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GDW社のThe Third World War(以下「T3WW」)は、1990年頃に発生すると予想されていた東西対決を描いたシミュレーションゲームです。今回、T3WWをプレイするにあたり、いくつかのハウスルールを採用しました。またプレイシナリオはキャンペーンで、中欧戦線だけではなく、北欧、南欧も含んでいます。ただしペルシャ湾は含んでいません。プレイスタイルはソロプレイです。

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3Turn(第3週)

開始

オーストリアがNATO陣営に加わった。それに伴いユーゴスラビアもNATO陣営に加わる。
天候は北欧が嵐、南西方面が曇天となり、後は全て晴天だった。

航空戦

イメージ 1中欧戦線では前TURNにおける航空撃滅戦やWP軍の戦略変更により制空戦に投入できるWP軍航空ユニットが僅か7ユニットになってしまう。しかも新鋭MiG-29は1ユニットのみ。あとは空戦力3のMiG-23が1ユニットで、他は全て空戦力1の「役立たず」であった。それに対して空戦力5のF-15イーグルとF-22ラプターだけで3ユニット、空戦力4のトーネード、F-16ファルコン、Mirage2000が計7ユニット。それだけで十分WP軍を圧倒している。さらに空戦力3以下の航空機が4ユニットで計14ユニットでWP軍を圧倒していた。

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イメージ 2圧倒的な制空力を背景としたNATO軍は、かつてない規模で航空撃滅戦を仕掛けて行った。米空軍のF15Eストライクイーグルが3ユニット、スペイン空軍のF-18ホーネットが1ユニット、英独伊のトーネードが計5ユニット、合計9ユニットの大爆撃隊が東ドイツ、ポーランド、そしてソ連西部各地に展開するWP軍飛行場を叩く。WP軍の対空砲火は凄まじく、トーネード1ユニットが叩き落とされた他、F15Eを含む3ユニットが強制帰還を余儀なくされた。戦果は滑走路破壊1とクレーター6個である。


WP第1梯団

イメージ 3北欧戦線ではトロムソとバルドゥフォスを結ぶ回廊部(G4144)に陣取るノルウェー機甲旅団を排除すべく攻撃を仕掛けた。オッズ1-1。成功率1/6の分の悪い賭けである。奇跡を期待したソ連軍だったが、奇跡は起こらなかった。結果は相打ち。次のチャンスに期待するソ連軍であった。

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イメージ 4中欧戦線では、航空支援を欠くWP側は今までのような総花的攻撃を排し、少数に絞った集中攻撃で前進を図った。ルール工業地帯ではドムトムント(B2410)に対して第1親衛戦車軍、第20親衛軍等に所属する10個師団以上のソ連軍重師団で攻撃。オッズは11-1に達し、A-10による妨害も排除してドムトムントを占領した。同市を守る西独、ベルギー連合軍は壊滅する。
南ドイツでも第10、16、21軍に所属する計8個の戦車、機械化師団がシュタットガルト(A1510)南東部に布陣する西独第10装甲師団とフランス対戦車ヘリ連隊のスタックを攻撃。4-1の比率でこれを排除した(ハリアーが飛来したが、対空砲火で撃退した)。

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イメージ 5このTURNからオーストリア、ユーゴスラビアが戦列に加わる。とはいってもWP軍の兵力も決して潤沢ではない。南ドイツ方面から2個軍相当をアルプス方面へ向かわせ、さらにハンガリー方面から1個軍相当を新たにオーストリア戦線に投入する。いくつかの都市が陥落し、オーストリアに危機が訪れる。首都ウィーン(A0922)と山岳都市インスブルック(A0913)は持ちこたえている。

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イメージ 6ユーゴスラビアに対してはハンガリー軍の一部が侵攻を開始した。しかし兵力不十分につき十分な侵攻効果は得られなかった。

バルカン戦線では新たな局面を迎えようとしていた。ダーダネルス海峡を渡ってトルコ領のアジア側に進出したルーマニア第3軍所属の3個師団が、ソ連機械化空挺や黒海艦隊海兵師団、空中機動旅団等と共同でトルコ軍3個師団を包囲殲滅した。さらにルーマニア軍6個師団がイスタンブール(D1414)に総攻撃を仕掛けた。インスタンブールのトルコ軍は2個歩兵師団と1個戦車旅団。壊滅こそ免れたものの、歩兵1個師団が壊滅。残った部隊も壊滅寸前の状況となった。

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NATO予備

ユーゴスラビア軍が集結し、ベオグラード(C2820)、ザグレブ(C0219)といった大都市の守りを固める。
他の戦線では若干の戦線整理があったものの、大きな動きはなかった。

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WP第2梯団

イメージ 8北欧戦線ではトロムソとバルドゥフォスを結ぶ回廊部(G4144)に陣取るノルウェー機甲旅団を排除すべく最後の攻撃を仕掛けた。オッズ1.5-1。成功率1/3の分の悪い賭けである。奇跡を期待したソ連軍だったが、奇跡は起こらなかった。攻撃を仕掛けたソ連軍部隊が逆に大損害を被り、ノルウェー解放の道は閉ざされた。

イメージ 7中欧戦線ではシュタットガルト(A1510)に籠るフランス軍3個部隊をWP軍11個師団と空中機動旅団が包囲攻撃を仕掛けた。攻撃の中心は第20親衛軍。これまではルール工業地帯前面で戦っていた部隊である。北部での攻勢の道が閉ざされたWP軍は、攻勢継続の活路を南部ドイツに見出したのだ。シュタットガルト攻撃のオッズは実に11-1。急きょA-10サンダーボルトが飛来してきたが、対空砲火によって撃退されてしまう。シュタットガルト守備隊は壊滅し、同市はWP軍が支配する所となった。

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オーストリアでは山岳都市インスブルックが陥落。オーストリアに残る都市は首都ウィーンのみとなった。ウィーンに対する攻撃は6個師団+1個空中機動旅団。オッズは8-1。しかし米海兵隊のAV-8Bハリアーが地上支援に飛来。そのためにウィーン守備隊はギリギリで持ちこたえた。

イメージ 9バルカン戦線では遂にイスタンブールが陥落した。これで黒海艦隊の出撃が可能となりトルコ戦線の目的は一応達成した。イスタンブール攻略戦に参加していたルーマニア軍は、一部をイスタンブール防衛のために残し、残りはギリシア方面に向かった。新たな戦いが始まる。

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NATO第1~2梯団

イメージ 11反撃だ。反撃しなければならない。
制空権を得たNATO軍は、猛烈な反撃を開始した。反撃個所はオランダ。マーケットガーデン作戦の舞台となったナイメーヘンが最初の反撃目標となる。米英独の機甲、機械化師団と米対戦車ヘリ部隊がナイメーヘン(B0308)を守るソ連軍第47親衛機械化歩兵師団(47GMD)に襲いかかった。空からはフランス空軍のミラージュF1が援護する。第47親衛機械化歩兵師団は瞬く間に壊滅。ナイメーヘンはNATO軍の支配する所となった。
さらに増援を得たNATO軍は攻撃を継続する。遠くオルデンブルグ(B0513)から上陸した米海兵隊と英第3機械化歩兵師団(4-6-7)が背後から迫る。正面からは米第5、第8機械化歩兵師団と西独の機甲師団2個も参加する。目標はエンスーデ(B0310)を守る東独第1機械化歩兵師団(10-9-7)。今回も空軍支援があって東独機械化歩兵師団はこれまた瞬く間に壊滅。NATO軍はドイツ、オランダ国境付近に突破口を形成した。

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北欧戦線ではバルドゥフォス(G4142)東方のソ連空中機動旅団を攻撃。これを撃破し、その東方の回廊部を守っていたノルウェー軍戦車旅団との間の連絡線を遂に回復した。

イメージ 12オーストリア方面では危機に瀕したウィーンを救うため、フランス軍第11空挺師団がウィーン付近に空挺降下。対空砲火を掻い潜って空挺隊員達は降下に成功。ウィーン市街地に入って守備隊と合流した。

バルカン戦線ではギリシア軍がサロニカ(D1402)付近に後退。サロニカを中心として防衛ラインを築いた。