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久し振り(でもないか)にGMTのDown Townをプレイしました。
本作はベトナム戦争における航空戦を扱ったゲームです。いわゆる空戦ゲームですが、他の空戦ゲームと違う所は、他の空戦ゲームが1機1機の細かい動きを再現するのに対し、Down Townは1機単位の細かい動きではなく編隊規模で航空戦を再現している点です。そのため1つのシナリオに登場する航空機の数が、40機近くになります。

今回はDown Townの練習戦ということで、プレイヤー4人でいくつかのシナリオをプレイしました。

シナリオD2 Beginnings

1965年10月に行われた空母「コーラルシー」艦載機によるKep飛行場とVu Chua鉄橋に対する爆撃任務を扱ったシナリオです。米軍の兵力は、攻撃隊がA-4Cスカイホークが計20機(4機x5編隊)、それを護衛するF-8Dクルセイダー4機(2機x2編隊)とF-4Bファントム4機(2機x2編隊)です。対するDRV(北ベトナム空軍)は、MiG-17F 4機(2機x2編隊)と若干の対空火器が登場します。SAM(地対空ミサイル)は登場しません。下名は米海軍を担当しました。
結果はA-4Cの1機がMiGの攻撃を受けて軽度の損傷を被り、僚機3機と共に戦場を離脱。それに対して米軍は、襲ってきたMiG 4機全てをF-4とF-8の編隊が追いまわしてこれを撃墜しました。また爆撃隊もVu Chuaの鉄橋を完全に破壊し、トータルで米軍の勝利となりました。

シナリオD4 The Wheel of Hurt

次に今回の参加者4人全員でシナリオD4をプレイしました。このシナリオは「ローリング・サンダー」と呼ばれる北爆作戦を扱ったシナリオで、米海軍または米空軍のストライク・パッケージ(30~40機からなる攻撃編隊)と北ベトナム統合防空システムのと対決を描きます。このシナリオではDRV自慢の統合防空システムが登場し、SAM、AAA(対空火器)、そしてMiG戦闘機が、相補いながら米軍の攻撃編隊を迎え撃ちます。下名はDRVの地上防空システム(SAMとAAA)を担当しました。
このシナリオは時間的な都合により途中までのプレイとなりました。米空母「タイコンデロガ」を発進した米攻撃隊を迎え撃った我々は、A-4C 1機を対空火器で撃墜し、F-8E 2機を対空火器により中破せしめました。損害はSAM大隊2個が米軍機による機銃掃射で損傷し、一時的に機能を失いました。肝心のSAMは10発近くを発射したものの、命中を得るに至らず。唯一の戦果は、A-4Cの1個編隊(4機)について、爆弾を投棄させたことぐらいでしょう。

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SAMにロックオンされながらも侵攻を続けるA-4C「スカイホーク」の攻撃編隊

まとめ

今回の練習で参加した人たちは航空機の動かし方と統合防空システムの運用方法を理解できたと思います。この先は統合防空システムを使った戦い方について理解を深めると、Down Townというゲームの面白さが見えてくるのではないでしょうか。

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