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「太平洋空母決戦」。何やら誤解しそうなタイトルですが、空母戦のゲームではなく、太平洋戦争全域を扱ったゲームです。サブタイトルである「ISOROKU'S WAR 1941-1943」の方が本質を示しており、真珠湾攻撃からい号作戦ぐらいまでの太平洋戦争全体を再現するゲームです。

1ユニットは空母1隻+護衛艦艇又は戦艦を含む艦隊又は戦艦を含まない艦隊です。空母、戦艦の一部は艦名入りで、赤城、瑞鶴、武蔵、エンタープライズ、マサチューセッツ等が登場します。

システムは両軍が各ラウンドで作戦を交互に繰り返すタイプで、ルール的にはシンプルです。作戦には2種類ある艦隊行動と基地航空機の移動、上陸準備の計4種類で、それらを駆使して敵拠点の攻略を目指します。
戦闘システムはステップ数だけダイスを振って火力以下の目が出たヒット数を相手に適用するというものです。一部の艦艇(大和型とサウスダコタ型の戦艦)には装甲修正があり、相手の火力を-1できます。空母と陸上機は戦闘に際して優位性があり、他の友軍艦艇によって保護されているとか、戦術如何によっては空母、陸上機以外は射撃できない、とかいったルールがあります。あと射撃を行った空母は無条件にステップロス食らうのも特徴的です(既にステップロスしている空母は適用外)。

今回、Bomber Commandを終えた後、時間があったのでプレイしました。下名は連合軍を担当しました。
細かい展開は省略します。結果のみを簡単に記すと、最終TURNに米軍がマリアナ、フィリピン、パラオ、ボルネオを支配し、日本軍はアッツ島、セイロン島を支配していたもののVP差で米軍の勝利となりました。日本軍プレイヤー曰く、ラバウルを放置したのが失敗だったとか・・・・。

初めてのプレイだったので、ゲーム独特の癖等は使いこなせませんでした。特にエリア支配可能な高速空母艦隊の使い方は良く分かっていません。米軍の後半は高速戦艦がゾロゾロ出てくるので、機動部隊を上手く使いこなしたい(逆に大和型は高速艦扱いではないので機動部隊になれない)のですが、ポイント戦の方が有利に思えてしまってどうしてもそちらに固執してしまう。
難しいものです。

ゲームについての感想ですが、ルールは簡単でセットアップは楽チンというのは素晴らしいことです。プレイ時間も今回は3時間ぐらいかかりましたが、長考型プレイヤーでなければ2時間とかからないでしょう。例会が終わった後の空き時間とかにプレイするゲームとしては手頃です。メジャーテーマである日米戦争というのもGood。

敢えて難点を上げれば「太平洋戦争ぽくない」ことかな?。確かに赤城やエンプラが登場するのだけれど、空母対空母が戦っているという感じがあんまりしない。「赤城」という名のミサイル艦と言われてもあんまり違和感がなく思えてしまう。まあ、贅沢な要求だとは思いますが・・・・。