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いきなりですが、GMTのArdennes'44キャンペーンシナリオに挑戦しました。プレイスタイルはVASSALによるソロプレイです。それではいきなり開始します。

16AM

A.German Turn

第7軍戦区。3ヶ所で攻撃。結果はDR4、DR3、DR2。敵戦力を減らすことはできなかったが、すべての攻撃で成果をあげたので、まず良しとしよう。Echternach(E1105)占領。

第5装甲軍戦区。6ヶ所で攻撃。D1、DR4、DR4の他はENG+1、ENG、A1/ENGとなった。Marnach(2216)とHosingen(2214)交差点を巡る戦いでは、いずれも米軍守備隊が奮戦し、独軍の突破を押しとどめている。

第6SS装甲軍戦区。4ヶ所で攻撃。DR4、DR3とENGが2つ。最後の1-1はモンシャウ(Monschau E1838)に対する攻撃。修正前のオッズが1-1の所を攻撃側砲兵支援のために3-1、そこへ防御側の砲兵支援が2シフト適用となって1-1となった。

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B.Allied Turn

独軍進路上にある橋梁3ヶ所の爆破を試み、2ヶ所で成功した。
接敵している部隊を少しずつ後退させていく。


16PM

A.German Turn

イメージ 13このTurn、最も劇的な突破を見せたのは、戦線北部を担う第6SS装甲軍だった。このTurnより移動を解禁された第1SS装甲師団、第12SS装甲師団を主力とし、4-1、6-1の高比率戦闘が各1箇所、歩兵部隊を中心とする3-1、2-1戦闘が各1箇所である。結果は、DR3、D1、EX、DR2で、いずれの戦闘でも敵を排除することに成功し、中でも攻撃先鋒となるパイパー戦闘団(KG Piper)は、Honsteid(E1630)付近で突破戦闘を行い、さらに戦果を拡張していた。

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イメージ 14第5装甲軍は橋梁の多くが破壊されているため、現時点では全力発揮しているとはやや言い難い状況であった。それでも第2装甲師団、第116装甲師団、第26国民擲弾兵師団、第560国民擲弾兵師団等が中心となって、米第28歩兵師団が守る防御陣地を叩いた。
まずバストーニュ(Bastogne E3413-3414)を目指す第2装甲師団、第26国民擲弾兵師団は、Marnach(E2217)周辺で米軍を撃破。クレルヴォー(Clervaux E2416)に接敵した。
その北を進む第116装甲師団は、米軍砲兵のToT射撃によって装甲擲弾兵連隊(5-5-6)がステップロスしたり、FireFightの失敗で装甲偵察連隊(3-2-7)が失われたりと、かなりの損害を強いられたが、それでもその先鋒となる装甲擲弾兵連隊(5-5-6)がWeiswampach(E2319)付近で米軍歩兵大隊(2-2-3)を撃破。その勢いでバストーニュ、サンビット(St-Vitz E2125)街道を遮断する位置に進出した。

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独第7軍戦区も米第4歩兵師団の部隊を撃破しつつ、順調に前進を続けている。このTurn、Diekircht(E2008)占領。

B.Allied Turn

米軍としては、とにかく部隊を後退させて戦線を維持するしかない。クレルヴォーは包囲の危機があるので放棄。サンビットは同じく敵中に孤立する危機に直面しているが、サンビット周辺で戦っている多くの部隊を見捨てる訳にもいかず、死守の構えである。

シェーネアイフェル高地(Schnee Eifel)では、米第106歩兵師団の主力が独軍に包囲されて動きが取れなくなっていた。彼らは突破口を穿つべく、独軍の手薄な隙を所を狙って反撃を試みたが、攻撃は失敗に終わった。

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独軍に包囲された米第106歩兵師団。

16Night

イメージ 15このTurn、補充は両軍ともゼロ。独軍夜間移動指定されている3スタックと、パイパー戦闘団(KG Piper)に所属している4ユニットのみが移動する。攻撃箇所も第6SS装甲軍の2箇所のみであったが、その1箇所、Rocherath/Krinkelt(E1633)の戦いで、パイパー戦闘団が米第90歩兵師団所属の歩兵大隊を撃破。エルセンボルン(Elsenborn E1834)付近まで進出し、モンシャウ(Monschau E1838)付近に布陣する米第2歩兵師団、第90歩兵師団を左翼から包囲する形を形成しつつあった。

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17AM

A.German Turn

イメージ 16ハイテ空挺部隊による強襲は完全な失敗に終わった。
先の夜間Turnで突破の下地を作った第6SS装甲軍であったが、このTurnも良好な進撃を見せた。エルセンボルン付近ではパイパー戦闘団が米第90歩兵師団の1個連隊と砲兵大隊を撃破し、エルセンボルンを占領。その結果、モンシャウ付近を守る米第2歩兵師団に対して、さらに側背を脅威していた。
その南、Happenbach(E1829)付近では、5号戦車大隊(7-4-7[4])を含む第1SS、第12SS装甲師団混成の戦闘団が高比率攻撃を仕掛けて米歩兵大隊(2-2-3)を撃滅。さらに突破戦闘でBuliiagen(E1781)南西の森林道を守る歩兵連隊(6-6-3)をも撃破した。その結果、包囲下に陥った米歩戦連合のスタックが3-1攻撃を受けて退路を失い、歩兵大隊(2-2-3)と駆逐戦車大隊(4-3-6[3d])を失った。

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イメージ 17第5装甲軍は、ようやくオウル川に架かる橋梁の修理が完了し、戦車部隊が川を越えて前進してきた。しかし今度は連合軍の道路障害物や交通渋滞のため、なかなか最前線に到達しない。
このTurnの戦果と言えば、第2装甲師団所属の装甲擲弾兵連隊(4-5-6)がクレルヴォーを無血占領した後、E2024の渡河点を突破した第116装甲師団所属の4号戦車大隊(5-4-6[3])がサンビットに肉薄。あと一歩で電撃占領できた所であったが、米砲兵のToT射撃に阻まれて頓挫するという事件があった。
また、第2、第116装甲師団所属の部隊がTroisvterges(E2518)で米第28歩兵師団所属の歩兵大隊(2-2-3)を撃破。バストーニュ、サンビット間の連絡線を脅威した。
その南、ウィルツ(Wiltz E2719)付近では、第26国民擲弾兵師団所属の部隊が、戦車教導師団所属の装甲偵察大隊(4-3-7)の支援を受けてウィルツを守る米第28歩兵師団所属の歩兵大隊(2-2-3)を攻撃。これを撃破してウィルツを占領した。

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イメージ 18第7軍は、第5降下猟兵師団と第352国民擲弾兵師団混成部隊がエテルブルック(Ettelbruck E2207)を占領した。また第212、276国民擲弾兵師団所属の部隊がE1903の森林道を守る米第28歩兵師団所属の歩兵大隊(2-2-3)を攻撃。これを撃滅し、勢いに乗った突撃砲旅団(3-2-6[3])が要域メルシュ(Mersch E2102)を電撃占領した。

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B.Allied Turn

イメージ 19このTurn、米軍の本格的な増援部隊が登場する。どこでも配置可能、便利な工兵大隊(1-2-3)が5個と、本格的な機甲打撃部隊である第7機甲師団だ。第7機甲師団の各部隊は、マルメディ(Malmedy E2432)北方に展開。その中で強力な90mm砲装備M36駆逐戦車からなる第814駆逐戦車大隊(3-2-6[4d])は、パイパー前面に展開した。
要域サンビットは2個部隊を入れて死守の構え。

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イメージ 20その南、サンビットからバストーニュにかけてのラインは、工兵隊が築いた道路沿いの薄い防衛ラインで時間稼ぎの構えを見せる。またこのTurn、米軍が初の反撃を実施した。攻撃目標は、独軍の先頭を進む第116装甲師団所属の装甲擲弾兵連隊2個(3-3-6、5-5-6)。攻撃部隊は米第9機甲師団所属の3個連隊戦闘団。攻撃比率は3-1、4-1で、結果はENG+、DR4。敵に物理的な損害を与えることこそできなかったものの、独軍の先鋒を撃破した意義は大きかった。

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17PM

A.German Turn

イメージ 21第6SS装甲軍戦区はこのTurnダイス目に恵まれず大きな進展はなし。パイパー戦闘団の先鋒がマルメディまであと2Hexまで迫ったこと。6号重駆逐戦車装備の第653重駆逐戦車大隊(4-2-4[6d])が登場したこと。モンシャウに対する攻撃が成功し、モンシャウを守備する米第102機甲騎兵連隊(4-3-7)がステップロスを強いられたことぐらいがニュースか。

イメージ 23第5装甲軍戦区では、サンビットを強襲するも、米軍守備隊の奮戦に阻まれて同地攻略ならず。あと一歩の感はあるのだが・・・。バストーニュ正面では、ドイツ3個装甲師団が米第9機甲師団の防衛線を突き破るべく強襲を実施した。それなりの戦果を上げることはできたものの、全般的にはダイス目やや振るわず。バストーニュもあと5Hexの所に迫ったのみであった。

第7軍戦区では米軍部隊をほぼ掃討するのに成功した。


B.Allied Turn

イメージ 22連合軍はこのTurn積極的な動きは控える。北部ではモンシャウの守りが弱まったので、増援の歩兵を投入して守りを固める。サンビットからバストーニュにかけてのラインは連合軍にとって最大の弱点であるが、とにかく大突破されたによう、薄いながらも堅固な防衛ラインを敷く。
サンビットより南のルクセンブルク国境地帯は、在地の米軍がほぼ掃討されてしまった。残った部隊で守りを固めつつ、このTurnの増援で登場してきた米第10機甲師団の連隊戦闘団をマップ外に配置し、反撃の気を伺う。

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17Night

A.Allied Turn

補充1ポイントを利用して第28歩兵師団の1個大隊(2-2-3)をバストーニュに復活させる。

b.German Turn

補充2ポイントを利用して第116装甲師団の偵察部隊(3-2-7)を復活させ、第12SS装甲師団所属の装甲擲弾兵連隊(5-5-6)を回復させる。夜間移動戦闘はマルメディ西方の森林地帯の突破を図る。

ここまで

独軍の進撃はあまり順調とは言えない。マルメディ、サンビットはまだ落ちず、バストーニュもまだ遠い。燃料チェックまで残るはあと1日。果たして独軍は進撃を続けることができるか・・・。