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無謀かもしれないが、GMT社の大型現代戦ゲーム"Next War Korea"の上級ルールシナリオに挑戦してみた。選んだシナリオは16.2.3 Tactical Surpriseである。以下はそのレポートである。

前回の展開 --> こちら

9Turn

Weather Phase

天候=曇天(Over Cast)

Initiative Phase

連合軍の主導権Turn。

1st Special Operations Forces Phase

連合軍は使用可能な特殊部隊8個のうち、6個を標定任務に、1個を早期警戒網の攻撃に投入した。残り1個は後方で待機する。しかし出目に恵まれず化学兵器工場1個を標定したのみ。他は任務に失敗した。

Air/Naval Phase

連合軍が制空権を握った。北朝鮮軍は連合軍と空中で対決することを避けた。

1st Strike Phase

イメージ 2連合軍はワイルドウィーゼル3ユニットで防空網制圧任務を行い、B-1「ランサー」とF-15E「ストライク・イーグル」混成編隊がワイルドウィーゼルの支援を受けつつ北朝鮮化学兵器工場を爆撃した。その他には交通網阻止攻撃にB-52、F-15K、F-35Aが投入された。しかし悪天候に阻まれてワイルドウィーゼルによる攻撃は失敗。化学兵器工場への攻撃もまたしかり。交通阻止任務だけがなんとか奏功し、2箇所を阻止した。

Initiative Movement and Combat Phase

ROK/US Movement/Combat Segment

イメージ 3カンヌン(江稜 Gangneung S4922)以南の東海岸を概ね制覇した連合軍にとって、次の狙いはチュンチョン(春川 Chuncheon N3820)~カンヌン間の北朝鮮軍の掃討である。これにより同方面に展開する北朝鮮軍に大損害を与えることができる上、韓国北東部の主要部について大半を奪回できるはずであった。
しかし連合軍の攻撃は必ずしも思惑通りには行かなかった。西からはチュンチョン付近、東からはGanghyeon(N4718)付近から実施された連合軍の攻撃であったが、チュンチョン付近では北朝鮮軍の頑強な抵抗に遭って突破に失敗。Ganghyeonにおいてなんとか突破に成功した有様であった。

ROK/US Exploitation Movement/Combat Segment

イメージ 18連合軍の攻撃はなおも続く。チョンチン南では連合軍が北朝鮮軍を撃破してチュンチョンに隣接。東からはGanghyeon付近で連合軍が北朝鮮軍戦車師団を撃破して内陸への道を開いた。

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DPRK Reaction Movement/Combat Segment

イメージ 4イメージ 6北朝鮮軍は戦線を縮小しつつ連合軍に対して限定的な反撃を実施した。北朝鮮軍最強の第105戦車師団(14-9-8)を先頭に、歩兵師団2個、自動車化師団1個、機械化旅団2個による攻撃だ。空からは虎の子Su-25「フロッグフット」が支援する。攻撃を受けたのは、米第101空中機動旅団の2個旅団と韓国軍戦車旅団(4-4-8)からなるスタックである。連合軍も航空兵力を呼び寄せて抵抗するが、北朝鮮軍による攻撃は一応成功し、連合軍は韓国軍戦車旅団を失った。

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2nd Strike Phase

イメージ 8連合軍は先ほど攻撃に失敗した化学兵器工場を再び攻撃した。巡航ミサイルが打ち込まれて工場に損害を与える一方、米海軍のEA-18G「グローラー」に援護された米空軍のF-15E,韓国空軍のF-15Kが目標に向かう。執念の攻撃が漸く功を奏した。「ストライクイーグル」の投下した超大型貫通爆弾「バンカーバスター」が目標を爆粋した。

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イメージ 14一方、長距離侵攻任務から解放されたB-2ステルス爆撃機は、交通阻止任務に従事した。チュンチョン付近の交通隘路攻撃に投入されたB-2部隊は余裕で任務を完遂。北朝鮮軍の後退路を効果的に遮断した。

Basic Movement and Combat Phase

ROK/US Movement/Combat Segment

イメージ 10連合軍による作戦は、チュンチョンを西の鉄床とし、東からは海岸を起点として太白山脈に入っていく。そして最終的には漢江上流地区に北朝鮮軍を追い詰め、これを包囲殲滅するものであった。そのためこのフェイズは西側からの攻撃は控え、東側からの攻撃が主体になった。
まず米第101空中機動師団の各旅団がヘリボーンで長駆進撃。漢江上流で渡河し、Inje(N4218)北部の交差点を抑えた。また韓国軍第20機械化師団(10-11-8)を中心とする機甲打撃部隊は漢江上流の南岸に地区を抑えた。これで緩やかな形ながらも漢江上陸南岸の地域に北朝鮮軍機械化旅団約10個が閉じ込められた。

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DPRK Movement/Combat Segment

イメージ 11北朝鮮軍は極端な兵力不足に陥っていた。先までの優勢な兵力が嘘のような状況だ。無論連合軍とて兵力に余裕がある訳ではないが、北朝鮮軍はもっと酷い。戦線を張る兵力の捻出にも苦労するような状況である。戦線を構成する部隊の多くはいわゆる建制の部隊ではなく、戦争開始後に急遽徴募された予備役に近い兵力である。第1線で戦うには明らかに力不足の彼らだが、今やそんな彼らに最前線を任せるしかない状況にまで追い込まれている北朝鮮軍なのであった。

イメージ 12それでも北朝鮮軍は反撃に出た。第806機械化軍団を中心に、平壌軍団等を加えた機械化歩兵旅団4個、自動車化歩兵師団2個、その他の兵力である。狙いは米101空中機動師団。戦線の後方に入り込んだ針のような存在であるヘリボーン部隊に痛打を加えてその戦力を削ぐのが狙いだ。虎の子Su-25まで投入されて実施された攻撃であったが、結果は必ずしも北朝鮮軍にとって満足できるものではなかった。お互い1ステップロスで痛み分け。米軍の虎の子である空中機動師団に損害を与えた点は大きいが、それを撃破して連絡線を回復するには至らなかった。
もう一箇所、韓国軍第20機械化師団に対する反撃は完全な失敗に終わり、北朝鮮軍は貴重な戦力を失った。

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Reinforcement and Replacement Phase

イメージ 16次ターンの増援部隊として米海兵隊の戦車中隊(3-2-8)や偵察中隊(1-2-6)が登場してきた。さらに韓国軍第26機械化歩兵師団(9-11-8)が完全戦力で復活し、韓国軍の機動打撃力が機械化歩兵師団3個、戦車旅団3個にまで強化された。これに米第2機械歩兵師団、海兵隊、第101空中機動師団等が加わることにより、ようやく連合軍の機動反撃力も十分な兵力を揃えることができつつあった。

Victory Determination Phase

北朝鮮=188VP
連合軍=194.5VP

遂に連合軍がリードを奪った。

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