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最近は観光列車ブームで全国各地に観光列車が走っていますが、北陸の能登半島にも新しい観光列車が登場してきました。2015年の北陸新幹線金沢延伸に合わせてのと鉄道の観光列車「能登の里山里海」がデビュー。その半年後にJR西日本の観光列車「花嫁のれん」がデビューしました。

以前からこれらの観光列車には乗りたいと思っていたのですが、3月の3連休に漸く切符を確保したので、北陸地方まで出かけていき、観光列車に乗りました。

べるもんた

正式名称は「ベル・モンターニュ・エ・メール」という長い名前。高岡を中心として氷見線及び城端線を走る観光列車です。能登半島というにはやや外れていますが・・・。
朝1001新高岡発の「べるもんた1号」は1両編成。ボックス席を確保しましたが、これは失敗。窓際のベンチシートを取るべきでした。まあ「花嫁のれん」程でなないにしても、この「べるもんた」も人気の高い観光列車なので、なかなか好きな席を取るという訳には行かないのですが・・・。

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新高岡から高岡までは序盤で、高岡駅での構内移動がまず最初の見所になります。列車が城端線のホームからポイント切り替えを利用して氷見線ホームへ移動する様は、普段は得られない貴重な体験になります。

高岡駅で数分間の停車後、列車は氷見ヘ向けて発車します。高岡から乗り込んできた地元の観光ガイドさんが、沿線については富山県の魅力について色々解説してくれます。こういうガイドは観光列車ならではで楽しい。期待の雨晴海岸は、残念ながら立山連峰を見ることはできませんでした。

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列車は1050頃に氷見に到着しました。そこから折り返して1105発の「べるもんた2号」になります。こちらもやはり満員。ベンチシートを取らなかったことを悔やみました。

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帰りの列車では、ぷち富山湾寿司セットとほろ酔いセットを注文していたので、アテンダントさんが寿司とお酒とつまみ類を持ってきてくれました。ぷち富山湾寿司セットは5巻で2000円。職人が握る寿司なのでまあそんなもんんでしょう。酒は苗加屋(のうかや)という富山の地酒を注文。甘くて喉越しの良い美味しいお酒でした。つまみは富山名産のホタルイカを始めとする4品。さすがに富山のホタルイカは美味しくて絶品でした。
ボックス席で一緒になった地元の叔母さんが話好きで、この地方のことや富山のことを色々と話してくれました。食べている時に話しかけられるのには少し閉口しましたが、それはそれで楽しいひと時でした。

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そんなこんなで列車は高岡駅に到着。高岡から新高岡までの旅が残っていたのですが、時間の都合でここで途中下車し、高岡発1150の城端行きに乗り換えました。
結果的には、今回乗った3本の観光列車の中では、この「べるもんた」が一番面白かったです。

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時間があったので、城端線に乗って城端まで往復して来ました。さっき雨晴海岸からは見えなかった山々が、この城端線からはハッキリと見えました。あとは各種のラッピング列車も楽しかったです。