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18AM

A.German Turn

独軍もそろそろ後がなくなってきた。遮二無二攻撃し、突破口を啓開したい所である。

第7軍はマップ南端に位置していた米軍をほぼ掃討し、Saeul(E2501)の突破点を押さえた。さらに先鋒はRadange(E2803)まで進出して、米軍戦車大隊を捕捉した。

ヨーゼフ・ディートリッヒの第6SS装甲軍は、マルメディ(Malmedy E2432)を占領した。その他の個所でも攻撃を実施したが、EXが続出して前進はできない。

イメージ 13そして今や攻撃の主役という立場に躍り出たフォン・マントイフェルの第5装甲軍は、バストーニュ(Bastogne E3413-14)前面を守る米工兵大隊(1-2-3)を攻撃。米砲兵の執拗な砲撃に阻まれ前進に苦しんだが、それでもバストーニュまであと2ヘクスまで迫った。
その北方、ヴィエルサレム(Vielsalm E2826)に向けては、第6SS装甲軍からスウィングしてきたパイパー戦闘団(KG Piper)が米第14機甲騎兵連隊(3-2-7)を撃破してヴィエルサルムへあと2ヘクスまで迫った。しかしここでも米砲兵が威力を発揮し、パイパー戦闘団の大突破を阻んでいる。
サンビット(St-Vitz E2125)はまだ落ちない。

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B.Allied Turn

イメージ 17第82空挺師団と第101空挺師団が増援として登場してきた。歩兵中心の部隊とはいえ、それぞれ4個のエリート連隊(4-6-3)からなる強力な部隊である。現時点ではまだ戦線後方に位置しているので、とにかく前進するのみ。またマップ南端からは米第10機甲師団所属の連隊戦闘団(9-6-6[3])がLintgen(E2001)を攻撃。同地を守る独歩兵連隊(2-3-3)を撃破し、Lintgenを奪回した。

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18PM

A.German Turn

イメージ 15第5装甲軍戦区では、バストーニュが陥落した。第2装甲師団のカンフグルッペ(5号戦車「パンター」装備)が米歩兵大隊(2-2-3)を撃破したのだ。バストーニュを中心として大きな突破口を啓開したドイツ軍。チャンスが巡ってきたか?。
その北方、ホッファライズ(Houffalize E3219)でも、戦車教導師団を主力とするカンフグルッペが米第28歩兵師団所属のM4シャーマン戦車大隊(4-3-6[3])を撃破。ここを占領していた。

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イメージ 16第6装甲軍戦区では、ヴィエルサルム前面の米軍を撃破した第1SS装甲師団所属のカンフグルッペ(4号駆逐戦車装備)が米軍部隊を撃破していた。ヴィエルサルムまであと1Hex。
さらに北に向かうと、戦線北端のモンシャウ(Monschau E1838)に対して第277歩兵師団を主力とする部隊が攻撃を仕掛けた。独軍は砲兵支援、さらには6号駆逐戦車「ヤークト・ティーガー」を装備した第653重駆逐戦車大隊(4-2-4[6d])の支援も受けてモンシャウを猛攻。遂にこれを奪取した。モンシャウ南方の戦線を守る米第2歩兵師団所属の連隊に包囲の危機が迫る。

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B.Allied Turn

イメージ 14バストーニュの線を突破された連合軍は、前線に少数の足止め部隊を残し、主力は増援に現れた第101空挺師団「スクリーミング・イーグル」を中心としてバストーニュ西方に薄く防衛スクリーンを構築する。それでも部隊数不足は如何ともし難く、がっちりとした前線とはとても言えない。

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その北方、ヴィエルサレム付近では、米軍がヴィエルサレムを放棄。その西方で戦線を構築しつつ増援を待つ。

19AM

A.German Turn

イメージ 18攻勢開始4日目。このTURNより独軍は燃料チェックを行う。チェックの結果、総統警護旅団、総統擲弾兵旅団と第3装甲擲弾兵師団がガス欠を起こした。
それでも独軍の快進撃はなおも続く。第2装甲師団はバストーニュから南西に進んでヌシャトー(Nauchateau W1206)方面に向かう。その途上で米第10機甲師団のB戦闘団(CCB 9-6-6[3])を撃破。
戦車教導師団は、ホッファライズから西に進み、Nadrin(E3520)で米第9機甲師団のB戦闘団(6-4-6[3])を撃破。ラ・ロッシュ・アン・アルデンヌ(La-Roche-en-Ardenne E3920)まであと2Hexに迫った。

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イメージ 19その北方では第116装甲師団がヴィエルサレム西方の盆地に進出。Lierneux(E3225)付近を守る米軍部隊の側面を脅威する。その北ではパイパー戦闘団(KG Piper)がHabiemont Chevronの橋を無傷で渡河し、ウェルボモン(Werbomont E3630)まであと1Hexと迫っていた。その東では第12SS装甲師団「ヒトラーユーゲント」のカンフグルッペがトロワ・ボン(Trois-pons E3029)を占領し、パイパー戦闘団の後方連絡線を確保する。

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B.Allied Turn

イメージ 20中央戦線におけるパイパー戦闘団の突進は、連合軍を恐慌状態に陥れた。米軍はLierneux付近に残っていた第28歩兵師団の生き残りを半ば見捨てる形で戦線を後退させ、ウェルボモン、マネ(Manhay E3626)間の道路は放棄。ウルト(Ourthe)川沿いのオットン(Hotton W1224)、デュルビュイ(Durbuy W1127)、Hamoirといったラインに薄い防衛線を敷く。防衛線とはいっても部隊密度は低く、川のラインで独軍の足を止めさせる程度の役割しか期待できなかった。

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イメージ 14その南方、ラ・ロッシュ・アン・アルデンヌ(La-Roche-en-Ardenne E3920)からヌシャトーにかけてのラインでは、バストーニュ防衛線の生き残り部隊に加えて、アイゼンハワーの肝入りで戦場に到着した2個空挺師団、第82空挺師団「オールアメリカンズ」と第101空挺師団「スクリーミング・イーグルス」が強固な戦線を構築していた。一見すると頑強な抵抗線に見えるのだが、強力なドイツ装甲部隊の攻撃をどこまで食い止めることができるか。

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イメージ 21一方北方戦線では、マルメディ北部で米軍が局地的な反撃に転じていた。Xhoffraix(E2323)に布陣した第1SS装甲師団所属の偵察連隊(3-2-7)が米軍2個連隊と駆逐戦車大隊による共同攻撃を受けて敗走した。その結果、後方を脅威された独第150戦車旅団は、正面から米第7機甲師団所属のB戦闘団(9-6-6[3])を主力とする米軍の反撃を受け、辛くもこれを撃退していた。


19PM

A.German Turn

イメージ 22燃料チェックの結果、総統警護旅団、総統擲弾兵旅団がガス欠となった。独軍にとっては痛いが、それでも主力部隊がフル稼働できるのは嬉しい誤算と言えよう。
このTurn、ドイツ軍には大規模な増援が到着する。第2SS装甲師団「ダス・ライヒ」と第9SS装甲師団「ホーエンシュタウフェン」の2個装甲師団だ。いずれも強力ばパンター戦車を装備し、打撃戦力として期待できる部隊である。独軍にとってはこの増援部隊をテコに米軍に止めを刺したい所だ。

イメージ 23前線ではパイパー戦闘団がBomail(E4029)で米歩兵大隊を撃破。その勢いを駆ってウルト川の渡河点を確保した。しかしその後方は薄く、道路ブロック等を駆使して何とか後方連絡線を守っている状態である。増援部隊の速やかな到着が待たれる所だ。

ラ・ロッシュ・アン・アルデンヌからヌシャトーにかけての第5装甲軍戦区では、米軍の頑強な抵抗に逢って前進がストップさせられている。同方面の独軍としては、後方に取り残された米軍を丹念に撃破しつつ、増援の到着を待つといった所か・・・。

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B.Allied Turn

イメージ 24最も独軍の突破が激しいパイパー戦闘団前面では、デュルビュイを放棄。この方面では戦線を引くことができないため、道路ブロックや交通渋滞マーカーで足止めしつつ薄いスクリーンを生成する。

北部戦線では米軍がスタボロ(Stavelot E2730)を放棄。戦線を北に向けて後退させる。その東側、マルメディの北方では、米第7機甲師団のB戦闘団(9-6-6[3])を主力とする反撃を実施。2-1~3-1の比率で攻撃を実施したが、2ステップの損害を出しただけで、独軍部隊を拘束しただけで終わった。

ラ・ロッシュ・アン・アルデンヌから南では、2個空挺師団を中心として比較的安定した戦線を構築した。

パットン第3軍到着まで、あと2日。


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