甲武信岳は山梨・埼玉・長野県の県境に位置する標高2475mの山です。日本100名山の一座で、奥秩父山塊に位置し、近くには金峰山(2599m)、三宝山(2483m)、瑞牆山(2230m)、国師岳(2591m)等があります。
甲武信岳へ向かう登山ルートは、長野県の信濃川上側から上るルートと山梨県の西沢渓谷から登るルートがあり、前者の方がアプローチが短いです。私は前者、すなわち信濃川上側から登るルートを使いました。
甲武信岳へ向かう登山ルートは、長野県の信濃川上側から上るルートと山梨県の西沢渓谷から登るルートがあり、前者の方がアプローチが短いです。私は前者、すなわち信濃川上側から登るルートを使いました。

登山開始
前夜のうちに車で中央高速双葉SAに移動し、前夜はそこで1泊(暑くて寝苦しい夜でした)。翌日早朝に車を飛ばし、登山口である毛木平駐車場には0610頃に到着しました。そこから登山開始は0630頃。千曲川の源流地帯に沿って登る千曲川源流遊歩道を登っていきます。このルートは緩やかな上り坂が続く歩きやすいルートで、長い登山も苦にならないコースです。こういうルートは歩いていて楽しいですね。



歩き始めて3時間弱で千曲川源流に到着。これまで勢いよく流れていた千曲川がここで水溜のようになっています。「ここが源流?」と思うぐらいの場所だ。


千曲川源流から甲武信岳山頂までは小一時間だ。ラストスパート。途中で金峰山方面へ向かう登山ルートと合流。最後の急登を上り詰めて甲武信岳山頂に着いたのは1000過ぎであった。登山口からの所要時間は約3.5時間。コースタイムからは20分ほど短い時間です。




近くには埼玉県最高峰の三宝山があるので、往復してこようかと思ったが、雲行きが怪しいのでそのまま帰ることにした。帰りは元来た道をピストンするだけ。緩やかな下り坂をノンビリ下りていく。

駐車場に戻ったのは1300頃でした。往復6.5時間の山行きです。予想したよりは楽な登山で、特に前半千曲川源流までは緩やかな上り坂の連続する歩きやすい登山でした。千曲川源流から山頂まではやや急な登山路ですが、それでも小一時間程の山歩きなので、恐れる程ではありません。初心者にも十分お奨めできる山だったと思います。
駐車場を出発して10分ほどでバケツをひっくり返したような大雨が降ってきました。これが20分早かったら、私もずぶ濡れになっていた可能性があります。早めに下山して良かった良かった。