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国道168号線は、和歌山県新宮市から大阪府枚方市を結ぶ全長約160kmの一般国道です。枚方市から五條市までは市街地道路ですが、五條市から新宮市までは紀伊山地のど真ん中を横切るルートなので山間道路です。この度、この国道168号線の南半分を走ってみました。

十津川

今回は宿泊地である川湯温泉からのスタートです。最初の見どころは熊野大社本宮。しかしここは既に昨年に見ていたのでパス。そのまま国道を北に向けて走ります。
本宮から先は立派な高架道路になっていて、これはと思うほど走りやすい道です。しかししばらく走ると高規格道路は終了し、一般的な山間部国道となります。対向車が現れると減速しなければならないほどの幅員。それでも我慢して走ります。

しばらく走ると十津川の温泉郷に差し掛かります。ここは十津川(熊野川の十津川村内での呼称)と上湯川の合流点であり、国道168号線の赤い橋が十津川水系の緑色と良く映えています。

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十津川の上流側に向けて車を走らせると、やがて十津川の中心部である折立地区に到着しました。ここには村役場や郵便局があり、道の駅もあります。

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さらに1時間ほど車を走らせると、谷瀬の吊橋(たにぜのつりばし)と呼ばれる場所に到着します。ここは十津川観光の目玉の1つで、長さ297m、高さ54mの吊橋です。橋自体は狭く、しかも歩くと揺れるという怖さ満点の場所です。本来は生活用の吊橋だったのが、いつの間にか観光地になったということです。

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他にも上流部へ進んでいくと、ダム湖や渓谷等、様々な景観が楽しめます。

今回は五條の手前で国道168号を離れましたが、五條まで走って見るのも楽しかったかもしれません。