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主題のゲームを対人戦でプレイしました。シナリオはキャンペーンを選択。筆者は連合軍を担当しました。

侵攻ターン

Normady'44では、一番最初に侵攻ターンというものが実施される。これは空挺降下や上陸進攻といった通常の処理では解決し難い部分を解決するための手順である。
まず空挺降下を実施。米第82,101空挺師団、英第6空挺師団の計3個師団が降下した。結果はかなり厳しいもので、降下そのものには一応成功したものの、空挺部隊全9ユニット中無傷で降下できたのは米101空挺師団と英第6空挺師団の各1ユニットのみ。その他はスカッターしたものが2ユニット、スカッターした上でステップロスしたものが5ユニットにのぼった。
空挺降下よりもさらに厳しかったのが上陸進攻。損害が1ステップロスで済んだユタビーチが比較的順調に上陸できた他は、いずれも血まみれ状態。オマハビーチでは、「血のオマハ」よろしく、歩兵4ステップと戦車2ステップを失い、上陸部隊のほぼ全てが傷ものにされる始末。ホック岬に上陸した米第2,第5レンジャー大隊も1ステップロス。英担当海岸のジュノー、ゴールド、スウォード海岸でも損害合計が歩兵7ステップ、戦車4ステップに達した。
先が思いやられる・・・。

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第1ターン(1944/06/06) 天候:曇天2

弱体化した連合軍空挺部隊に対し、独軍による怒涛の反撃が開始されていた。
まず英軍戦線では、オルヌ川東岸に降下した英第6空挺師団の前衛部隊が独第21装甲師団の反撃を受けて壊滅。独軍は戦略上の要地であるペガサス橋(ヘクス2131)に迫ってきた。
英軍は空挺部隊の残存兵力をペガサス橋に集結させて死守を図る一方、スウォード海岸から上陸してきた英第3歩兵師団と英第1特殊戦旅団をオルヌ川西岸地区に進出させて空挺部隊との連絡線を確保した。
またジュノー海岸から上陸してきたカナダ軍第3歩兵師団はカーンの前面の独軍拠点ユニットをハイオッズ攻撃で撃破した後、戦闘後前進によりカーン前面へ肉薄。南進してきた独第21装甲師団の一部を半包囲した。

オマハ海岸では、海岸沿いの国道13号線まで進出してきた独軍混成部隊(対戦車自走砲1ユニットを含む)を米第1歩兵師団( "The Big Red One" )が3-1攻撃。低オッズ攻撃だったにも関わらず攻撃は成功。内陸部へ向けた突破口を啓開した。

コタンタン半島でも独軍の反撃が始まり、米第82空挺師団第507連隊が攻撃の矢面に立たされていた。米軍は激しい反撃によって旧式戦車装備の独軍1個戦車大隊を撃破することには成功したが、自らも大損害を被り、現戦線を支えるのが精一杯の状況となった。
それに対して米軍はユタ海岸から上陸してきた米第4歩兵師団と、第82,101空挺師団の各部隊が、ユタ海岸とサンメールエグリーズ(2811)間の道路上に残存する独軍部隊を攻撃排除し、ユタ海岸とサンメールエグリーズ間の連絡線を確たるものにした。

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第2ターン(1944/06/07) 天候:曇天3

曇り空の下、英軍部隊が大前進を果たした。英第50歩兵師団、カナダ第3歩兵師団からなる部隊がカーン西方で独軍部隊を撃破。その勢いを駆ってエステュエール街道にまで進出。街道を移動隊形のまま北上してきた独第12SS装甲師団の車列を奇襲。偵察大隊を撃破した。
オマハ地区では、トレヴィエール(2419)西方に広がる湿地帯とボカージュ帯に挟まれた回廊部に進出した米第1歩兵師団が4-1攻撃で独軍部隊を撃破。戦略的要域であるイシニーシュルメール(2515)に向けてゆっくりと近づいていった。
コタンタン半島では、米第101空挺師団を主力とする部隊がクリンベック砲台(3012)を4-1攻撃したが、こちらはEXを出して失敗。コタンタン半島の戦況は予断を許さない。

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第3ターン(1944/06/08) 天候:曇り2

このターンは悪天候により航空支援を得られないため、攻撃は控えて前進に徹する。
カーン、サンロー間では独軍が部隊不足のためか戦線に隙間がある。その間隙を突く形で米英軍が前進。英軍の先鋒である英第50歩兵師団はエステュエール街道にまで進出し、カーンへの西側からの接近路を確保した。
オマハ地区の米軍はバイユー(2822)の独軍を後方に置き去りにしたまま前進。バルロア(2820)付近にまで前進した。
コタンタン半島では独軍の抵抗激しく前進が捗らない。

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第4ターン(1944/06/09) 天候:晴天6

上陸4日目にして初めて空が晴れ渡った。米英の戦闘爆撃機が飛び回り、動くモノに機銃掃射の雨を降らせる。
カーン東北地区では航空支援に力を得た英軍部隊がペガサス橋(2131)から前進を開始。独軍部隊を撃破して1ヘクス前に進んだ。
オマハ地区ではバイユー(2322)、イシニーシュルメール(2515)といった要域が次々と米軍の支配下となる。さらにサンロー(1815)に向けて前進する米第1歩兵師団の先鋒は、サンローから3ヘクス(約11km)に迫った。
コタンタン半島ではなおも前進なし。

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第5ターン(1944/06/10) 天候:晴天6

2ターン連続の快晴である。圧倒的な航空支援を得た連合軍は、カーンに対する直接攻撃を敢行した。2ヶ所に渡って実施された攻撃は、しかし失敗に終わった。英軍の損害は4ステップ。対する独軍の損害は僅か1ステップに過ぎなかった。
サンロー付近では米第1歩兵師団の先鋒が遂にサンローに隣接した。サンローまであと1歩。

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第6ターン(1944/06/11) 天候:晴天6

3ターン連続の快晴である。しかしカーンに対する直接攻撃はまたもや失敗。英軍部隊はカーン前面に屍の山を築くのみ。
サンローに対する直接攻撃も試みたが、こちらも独軍の頑強な抵抗にあい、失敗に終わった。
唯一戦果の上ったのはコタンタン半島で、これまで米軍を苦しめ続けていたクリンベック砲台が遂に陥落した。また米第101空挺師団がコタンタン半島の要域ヴァローニュ(3209)を占領。シェルブール要塞に向う最後の扉が開かれた。

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第7ターン(1944/06/12) 天候:晴天5

晴天にも関わらずカーン、サンロー、カランタンの3ヶ所で実施された連合軍の攻撃は悉く失敗に終わる。唯一の戦果はコタンタン半島地区で、米第7軍団の先鋒がシェルブール要塞に肉薄した。

この時点でVP計算をすると、連合軍が18VPを確保。ショートシナリオの勝利条件で当てはめると、連合軍の勝利となった。
ゲームそのものはこの後もしばらく続いたが、今回のAARはここまでとしたい。

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感想

今回はかなり極端な結果となった。天候が極端に連合軍側有利に振れたことは独軍にとって不幸であった。ダイスによって天候を決める第3~7ターンのうち、晴天が4回(80%)だったのだから。
しかし実際に勝敗を決したのは、天候ではなく第1~3ターン、特に第2ターンの攻防ではなかったかと思っている。実際第3ターンは第2ターンの残敵掃討の感があったし、第4ターン以降については、確たる方針もなくただ惰性で攻めていたようにも思う。仮に第4ターン以降の天候が晴天ではなく曇天であったとしても、戦況に大きな変化はなかったのではないか、というのが、私の偽らざる心境である。

いずれにしてもNormandy'44は、序盤が非常に重要である。独軍にとっては勿論だが、米英軍にとっても守り方を間違えるとその後の前進に大きな支障をきたす。下手をすればサンメールエグリースやペガサス橋といった戦略上重要拠点が独軍に奪われかねない。逆に独軍にとってはチャンスもある。

今後Normandy'44をプレイする際には、序盤の展開について十分に事前準備しておきたい。