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先日Ukraine'43のシナリオ4「ドニエプルの危機」をプレイしました。
今回、私は独軍を担当しました。

ここまでのあらすじ --> こちら

第19Turn(1943/11/01-05)

このTurn、陰謀ルールによって赤軍部隊が突如としてリュッテシ橋頭保に大挙出現する。それに対して独軍は全く打つ手がない。否、あの忌々しいリュッテシ橋頭保に対しても、陰謀ルールによって手も足も出ないのだ。そこに橋頭保があり、放っておけば致命的なことになるのは分かり切ったことなのに、なんという忌々しい陰謀ルールだらう。
リュッテシ橋頭保から出撃してきた赤軍部隊はキエフに対して総攻撃を仕掛けてきた。予めキエフに対する攻撃を予期していたマンシュタイン翁。市街地を要塞化して赤軍を待ち受けた。要塞効果のため1-1しか立たない赤軍であったが、砲兵と航空支援で2-1までオッズを上げてきた。ダイス目はなんと6。結果DR1でキエフは一撃で陥落してしまった(確率1/6)。ザボロジェ、ドニエプルペトロフスクと続き、またもや大都市一撃陥落の悲運に見舞われたマンシュタイン翁は言葉なく立ち尽くすのみであった(嘘)。

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キエフにおける大勝利にも関わらず、厳しい表情で作戦指導を続ける赤軍プレイヤーの図。ちなみにこの時点で赤軍のVPは31に達していたので、このままVP変動なければ赤軍の勝利でシナリオは終了する

イメージ 2悲劇はこれだけでとどまらない。ノガリスク平原では、敵軍主将ジューコフ翁自ら率いる激烈極まりない攻撃が炸裂し、敵味方双方に多大な出血を強いていた。特にニコポル南方の戦いでは、ジューコフ翁陣頭指揮による攻撃で完全編成の独軍歩兵1個師団が壊滅的打撃を蒙り、戦線に大穴が空いてしまう。
クエメンチューク(Kremenchug 2820)渡河点からも赤軍の攻撃は開始され、渡河点を突破した赤軍機械化部隊がドニエプル川南岸に突出してきた。
イメージ 8しかしクエメンチュークからの突出は赤軍にとってもやや無謀な攻撃であった。ドニエプルペトロフスクで作戦行動中の独2個装甲軍団が直ちに反転してきたからである。そのうちの1個はティーガー戦車大隊を含むドイツ最精鋭の第2SS装甲軍団であった。独軍は裸で突出してきた赤軍機械化部隊を機動力を生かして包囲攻撃。次々と撃破していった。このTurn、赤軍は2個戦車軍団、2個機械化歩兵軍団を含む計12ステップを失い(独軍の損害は全戦線で歩兵4ステップ)、その突進力を大きく殺がれる結果となった。

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第20Turn(1943/11/06-10)

イメージ 10赤軍はキエフ南方で攻撃を実施。戦線を拡張してキエフに対する縦深を確保した。今まで急進していたノガリスク平原では、何故かこのTurn、赤軍の攻撃はなかった。
なおこのTurn、今まで奮戦していたザボロジェ南方の独軍突出部が赤軍の包囲攻撃を受けて遂に壊滅してしまった。この異例の奮戦を示した部隊名を記録しなかったのは筆者痛恨の極みである(恐らく第17歩兵師団だと思われる)。
独軍はこのTurn、やや退嬰的な対応に終始した。可能であればクレメンチュークに機動反撃を実施し、同地の奪回を狙いたかったが、渡河攻撃のルールを誤解していたため、攻撃を実施できなかった。主な機動は装甲2個軍団をキエフ南方に移動させて赤軍の突破に備える布陣をしいた。その間の機動反撃で虎の子ティーガー大隊が昇天してしまったのは遺憾の極みである。

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第21Turn(1943/11/11-15)

イメージ 9最終Turnである。このTurn、現状のまま守り切れば赤軍が勝利する。しかしそうはさせない。
まず赤軍が前線に出てきた独軍第2SS装甲軍団に対し、1.5-1の低比率攻撃を仕掛けてきた。DR以上の結果が得られれば(確率1/3)、ドイツ最強の装甲集団をこのTurnほぼ無力化できるので(マンシュタインチェックがあるので、必ずしも確実に無力化できる訳ではないが・・・)、悪い賭けではない。仮に失敗しても、ARを出さない限り、失うものはないのだから・・・・。
しかし結果は最悪のAR(確率1/6)。赤軍としては独軍最強スタックを無力化するどころか、赤軍最強スタック(第3戦車軍)が無力化してしまった。
イメージ 11チャンスである。満を持して待機していた独軍部隊が動き始めた。
まず第48装甲軍団が歩兵部隊と共同してクレメンチュークを渡河攻撃した。最早後がないドイツ軍は今まで出し惜しんでいた空軍支援も投入。3-1の比率で見事クレメンチュークを再奪回した(確率2/3)。
この時点でVPが30点となり独軍の勝利は確定したのだが、独軍にはもう一つ大きなイベントが残っていた。キエフ奪回作戦である。
先ほど赤軍の攻撃を撃退した第2SS装甲軍団。イタリア戦線から派遣されてきた第1SS装甲師団「ライプシュタンダーテ・アドルフ・ヒトラー」と共同でキエフを守る赤軍部隊に襲いかかった。機動力を駆使した装甲部隊の攻撃は赤軍部隊を翻弄。最後はキエフに対する4-1攻撃を見事に成功させ(確率1/2)、キエフを奪回した所でゲームが終了した。

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感想

今回も残念ながらルールミスを白状しなければなりません。シナリオ特別ルール34.5項でヘクス1714、3223、3323は赤軍にとって陣地効果があり、防御効果+3と機械化攻撃での攻撃力が半減となります。
が、プレイ中のメモを見ると・・・・
「ヘクス3223、5-1で通常攻撃、結果DR1」
「ヘクス1714、5-1で機動攻撃、結果DR」
「ヘクス3323、5-1で通常攻撃、結果DR2X」
なんて意味のことが無造作に書かれていました。上記ルールはすっかり失念していたようです。赤軍の初期攻撃が独軍によって容易に潰されてしまった背景には上記のルールミスの影響があったことは否めません。

結果的には勝利しましたが、あまり自慢できません。上に記したルールミスもしかりですが、最終Turnでクレメンチューク、キエフを奪回できたのは単なる僥倖といえます。もしこれがキャンペーンの途中なら(サドンデスがかかっている場合ではない限り)このような攻勢は出なかった可能性が大です。

今回のシナリオは初めてプレイしましたが、攻防共に楽しめて面白かったです。独軍は薄氷を踏む思いですが、赤軍も度重なる攻勢に兵力が底を尽きつつあるのを、こちらも感覚的に感じることができました。だた上記の通り今回のプレイはルール適用ミスがあったので、悔いを残してしまいました。できれば本シナリオも再戦してみたいと思います。

あとシナリオ3も未プレイなので、こちらも是非プレイしてみたいです。

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最終Turnに逆転負けを喫し、憮然とする赤軍プレイヤーの図

(Photo by Wikipedia)