Iron Debris System(以下、本作)は、「宇宙戦艦ヤ○ト」シリーズをテーマとした同人シミュレーションゲームである。本作は「ヤ○ト」における宇宙艦隊戦闘をシミュレートし、1ユニットは1隻の宇宙艦又は1個中隊(9~20機)の宇宙艦載機を表す。
基本システムはチットドリブン方式で、指揮官の能力によって使用できるチット数が決まる。チット数が多いほど優秀な指揮官ということになり、移動や砲撃の機会を多く作ることができる。砲撃戦は比較的簡単なシステムで再現されているが、命中判定と損害判定を個別に振る必要がある。
基本システムはチットドリブン方式で、指揮官の能力によって使用できるチット数が決まる。チット数が多いほど優秀な指揮官ということになり、移動や砲撃の機会を多く作ることができる。砲撃戦は比較的簡単なシステムで再現されているが、命中判定と損害判定を個別に振る必要がある。
今回、その中からシナリオ2「遭遇戦」をプレイしてみた。このシナリオは、ガミラス巡洋艦隊と「ヤマト」(面倒だから伏字を使うのを止めます)との遭遇戦を扱ったもので、ガミラス側は4隻のデストロイヤー艦、地球防衛軍日本艦隊は「ヤマト」1艦が登場する。このシナリオには艦載機は登場しない。
「ヤマト」はガミラス軍の妨害を排除して速やかに突破を図る必要がある。
「ヤマト」はガミラス軍の妨害を排除して速やかに突破を図る必要がある。


1Turn


2Turn

最後のガミラス艦も「ヤマト」のミサイル攻撃によって大破。ガミラス軍の勝利は断たれたか・・・。

感想
プレイ時間は30分前後。システムはシンプルでわかりやすい。砲雷撃システムもそれっぽい雰囲気が出ていると思う。今回ガミラス側は全く良い所なく敗退したが、実はその前に1度プレイした際には、「ヤマト」側は無策でガミラス艦隊の近接突撃に遭い、反撃の暇もなく撃破されるという醜態を演じてしまった。その時とは逆に今回はガミラス側が無策過ぎた。ガミラス艦隊を個別に当たらせるのではなく、密集して当たらせるべきだったのかもしれない。少なくともミサイル攻撃を迎撃できる程度の火力は集中すべきであったのか。あるいはその場合は波動砲の餌食になるかも・・・。今回は艦載機が登場しないシナリオであったが、次回は艦載機の登場するシナリオもプレイしてみたい。