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Empire of the SunはGMT社が2005年に発表した太平洋戦争キャンペーンゲームです。
1Hexは実際の150マイル(240km)、1Turnは約4ヵ月(第1Turnのみ1ヵ月)を表し、ユニットは1個艦隊、100機前後の航空機、連隊から軍規模の地上部隊を表します。

2013年6月に開始したVASSALによる通信対戦。前回は1942年の後半の途中までプレイしました。今回約1年の中断を経て再開することになりました。前回同様下名は連合軍を担当します。

前回までの流れ --> こちら

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4Turn(1942年秋)(つづき)

日本軍は取りこぼした南方資源地帯の攻略を行う。ボルネオでは東北部のタラカン(2616)に日本軍第38師団が上陸した。オランダ軍の守備隊を撃破してタラカンを占領する。これでボルネオに残る連合軍の拠点はバリクパパン(2517)のみとなった。

イメージ 11連合軍は海兵旅団による中部ソロモンのウッドラーク島(4122)に対する上陸作戦を敢行した。上陸を援護するのは戦艦「ミシシッピ」、空母「レキシントン」等の機動部隊である。
航空偵察により米軍の来寇を知った日本軍は、空母「赤城」「蒼龍」「瑞鶴」等、空母6、軽空母2の大機動部隊でこれを迎え撃つ。
後に「珊瑚海海戦」と呼ばれる戦いで日本軍は軽空母「瑞鳳」を失ったが、米軍の損害は遥かに大きかった。戦艦「ミシシッピ」、空母「サラトガ」等が撃沈され、他の部隊も大損害を被って損耗した。

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その頃欧州ではドイツ軍の攻勢が続いており、連合軍は欧州戦線で苦戦を強いられていた。現在の"War in Europa Track"のレベルは3。連合軍にとっては最悪のレベル一歩手前である。

このTurn、フィリピンが陥落し、連合軍がProgress of Warを達成できなかったので、米国の戦意が2レベル低下し、レベル6となった。

5Turn(1943年春)

このTurnの最初、連合軍はハワイでルーズベルト大統領がニミッツ提督とマッカーサー将軍を交えて会談を実施。今後の戦略について話し合った。この会談によって米軍内部における陸海軍の対立関係が解消した。

イメージ 12南太平洋方面では連合軍がカートホイール作戦を発動。陸海軍の航空兵力が共同でオーストラリア東岸のケアンズに残る日本軍を強襲した。この攻撃は奇襲となって日本軍のケアンズ(3625)駐留海空戦力を完全に撃滅した。オーストラリア東岸地区への脅威はほぼ排除できた感がある。

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イメージ 13連合軍の攻勢は続く。今度はソロモン諸島北部のグリーン島(4121)の日本軍第28航空戦隊(10-10-3[5])に対して、米第5、第7航空軍の戦闘機隊と重爆撃機隊、さらには海兵隊の第1、第2海兵航空部隊の計42戦力で攻撃を加えた。日本軍はラバウル周辺に展開する陸軍の3個飛行戦隊を投入。計35戦力でこれを迎え撃つ。
戦闘結果は日本軍有利な結果となり、損害は米軍が3ユニットステップロス、日本軍が2ユニットステップロスとなった。

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イメージ 14めげない連合軍は今度はニューギニア北東部のラエ(3822)に対する攻撃を開始した。今度は航空戦力だけではなく地上部隊も投入する本格的な攻勢作戦である。連合軍の兵力は第5、第7航空軍の重爆隊と海兵航空隊2個の計20戦力。また地上からは米陸軍第14軍団(22-12)その他の計25戦力である。日本軍はラエを守る第37軍の残余(9-12)と航空戦力は陸軍2個航空戦隊の計14戦力である。航空戦は消耗戦の感があり、両軍とも1ステップロス。地上戦は連合軍の勝利に終わりラエは連合軍の支配する所となった。

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イメージ 15さらに連合軍は前回失敗したウッドラーク島上陸作戦を再度実施した。新鋭の第1海兵師団(12-12)が上陸を担当し、それを新鋭戦艦「ワシントン」(16-16)、空母「レキシントン」(8-12-2)等、基地航空隊等が支援する。その戦闘力は合計74。対する日本軍は航空偵察で上陸部隊の接近を察知し、空母「赤城」(12-12-3)以下南雲機動部隊の空母6隻が迎撃のため出撃する。戦艦「大和」(9-18)、軽空母「瑞鳳」(6-8-3)も加わり、戦闘力合計51である。
後に「第2次珊瑚海海戦」と呼ばれる戦いで、日本軍は空母2隻、軽空母1隻を失い、連合軍は新鋭戦艦2隻、重巡1隻、基地航空隊1ステップを失った。両軍痛み分けといって良い状況であったが、残存戦力に勝る連合軍が周辺海域の支配に成功。ウッドラーク諸島に対する上陸そのものは成功させた。

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イメージ 16連合軍の攻撃はなおも続く。生き残った連合軍海上兵力と基地航空隊が結集し、グリーン島駐留の日本軍基地航空部隊を攻撃する。戦艦2、空母1、基地航空隊からなるその戦力は49。航空偵察によって連合軍艦隊の接近を察知した日本軍は、空母「翔鶴」(14-12-3)を主力とする南雲機動部隊を出撃させる。空母4、軽空母1を主力とするその戦力は、奇しくも連合軍と同じ49。して、その戦闘結果は・・・。
「ソロモン海海戦」と呼ばれる戦いで日米両軍は共に大損害を被った。日本軍は空母3、軽空母1を失い、南雲機動部隊はほぼ壊滅状態。対する連合軍も空母「レキシントン」をはじめ新鋭戦艦2隻を失い、先の「第2次珊瑚海海戦」の損害と合わせて太平洋艦隊はその戦力の大半を失った。

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イメージ 17イメージ 18日本軍はこのチャンスを見逃さない。「MI作戦」を発動し、南雲機動部隊の生き残りである空母「翔鶴」(9-12-3)と、戦艦「大和」(9-18)をはじめとする水上部隊4ユニットで米機動部隊の前線基地であるエスピリッツ・サント(4825)を奇襲したのである。エスピリッツ・サントには米海軍唯一の生き残り空母である「ワスプ」(8-12-2)が若干の護衛部隊と共に在泊していたが、リアクションチェックに失敗。まさに風前の灯である。
渾身の思いを込めて日本軍の振ったダイスは・・・、"1"。奇襲による+3を適用して"4"で戦果は0.5倍。日本軍の戦力が40で、その半分の20Hitが連合軍の損害。
「2足りない・・・」
そう、エスピリッツ・サントに残っていた連合軍重爆撃隊(4-10-3)をステップロスさせた後に残ったHit数は10で、「ワスプ」を沈めるためには12Hitが必要・・・。切歯扼腕する日本軍は、重巡「ノーザンプトン」(6-8)を撃沈するのが精一杯だった。

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