伊吹山といえば滋賀県と岐阜県の間にそそり立つ標高1377mの山です。新幹線に乗って関ヶ原から米原方面に向かう際、右窓から外を見た時に見える山です。標高から言えば決して高山ではありませんが、周囲を圧するその威容は、標高以上の迫力があります。歴史的に見ても、日本武尊の伝説があったり、織豊時代では麓で何度も大きな合戦があったりと、話題に事欠きません。
先日、その伊吹山に登ってきました。伊吹山は山頂付近まで道路が敷かれているのでその気になれば車でラクラク登山も可能です。が、それではあまりに意味がないので、今回は麓から登ってみました。

麓から登り始めると伊吹山は結構手ごわい。山頂までの標高差が1,000mを超えます。コースタイムも4時間近く
で、「気楽に登山」という山ではありません。
で、「気楽に登山」という山ではありません。

1合目までの所要時間は約20分。1合目で視界が開け、スキー場のような所を登って行きます。道は良く整備されていて歩きやすい。眼下に見える麓の景色がどんどん小さくなって行き、標高を稼いでいくのが実感できます。


3合目に着いたのは登山開始後70分。夏場にはゴンドラリフトがこの3合目まで通じています。黄色いタンポポのような花畑が広がっていました。

5合目に着いたのは1030頃。登山開始から約90分が経過していました。ここにはジュースの自販機がありました。

5合目から8合目までは一気に登りました。その間約40分。それまでは比較的緩やかな斜面が続いていましたが、さすがに8合目から先は少し山道が厳しくなってきました。登山開始から2時間以上が経過し、そろそろ疲れも出てくる頃です。最後のひと踏ん張りで山頂を目指します。

山頂に着いたのは1140頃。麓からの所要時間は2時間40分です。コースタイムを1時間以上も下回ったのでちょっと満足です。山頂部は強風が吹いていましたが、眼下に見える湖北の景観を楽しみながら、しばしノンビリしました。


帰りは登ってきた道を引き返します。登山路が良く整備されているので下りも順調で、約2時間で麓に戻ってくることができました。
感想ですが、予想以上に楽しい山でした。
標高差がかなりあるので少しビビッていたのですが、登山道が良いため殆ど疲労は感じませんでした。登り始めてすぐに視界が開けてくるので、どんどん標高を稼いでいく感じが良かったです。
「さっきまで遙か上の方に見えていた避難小屋があんな下の方に見えている」
こんな感じで疲労を忘れさせてくれます。
伊吹山は本来「花の百名山」としても知られている花の山です。今回は残念ながら花畑があまり見られませんでしたが、次回は花の全盛期に登ってみたいと思います(でも暑いかも・・・)。
標高差がかなりあるので少しビビッていたのですが、登山道が良いため殆ど疲労は感じませんでした。登り始めてすぐに視界が開けてくるので、どんどん標高を稼いでいく感じが良かったです。
「さっきまで遙か上の方に見えていた避難小屋があんな下の方に見えている」
こんな感じで疲労を忘れさせてくれます。
伊吹山は本来「花の百名山」としても知られている花の山です。今回は残念ながら花畑があまり見られませんでしたが、次回は花の全盛期に登ってみたいと思います(でも暑いかも・・・)。
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