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「薔薇戦争」はGame Journal誌#65の付録ゲームです。テーマは1455年から約30年間続いた薔薇戦争で、1Turn=2~3年のスケールで計15Turn戦います。基本システムは「太平記」(旧Game Journal#63)で、主導権、移動、戦闘、支配などのルールはオリジナルの「太平記」と殆ど同じです。

システムの特徴としては、主導権による交互移動システムと土地支配システム、そして補充システムです。特に主導権は重要で、主導権を握った側は戦闘を優位に進められます。主導権は完全にランダムで決定し、その確率はほぼフィフティフィフティです。出目が悪くて全く主導権を取れないと、ゲームで勝利を収めるが極めて困難になるでしょう。そういった意味では運の要素が強いゲームだとも言えます。

対人戦で2回プレイして2回とも敗北しました。ヨーク家、ランカスター家それぞれ1回ずつ担当し、両方で敗北したということは、図らずとも本作のバランスの良さを示唆しているのかもしれません。

プレイ時間も2時間以下(通常は1時間以下で終わると思われる)なので、メインのゲームが終わった後のプレイに供するのが良い方法かも。ゲーム的にもパズル指向で興味深い内容になっているので、機会があれば是非プレイしてみて下さい。


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ゲームジャーナル65号 幕末維新始末/薔薇戦争
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