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このブログでも何度か取り上げているClash of Arms社の空戦ゲーム「The Speed of Heat」。
今回はこの中からシナリオT-6「Wild Weasels! Vietnam 1967」を取り上げた。このシナリオは、米空軍における当時の最新鋭機EF-105G「ワイルドウィーゼル」2機が北ヴェトナムに展開する防空網を攻撃するものである。米軍側にはEF-105G以外に通常のF-105「サンダーチーフ」4機も登場し、防空網を横切って真っ直ぐ移動する。彼らが北ヴェトナム防空網によって大損害を被る前に2機の「ワイルドウィーゼル」で北ヴェトナムの防空網を制圧する必要がある。対する北ヴェトナム防空網は、SA-2B「ガイドライン」SAM大隊が2個、23mm、37mm、57mm、85mmの対空砲が各1部隊からなる。
果たして彼らは北ヴェトナム軍防空網を制圧し、友軍攻撃機の損害を回避できるのだろうか。

1~4Turn

2機のEF-105Gは左右に散開。両サイドから敵防空網攻撃の機会を伺う。85mm重対空砲が火を噴くが、命中弾はない。

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5Turn

盤端から米軍攻撃機4機が進入する。彼らを無事盤端に突破させるのがシナリオの目標になる。
2機のEF-105Gが急降下を開始した。1番機はSAMサイト、2番機は37mm中対空砲を狙う。

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6Turn

EF-105Gはそれぞれの目標を視認した。降下しつつ攻撃態勢に入る。

7Turn

接近するEF-105Gに対して37mm機関砲が火を噴いた。が、幸い弾丸は逸れた。

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8Turn

EF-105G 2番機がLAU-10「ズーニー」ロケット弾を斉射し、37mm機関砲を一時制圧する。沈黙する37mm機関砲。その隙をついて超低空から接近したもう1機の「ワイルドウィーゼル」が3発の750ポンド爆弾をSA-2サイトに見舞った。3発の爆弾が目標を包み込み、これを粉砕した。

9Turn

攻撃を終えた2機のEF-105Gは新たな目標を攻撃すべく態勢を立て直す。しかし「ワイルドウィーゼル」の背後から友軍攻撃機4機が迫ってきた。ヤバイ。このままでは友軍攻撃機が敵対空砲火に身をさらすことになってしまう。

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10Turn

攻撃隊が57mm対空砲の射程距離に突入した。激しい弾幕射撃が攻撃隊を包む。しかし幸い被弾機はない。

11Turn

SAMサイトが攻撃隊をレーダーロックオンした。
EF-105Gの1番機が57mm対空砲に肉薄。ロケット弾の斉射を加えたが、大外れ。
EF-105Gの2番機は、活動を開始した北ヴェトナム軍SAMに対してAGM-45シュライク対レーダーミサイルを発射する。
シュライクの発射に気が付いたSAMサイトは、懸命にレーダーのシャットダウンを試みるが、失敗。
至近距離から発射されたシュライクは目標に向けて順調に飛行し、SAMサイトに命中。SAMサイトを機能不全に陥れた。

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12Turn

EF-105 1番機は、最後まで射撃を続けている57mm対空砲に肉薄する。「ワイルドウィーゼル」が放った20mmヴァルカン砲の弾幕で包み込んだ。さしもの57mm対空砲中隊も激しい機銃掃射には耐えられずに壊滅。その機能を失う。
一方、シュライクによる攻撃を受けて機能不全に陥ったSAMサイトに対しては「ワイルドウィーゼル」2番機が急降下爆撃を敢行。3発の750ポンド爆弾をSAMサイトに叩きこみ、これを壊滅させた。
最後まで生き残っていた23mm軽対空砲が射撃を続けていたが、米攻撃隊はそれを無視して飛び去った。

結果

米軍の圧勝

感想

結果的に米軍の圧勝に終わったが、対空砲火が全く命中しなかったのは米軍にとってラッキーだった。またSAMについても発射機会がなかった。米軍にとってはこれもラッキーだったが、シナリオ的にはミサイルを避ける醍醐味を見せることができなったのは残念であった。
今回北ベトナム空軍は旧式の対空砲が中心だったが、もしこれがレーダー装備の最新型であれば、「ワイルドウィーゼル」は兎に角、無防備の通常爆撃機は無事では済まなかっただろう。またSAMについても、より新型のSA-6とか、さらにはSA-8,11等ならもっと苦しかったことは間違いない。

シナリオがないのが残念だが、1980年代のSAM制圧任務を試してみたいものである。

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