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九州新幹線開業以来、九州幹線の旅行は面白味が減ってしまいました。
なんせ、かつては特急で博多から西鹿児島まで4時間かけて移動していた所を、現在では新幹線でたったの1時間。便利になったことは間違いないのですが、旅情を楽しむという雰囲気ではなく、完全な移動手段。まあこれも時代の流れでしょう。

その分、面白味が増したのが、山間部を走る肥薩線の旅。熊本、八代、人吉、吉松、隼人、鹿児島という経路で結ぶ九州山地の旅は、山あり、川あり、海ありで、鉄道旅行の醍醐味を満喫できる魅力的な路線です。
さらに2004年の九州新幹線部分開業からは、ローカル線だった肥薩線に観光特急や観光列車が走るようになり、旅の魅力が加わりました。

今回はその肥薩線を紹介します。

熊本-人吉

熊本-人吉間は特急「くまがわ」で移動しました。特急とはいってもディーゼル2両のローカル特急で、かつての急行「くまがわ」を無理矢理特急に格上げした感が強いです。とはいってもちゃんと車販嬢も乗務しているので、特急としてのサービスは維持しています。
ちなみ熊本から八代までは肥薩線ではなく鹿児島本線で、八代から先が肥薩線になります。景観的に面白いのは八代から先で、日本三大急流と呼ばれる球磨川が目の間を流れます。

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人吉-吉松

人吉から吉松間はループ線やスイッチバックが続く肥薩線最大の難所です。この路線は観光列車「いさぶろう・しんぺい」が走ります。観光列車なので乗客はほぼ全員が観光客。その証拠に途中駅で下車する人や途中駅から乗ってくる人はいません。観光列車なので鈍行にも関わらず案内嬢が乗務しています。ちなみに今回の案内嬢はアナウンスが絶妙でした。

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吉松-鹿児島中央

吉松から先は観光特急「はやとの風」。こちらも特急というには大袈裟なディーゼル2両編成で、鈍行を無理矢理特急に格上げしたという感じ。ただ「観光特急」と銘打っているだけのことはあり、内装は豪華です。
この路線の見所は途中駅。明治から使われ続けている駅舎とか、戦時中に受けた機銃掃射の弾痕が残っている駅舎とか、そういった珍しい駅を見学できます。

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とまあこんな感じでしたが、機会があれば九州の観光列車での旅も宜しいのではないでしょうか。
多分同じ路線を近々もう一度旅する予定なので、その時は各列車のレポートをもう少し詳しくする予定です。