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空木岳(うつぎだけ)。標高2864m。中央アルプスの中では木曽駒ヶ岳に次いで標高の高い山で、日本百名山の1つです。8月のある日、私はこの山に挑戦しました。


喘ぎながら漸く辿りついた檜尾岳。山頂から見る景観はまたしても絶景です。しかしここまでの登りは結構きつかった。この地点で今日の宿に予定している木曽殿山荘までの約半分です。ここで軽く昼食をとりました。

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檜尾岳から先も急下降、急登の繰り返しです。ストックを出したかと思えば、岩登りでストックをザックに仕舞いこむ。これの繰り返し。次のピークである熊沢岳(2778m)までもいくつもの小ピークを越えていかなければなりません。

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熊沢岳に着いたのは1300頃。歩き始めてから既に6時間が経過しています。私の持つ古い昭文社の山岳地図(2006年度版)によれば、千畳敷から熊沢岳までの標準コースタイムが4時間となっています。このままではコースタイムオーバー2時間となってしまいますが、焦っても仕方がない(注)。とにかく自分のペースで歩くのみです。ちなみに熊沢岳付近ではかなりガスがかかっていて、周囲の景観は見えなくなっていました。

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(注)昭文社の最新版の地図ではコースタイムが約5時間になっていました。


熊沢岳から次の東川岳(2671m)も急下降、急登の連続。それでも途中までは比較的平坦な道だったので、これは結構楽かも・・・、と思ったが、結局は裏切られました。東川岳山頂への到着は1440頃。木曽殿越えを挟んだ向こう側には空木岳の姿が見える筈ですが、残念ながらガスによって視界は遮られていました。

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東川岳からは木曽殿山荘に向けて最後の急下降。30分ほどかけてじっくり降りたところに今日の宿、木曽殿山荘があります。木曽殿山荘に着いたのは1520頃でした。

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小屋についてしばらくは軽い頭痛がありました。ロープウェーでいきなり2600mまで上がった所にかなりキツイ登山だったので、呼吸が浅くなり軽い高山病になったようです。風邪薬を飲んで頭痛を和らげたかったのですが、檜尾岳で昼食をとってから既に5時間近く経過しているので、胃の中はほぼ空っぽ。夕食まで我慢する他ありませんでした。夕食は1650から。高山病になりかけていたので食欲はなかったのですが、無理やり食べて、風邪薬を服用しました。風邪薬の効果てきめんで、頭痛は一気にけし飛びました。お陰でその夜はゆっくりと休養できました。

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