イメージ 1

先日Ukraine'43のシナリオ4「ドニエプルの危機」をプレイしました。
Ukraine'43については、これまでに何度か紹介してきたので、改めて紹介する必要はないでしょう。1943年の独ソ戦を扱った傑作作戦級ゲームです。

今回プレイしたシナリオはUkraine'43の最終局面を扱ったものです。既にハリコフは赤軍が奪回し、ドイツ軍はドニエプル川の線まで後退しています。赤軍はドニエプル河畔のキエフ、ドニエプルペトロフスク、ザボロジェという都市を奪取すべく攻勢の手を緩めません。果たして戦いを制するのは独ソ両軍のどちらか・・・?。

今回、私は独軍を担当しました。

セットアップ

まず状況を見る。独軍の前線は北はチェルノブイリ(Chernobil 1105)(どうしてあっちを思い出してしまふ)からドニエプル川沿いにキエフ(Kiev 1211)、ドニエプルペトロフスク(Dnepropetrovsk 3724)、ザポロジェ(Zaporozhye 3829)までつながり、そこから戦線は真っすぐ南のメリトポル(Melitopol 3934)までつながっている。ザポロジェ、メリトポル間はドニエプル川による防御壁がないので、パンターラインと呼ばれる陣地帯が構築されている。
赤軍はドニエプル川西岸各地に橋頭保を築いている。最北端はキエフ北方のリュッテシ(Lyutezh 1209)付近、キエフ南東のカネフ(Kanev 1715)のヘクス1714、ドニエプルペトロフスク西方の2ヶ所(3233,3323)だ。これらが赤軍の突破口になるだろう。(下図参照)

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/9/a/9adad7df.jpg

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/6/1/61864bdb.jpg
上図は北が上になっていますが、写真の方は北が左になっています。以下同じ。

第15Turn(1943/10/11-15)

(このシナリオは第15Turnに始まり、第21Turnに終了します)
イメージ 11赤軍の攻勢はカネフ橋頭保、ドニエプルペトロフスク橋頭保、そしてパンターラインに対して実施された。特に力点が置かれたのがパンターラインに対する攻撃で、同方面の赤軍は歩兵中心なので高比率攻撃にはならなかったが、低比率攻撃を数ヶ所で仕掛けてきてじわじわと独軍を追い詰めていく。
ドニエプルペトロフスク付近では橋頭保拡張に努める一方、ドニエプルペトロフスクそのものに対する直接攻撃も実施されたが、こちらは2-1の比率ながらも結果EX。なんとか持ちこたえた。
カネフ付近では独軍が装甲2個軍団(第48,第2SS)を投入して反撃を実施。赤軍第3戦車軍に大きな打撃を与えて川向うに撃退した。またドニエプルペトロフスクに対しては第3戦車軍団が反撃を実施。数次に渡る機動襲撃で分散配備されていた赤軍歩兵部隊に大きな損害を与えていた。
なおこのTurn、ザポロジェダムの破壊が独軍プレイヤーによって宣言され、ドニエプル川下流域一帯は大洪水に見舞われた。またマンシュタイン翁は、ドニエプルペトロフスクでの長期戦に備え同地に陣地構築を命じた。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/2/a/2acb778a.jpg


第16Turn(1943/10/16-20)

イメージ 8パンターラインの一角が崩れた。雪崩を打って潰走する独軍を追った赤軍部隊は、そのままザポロジェを占領してしまう。先ほどのTurnにダムを爆破したお陰でザポロジェダムを無傷で奪い返されるという最悪の事態は回避できたもの、要域ザポロジェがなんの抵抗もなしに陥落してしまったことには、さすがのマンシュタイン翁も落胆を禁じえない。また赤軍ショックアーミーの猛攻でパンターライン中央部も大きく突破されてしまう。その結果、ザポロジェ南東の一角に独軍歩兵師団1個が取り残されてしまう。この孤独な4-7-4歩兵師団が約20日間に渡って激烈な包囲戦を戦うことになるとは、その時は誰も予想だにしていなかった(と思う)。
その一方でカネフ橋頭保に対する独軍の反撃は概ね成功裏に終わり、カネフ橋頭保の赤軍部隊は一掃された。これで一応戦線の安定化を見た独軍は、引き続いて装甲2個軍団をドニエプルペトロフスク戦線に向けさせた。このTurn、ドニエプルペトロフスクの要塞陣地が完成する。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/1/1/11c3ef75.jpg


第17Turn(1943/10/21-25)

イメージ 9悪天候が戦場を覆った。両軍とも航空兵力を自由に運用できなくなる。これは特に航空機の地上支援によって戦線を支えている独軍にとって痛かった(出撃チェックのダイスにもやや見放された)。
悪天候に勢いを得たのか、赤軍の攻撃は勢いを増してきた。
まずこのTurn、要域ドニエプルペトロフスクが3-1の攻撃を受けてアッサリ陥落してしまう。要塞陣地が完成した直後だっただけに痛かった。確率は1/3に過ぎなかったのだが・・・。
パンターラインでも赤軍の進撃は続いた。前線を守る独軍保安師団が次々と赤軍部隊の餌食になっていた。アゾフ海につながる要域メリトポルでは赤軍の主将ジューコフ翁が自ら陣頭指揮に立ち、見事にメリトポルを奪取した。先のザポロジェ、ドニエプルペトロフスクと合わせると赤軍のVPは26に達した。これはシナリオ開始時の18VPから8点増加したことになる。赤軍の勝利ラインは31VPなので、あと5VPで勝利条件に達する。
独軍は装甲軍団による限定的な反撃を実施しつつ、戦線を後退させて赤軍との離隔を図る。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/1/f/1f9894d0.jpg


第18Turn(1943/10/26-31)

イメージ 10ザポロジェ南東の独軍孤立陣地に対しては赤軍歩兵師団7ユニット(14個師団)を投入した総攻撃が実施された。砲兵支援もついてオッズは3-1だったが、独軍部隊は奮戦して赤軍を撃退し、陣地をしっかりと保持し続けた。絶望的な状況下でなんという愛国的な行動だろうか?。
友軍部隊の愛国的な戦いに奮起した独軍部隊は各地で奮闘を見せていた。ノガリスク平原を西に向けて突き進む赤軍部隊に立ち塞がった独軍部隊は各地でARの結果を連発。赤軍機械化部隊2ステップを含む多数の兵力を撃破した。
さたに装甲部隊の機動反撃が追い打ちをかける。ドニエプルペトロフスク南西で実施された機動反撃では3ヶ所に渡って赤軍部隊を撃破。ドニエプル川の線まで到達し、赤軍の進撃路に立ちふさがった。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/7/5/75cb27e2.jpg

ここまでで前半戦は終了です。はたして後半戦はどうなるのか。待て次号!!。