Paths of Gloryは第1次世界大戦をテーマとする戦略級シミュレーションゲームです。
西ロシアからフランス海岸までのヨーロッパ全域がポイントトゥポイントのマップで描かれ、1Turn3ヶ月、1ユニット軍又は軍団規模で1914年8月から1919年までの大戦争を描きます。ちなみに戦争全体を扱うゲームですが、登場するユニットは陸上部隊のみ。航空兵力や海上兵力はカードで抽象的に描かれています。
西ロシアからフランス海岸までのヨーロッパ全域がポイントトゥポイントのマップで描かれ、1Turn3ヶ月、1ユニット軍又は軍団規模で1914年8月から1919年までの大戦争を描きます。ちなみに戦争全体を扱うゲームですが、登場するユニットは陸上部隊のみ。航空兵力や海上兵力はカードで抽象的に描かれています。
本作の特徴はCDS(カードドリブンシステム)を採用している点で、以前に紹介したEmpire of the Sun(GMT)(太平洋戦争)やFor the People(GMT)(南北戦争)と似た面もありますが、それよりもMMP社が発表した北アフリカ戦ゲームShifting Sandsと非常に似通っています(Shiting Sandsがパスグロを継承したというのが本当の所)。
本作はかねてから名作の誉れ高い作品であり、これまでプレイする機会を狙っていましたが、この度ようやくプレイする機会を得ました。
今回のプレイではお互いに初プレイだったので、まずルールブックに添付されているプレイの例を二人で一緒にプレイしてみました。一通りプレイしてコツを理解した所で本番プレイします。
下名は中欧軍を担当。ドイツ軍は強力なので西部戦線では大きく前進できるのですが、補給切れのペナルティが厳しいのでなかなか電撃戦という訳にはいかず、前進しては塹壕を掘って地固めをし、しかるのちに前進するという展開になります。
一方東部戦線は面積の割に部隊数が少ないために機動戦になり、ポーランドやオーストリア・ハンガリーを舞台として、ロシア軍と中欧軍との戦いになります。ポーランド国内における独露戦というのは、WW2の独ソ戦とはまた違った趣きがあり、興味深かったです。
一方東部戦線は面積の割に部隊数が少ないために機動戦になり、ポーランドやオーストリア・ハンガリーを舞台として、ロシア軍と中欧軍との戦いになります。ポーランド国内における独露戦というのは、WW2の独ソ戦とはまた違った趣きがあり、興味深かったです。
結局3Turnまでプレイした所で、お互いに「こんなもんでしょうね」という感じで自然終了。ルールは概ね理解できたのですが、プレイの仕方はまだまだ研究が必要だと感じました。