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妙高山は標高2454mの火山で、日本100名山の一座でもある。この秋、この妙高山にチャレンジしてみた。

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妙高山頂に着いたのは1020だった。登り始めからの所要時間はほぼ4時間。コースタイムの5/6ぐらいだ。思ったよりも順調。しかも景観は抜群。爽快な気分で山頂からの風景を楽しむ。

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1040下山開始。北陵を過ぎると急な下りに差し掛かる。途中紅葉が綺麗だったので写真を取りながら降りて行く。おかげで次のチェックポイントである長助池分岐に着いたのは1150。コースタイムを10分もオーバーしてしまった。

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ここで少し長めの休憩を取り、さらに下山。20分程歩くと長助池という高層湿原に着く。ここの景観も素晴らしい。妙高山やその外輪山がハッキリと見え、さらにその周りの紅葉が綺麗に見えている。ここでも15分程時間をかけて写真を撮る。出発したのは1235だ。

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そこからさらに25分程かけて三ツ峰分岐に1300過ぎに到着。この時点で14時下山はほぼ絶望的となった。1430下山を次の目標にするが、下山のペースが上がらない。黄金清水と呼ばれる場所で再び紅葉に出会う。

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右手に妙高山を見ながら降りて行くが、急な下り坂もあってなかなかペースが上がらない。途中の大倉沢の渡渉点についたのが1400過ぎ。さらにその大倉沢の急流により渡渉に手間取り、出発は1424。この時点で1430下山完了は完全に絶望。1500下山も厳しい状況となった。

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その後いくつかのアップダウンを経て、登山口である燕温泉に降りてきたのは1500を回っていた。駐車場に戻って来たのは1520。当初の目論見は完全に破綻してしまう。

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所要時間は、登りが4時間、下りが4時間40分であった。コースタイムは登り4時間40分、下り3時間45分となっている。登りはコースタイムをクリアしたが、下りはコースタイム1時間オーバー。写真撮影や休憩に時間を取られた過ぎたこと、それから最後の下りルートで予想外に時間がかかったことが原因である。

とはいえ、今回の山登りは素晴らしい登山であった。紅葉風景も素晴らしかったが、山頂付近の山岳景観も素晴らしい。周辺への視界も良好で、近くに火打山、南には黒姫、そして夏に登った高妻山が見える。予想以外に時間がかかった下りルートだが、景観の見事さは登りルート以上。妙高山への急坂から見える紅葉。長助池の景観、黄金清水の景観、そして大倉沢の渓谷等、どれも素晴らしい。

「舐めたら厳しいが美しい山」

妙高山にはそんな言葉が似合いそうに思った。