは1130頃。登山口からの所要時間は約3時間でした。コースタイムとほぼ同じ所要時間は喜んで良いのか、悲しむべきなのか・・・。

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帰りは元来た道をピストンしました。登山口に帰ってきたのは1430頃。所要時間約6時間の山旅でした。それなりの苦労はあったものの、近畿最高峰を制覇したので、取りあえず満足です。

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