もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2007年06月

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九州の道の駅シリーズ第4弾。最終回の今回紹介するのは

「佐賀関」

今まで紹介してきた道の駅はどちらかといえば「山間部」のものが多かったですが、今回紹介する道の駅紹介「佐賀関」は、一転海に面した道の駅です。

大分市から東へ向かう国道197号線は、大分市の東をJR日豊本線と平行してしばらく走った後、幸崎駅付近でJR線と離れて佐賀関半島へと入って行きます。しばらく走ると海が近づいてきて、やがて道の駅「佐賀関」に到着します。

海に面したこの駅は、必ずしも広い駅ではありません。駐車スペースも大きくはなく、せいぜい20~30台程度のスペースしかないです。設備としては、土産物コーナーと食堂ぐらいしかなく、それほど充実している訳ではありません。

この駅の特徴としては、駅の裏手に海岸へ降りていく遊歩道があり、車から降りてすぐに海の近くに出ることができるということです。海岸にはいくつかのベンチが並び、海を見ながらノンビリするには格好の場所です。


食堂ではこの地方特産の関サバ、関アジを食べさせてくれます。ここで食事をしたことがないので味の方は何とも言えません。もしここの食堂で関サバ、関アジを食べた人がいたら教えて下さい。

お奨め度★★★


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道の駅のすぐ裏から海岸へ降りていくことができます。

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食堂です。

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「Air Power」シリーズについて

「Air Power」シリーズとは、かつてGDW社が出版していた「Air Superiority」シリーズの流れを汲む空戦ゲームシリーズです。
私の知る所、同シリーズでゲーム化されているのは今回紹介する「The Speed Of Heat」だけのように思うのですが、ルール的にはAir Superiorityシリーズと互換性があるので、同シリーズの戦闘機を飛ばして遊ぶことは十分可能です。

前回でミサイル関係のルールは概ね把握できたので、今回はドッグファイト場面における空対空ミサイルの運用について学んで行きたいと思います。今回選んだシナリオは、V-6「米軍初撃墜! 1965年7月17日」です。このシナリオは4機のMiG-17と2機のF-4Bファントムの戦いを描いたものです。史実ではスパローミサイルのヘッドオン攻撃により2機のMiGが撃墜されたとなっています。

リプレイ

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セットアップ時のファントム2機。この正面15マイル(45ヘクス)を4機のMiG-17がヘッドオンで接近している。

 早朝、空母「ミッドウェー」を飛び立った私のファントム(F-4B Phantom)は、北ベトナム上空を飛行していた。高度20,000ft、速度600mph。私の右側方2/3マイルには、僚機スミス中尉のファントムが飛行している。我々の機体には、それぞれ4発のAIM-7D「スパローⅢ」中距離空対空ミサイル、4発のAIM-9B「サイドワインダー」短距離空対空ミサイル、それに2本の400リッター増槽を搭載している。
後席のRIO(レーダー邀撃士官)が叫んだ。

 「ミグ発見。距離15マイル。4機だ」

即座に私は増槽を捨てた。スミス機もこれにならう。私はアフターバーナーに点火。身軽になった機体を一気に700mphまで加速した。音の壁を越える。右手ではスミスのファントムが大きく旋回しながら上昇していった。私とスミス機は大きく離れていく。

 「ロックオンした」

RIOが叫ぶ。これでいつでもスパローを発射できる。
AIM-7D「スパロー」
セミアクティブレーダー誘導方式の新型ミサイルだ。厄介なミグを15マイル彼方から吹き飛ばすことができる我々の頼もしい長槍である。
しかし忌々しい交戦規定が我々の前に立ちはだかった。
「敵を目視確認するまで撃つべからず」
友軍同士の誤射を恐れて定められた規定だが、長距離ミサイル戦を本旨とし、ドッグファイトをやや苦手とするファントムとしては面倒極まりない規定である。

私の機体は一気にミグの編隊に飛び込んだ。距離3マイルまで近づいた時、敵機を目視確認した。スパローを撃つにはもはや距離が近すぎた。後方のスミス機に敵情報を伝える。スミスのスパローが敵を吹き飛ばしてくれることを期待する。

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第3ターン終了時。この直後F-4B#1(1番機、以後同じ)はミグを目視確認した。後方のF-4B#2はスパローミサイルの発射準備に入る。

すぐに横をミグの編隊とすれ違う。機体を大きく右に旋回させた。ミグの編隊が右手に見える。

 「フォックスワン、フォックスワン、フォックスワン」

無線機からスミスの叫び声が聞こえる。スミス機がスパローを発射したらしい。右手後方5~6マイルの空に白い煙を引いてミサイルが飛ぶ。

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第5ターン終了時。ミグとすれ違ったF-4B#1は右旋回で敵編隊の後方に回り込む。F-4B#2は距離4マイルからMiG-17#2に対して2発のスパローミサイルを発射した。

2発のミサイルに追われたミグは急旋回でこれをかわそうとする。が、1発のミサイルがミグの至近距離で近接信管を作動させた。爆発。燃料タンクを打ち抜かれたミグは黒い煙を引き始めた。しかし頑丈なミグはすぐに火を消し止めた。損傷したミグは降下しながら戦場を離れていく。

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第6ターンの途中。2発のミサイルがミグに迫る。この直後至近弾を受けたミグは大破して戦場を離脱していった。

我々は次の獲物を探す。1機のミグが逃げ遅れているのを発見した。私は右後方から、スミスは左後方からそのミグに迫る。

 「フォックスワン、フォックスワン、フォックスワン」

私は2発のスパローミサイルを距離3マイルから発射した。白煙を引いてミサイルが飛ぶ。しかし斜め後方から発射された我々のミサイルは、急旋回するミグを追いきれなかった。2発のミサイルが自爆する。ミグは右へ急旋回して私の内側に回りこんでくる。こうなると鈍重なファントムではミグを追いきれない。

 「俺が追う」

スミス機がミグの背後に急速に迫る。私はスミス機を援護できる位置を取る。
ミグの後方2~3マイルからはスミス再びミサイルを発射した。サイドワインダーとスパローを各1発だ。サイドワインダーに追われた敵機はアフターバーナーをカットして逃げに入った。サイドワインダーはミグの熱を追いきれずに自爆したが、スパローが再び戦果を上げた。
近接信管作動。至近爆発。
ミグが無数の破片を浴びて穴だらけになる。

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ミサイル2発がミグを追う。次の瞬間、スパローの至近弾を浴びたミグは重大な損傷を被った。

スパローを浴びたミグはよろよろと遁走を始めた。スミスはそれを追う。これを落せばスミスはこの戦争初のミグキラーになる。
傷ついたミグは水平旋回で逃げる。スミスは同じく水平旋回でミグを追う。しかし身軽なミグ相手に水平面の旋回戦に巻き込まれたのはスミスの失敗だった。急旋回で速度の低下したファントムの後方から1機のミグが迫る。

 「逃げろスミス!、右旋回だ!」

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前方のミグに目を取られたスミスのファントムは、後方から迫るミグに気づかない。「逃げろ、スミス」

後方から接近するミグに気づいたスミスは、鈍重なファントムを急旋回させる。しかし身軽なミグはファントムの動きをあざ笑うかのようにファントムの背後を取る。ミグの37mm機関砲と23mm機関砲が火を噴く。命中。一瞬ファントムはよろめいた。しかし幸い弾は急所を外した。軽微な損傷を受けたファントムは急旋回で逃げる。一撃離脱に徹するミグもそのまま戦場を離脱していった。

結果

MiG-17 2機中破
F-4B 1機小破

引き分け

感想

戦闘機同士の空中戦でミサイルを使ってみました。初期型のミサイルは使いにくいです。
 ・発射時の制約が厳しい(高G旋回後は撃てない)
 ・発射成功率が低い(まともに飛ばない)
 ・旋回性能が悪い(急旋回するミグを追いきれない)
 ・命中率が低い(当たらない)
とまあこんな感じです。「ミサイルなんていらない」とまでは言いませんが、機関砲はやっぱり欲しいですね。米海軍がファントムから機関砲を廃したのは失敗だったように思います。GMTの「Down Town」では、AIM-9Bよりも機関砲の方が「よっぽど使える」のですが、このゲームでも初期型サイドワインダーの限界は嫌というほど実感できます。

ところで今回は赤外線追尾ミサイルに関するルールを一部誤解していました。初期型ミサイルの場合、発射後もミサイルは敵の背後を取り続けなければならないと思っていました。しかし間違っていたようです。敵の背後を取るのは発射する瞬間だけで良いみたいですね。もしプレイ中にこのことに気づいていれば、ミグ4番機をサイドワインダーで仕留めていた可能性はかなり高いです。

今回のプレイ時間は3時間ほどでした。1機1ターンあたりの平均は2分です。ミサイルが登場してきたのでプレイ時間がもっと伸びるかとも思ったのですが、どうやら杞憂に終わりました。これだけ詳細なルールを扱いながら、十分プレイ可能な範囲でまとまっているというのは特筆すべきことです。最近はこのゲームばかりプレイしていますが、古今東西様々な機体を自在に操ることができるということは楽しいです。エアスペリオリティシリーズの発売から今年で丁度20年になりますが、最近ようやくこのゲームの魅力を少しは理解できるようになった気がします。

次回はストレス発散のためにもう少し新しい機体を飛ばしてみます。

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最近、「The Speed of Heat」(COA)がマイブームとなっているので、それに関連したモデルが何か欲しいなあ、と思っていました。しかし「The Speed Of Heat」が扱っている1950年~1972年という時代の戦闘機は、私自身スタイル的にはあまり好きではありません。

 F-9F「パンサー」
 F-86「セイバー」
 F-4「ファントム」
 F-8「クルセーダー」
 MiG-17「フレスコ」
 MiG-21「フィッシュベッド」
 ・・・・

うーん、飛行機としては「名機」なんでしょうけど、スタイルはどうかなあ・・・・?。私的にはF-15、F-16といった第3世代戦闘機が好きなので、それ以前の機体はどうも「野暮ったく」思えてしまいます。逆にF-22Aなんて「未来的」過ぎて逆についていけないですけど・・・・。

で、色々迷った挙句、結局購入したのが上の機体です。A-4「スカイホーク」は嫌いな機体じゃないし、垢抜けした感じもあります。ただ戦闘機というよりは攻撃機なので、「The Speed Of Heat」ではどちらかといえば脇役ですね。むしろ「Down Town」(GMT)ネタかもしれません。

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世界一わかりやすい「孫子の兵法」 長尾剛 PHP文庫

先日「ラーメンの不味い」某空港に行った時、飛行機の機内で読む本がないことに気づき、空港の本屋で買ったのがこの本です。恥ずかしながら私、今まで「孫子の兵法」という名前は知っていても、その内容については知りませんでした。
本書は「孫子の兵法」をわかりやすく書いた本です。確かにわかりやすい内容で、スラスラと頭に入って行きました。本書は「孫子の兵法」と同じく全13章からなり、原著と同じく「始計」「作戦」「謀攻」「軍形」といったタイトルがつけられています。
本書を読んで驚かされるのは、その内容の「新しさ」にあります。「孫子の兵法」は今から2500年ほど前に書かれた著作ですが、その内容に古臭さはなく、現在でも十分通用する内容になっています。一例を上げれば「間接アプローチ」と呼ばれる軍事概念について、本書では「九地」という章の中で集結した敵に対する戦法として間接アプローチが提唱されています。また「火攻」とは文字通り「焼打ち」なのですが、孫子はその「火攻」について「破壊効果抜群ながらも戦後処理が大変なので使用には慎重を要する」としています。これなどは核兵器に代表される現在の大量破壊兵器の使用についても相通ずるものがあります(ついでに「攻者は風下に立ってはいけない」というのも大量破壊兵器と同じ(笑))。
このように現在でも十分通用する兵法の著作「孫子」。本書はそれをコンパクトにまとめた好著です。本格的に「孫子」を学ぼうとする向きには物足りないかもしれませんが、私のように「『孫子の兵法』ってなんだろう」と思っている人にはお奨めできます。

お奨め度★★★★

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1962年10月、キューバ近海で行動する米重巡洋艦「ニューポート・ニューズ」(CA-148)。キューバを巡る米ソの対立は激しさを増し、世界は核戦争の危機を迎えた。

「Air Power」シリーズについて

「Air Power」シリーズとは、かつてGDW社が出版していた「Air Superiority」シリーズの流れを汲む空戦ゲームシリーズです。
私の知る所、同シリーズでゲーム化されているのは今回紹介する「The Speed Of Heat」だけのように思うのですが、ルール的にはAir Superiorityシリーズと互換性があるので、同シリーズの戦闘機を飛ばして遊ぶことは十分可能です。

このAir Powerシリーズの練習もいよいよ佳境に来ました。今回は、各種空対空ミサイルのルールをマスターすべく新シナリオに挑戦します。
今回挑戦するシナリオは「爆撃機襲来Ⅱ!、1956-1964」。1950年代後半から1960年代前半に予想されていた北米大陸防空戦闘を描いたシナリオです。
このシナリオにはソ連軍の中長距離爆撃機3機(ベア又はバジャー)が登場し、それを1~4機の米軍防空戦闘機が邀撃するというシナリオです。現実の世界では幸いこのような事態を迎えることはありませんでしたが、仮にそのような事態を迎えた時、米ソ両軍の戦闘機や爆撃機がいかなる能力を発揮し得たのかはとても興味深いものがあります。

前回

1962年10月

ワシントン州マッコード空軍基地を飛び立った俺は、太平洋方面から接近するソ連爆撃機3機を迎撃する命令を受け取った。いつもなら「警告を発して領空外へ退去させる」のが目的だが、今日は違う。俺の任務は「敵の撃滅」だ。そのための武器も装備している。私の愛機、F-106A「デルタダート」の胴体内ウェポンベイには、4発の「ファルコン」空対空ミサイルと1発の空対空核ロケット弾「ジニー」が搭載されているのだ。
「空対空核ロケット」。
B-52やICBMが装備する巨大な水爆弾頭に比べれば子供のようなものだが、それでも「核は核」である。17年前の対日戦で使用されて以来、まだ一度も実戦で使用されたことのない「核兵器」。それを今日の俺は使おうとしているのだ。
「使え」と命令されているのだ。

何故そうなったのか?。

共産主義者たちがキューバに核ミサイルなんかを持ち込んだからか?。
キューバの近海を我々が封鎖したからか?。

今は考えても仕方がない。
目の前の敵を倒すこと。
今の俺にはそれだけだ。
そのことが祖国を守ることにもなるのだから・・・・。

1機目撃墜

現在の高度は約50,000ft、速度マッハ0.9で飛行している。
前方約10マイルからソ連軍の大型爆撃機「ベア」3機が接近してきた。Tu-95「ベア」。4発のターボプロップエンジンを持ち、後退翼を装備したソ連が誇る長距離爆撃機だ。プロペラ機ながらジェット機に匹敵する速度性能を持ち、電子装備も充実している。厄介な目標である。

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ソ連の誇る長距離爆撃機Tu-95「ベア」。ターボプロップ機ながら後退翼を持ち、ジェット機並みの性能を持つ傑作機である。

機上レーダーが接近する敵爆撃機を捉えた。ヒューズ社製のMA-1は、現在世界で最も優れた戦闘機用レーダーである。早速レーダーロックオンを試みる。敵はアクティブジャマーとチャフによる強力なジャミングをかけてきたが、MA-1のECCMは敵の妨害を突破した。
ロックオン。
距離7マイル。敵は正面から急速に接近してくる。ミサイルを撃つには近すぎた。敵爆撃機の高度は40,000ft。高度差10,000ft。一旦敵をやり過ごして後方から襲うことにする。
レーダーをボアサイトモードに切り替える。ヘッドオンのままさらに接近を続ける。距離2マイル。敵爆撃機はやや右旋回して本機の下方をすれ違う。
その刹那、機体を急降下に入れて垂直ロールを実施した。
高度は一気に40,000ftまで降下。
機体は敵爆撃機の後方1.3マイルの位置で反転を終えて、敵機の背後にピタリとつけた。

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垂直降下ロールで「ベア」の背後に回り込んだF-106A

急降下によって速度はマッハ1を越えた。エンジンをアイドルに絞って速度を殺す。距離1マイルに近づいた。敵爆撃機か装備する防御機銃の射程外ギリギリだ。少し機首を上げて敵爆撃機との距離を得る。

左30度旋回。
敵爆撃機の背後1マイル。高度差2000ft。絶好のポジションだ。AIM-4C赤外線追尾型「ファルコン」が目標の熱源を捉えた。
「今」
トリガーを絞る。
ミサイル発射。
ウェポンベイから1発の赤外線追尾型「ファルコン」が飛び出した。これ以上はない絶好の位置から発射されたミサイルは、ベアの背後から急接近した。
・・・・
命中
炎に包まれた敵爆撃機は急速に高度を下げていった。

F-106Aの場合「完全自動邀撃」がウリなので、パイロットが自分でトリガーを引くことはないかもしれませんね


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「ベア」の背後からミサイルが迫る。次の瞬間ミサイルが命中し「ベア」は四散した。

2機目撃破

最初の1機を撃墜したが、次の目標が迫っている。前方3マイルに敵爆撃機の後尾が迫る。高度31,000ft。
ボアサイトモード。レーダーロックオン。
距離2マイルまで近づいた時、立て続けに2発のミサイルを発射した。
1発はAIM-4C、赤外線追尾型の「ファルコン」。
1発はAIM-4E、レーダー追尾型の「ファルコン」。
ミサイルの接近を知った敵爆撃機は大量のチャフをまきつつ懸命に回避する。
レーダー誘導型の「ファルコン」はチャフの雲に阻まれて目標を見失った。
しかし赤外線誘導型の「ファルコン」は確実に目標を追尾し続けた。
命中
ミサイルの直撃を受けた大型爆撃機は、しかしまだ飛び続けた。どうやら致命傷ではなかったらしい。しかし重大な損傷を与えたことは間違いない。俺は次の目標へ機首を向けた。

3機目

距離7マイル前方に最後の1機がいた。残った「ファルコン」はレーダー追尾型1発のみ。そしてもう1つ、AIR-2「ジニー」核ロケットが残っている。俺は「ジニー」を使うことにした。
前方の敵をレーダーが追う。ロックオン。目標をレーダーが捉えた。
「ジニー」発射。
無誘導の核ロケットはマッハ2まで加速して目標に向かった。
約10秒後。前方に閃光が走った。
巨大な火球が現れた。
どんどん大きくなる火球が一瞬敵爆撃機を包み込んだかに見えた。
が。
次の瞬間、敵爆撃機は無傷の姿を現した。正確に狙ったはずの「ジニー」は、目標を大きく逸れ、目標のはるか前方で炸裂したのだ。敵爆撃機は核爆発の衝撃を受けはしたが、その威力は大きく減衰していたために爆撃機に実害を与えることはなかったのだ。

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ジニー核ロケットを発射した瞬間のF-106A

1機撃墜。
1機撃破。

残った敵機はさらに米本土目指して進撃を続けていった。追いかけたいがこちらにはもうミサイルがない。仕方がない。後は僚機に任せて基地に引き上げることにしよう。マッコール空軍基地がまだ残っていればだが・・・・。

感想

今回はかなりダイス目が良かったです。発射した赤外線追尾型「ファルコン」が全部正常に作動し、全部が正確に命中したのだから。確率的にいえば「半分当たれば御の字」ぐらいなんですけど・・・・。
今回初めて「ジニー」を使ってみましたけど、かなり使い勝手が悪いです。まず相手をレーダーロックオンしなければならないこと。相手が充実した電子装備を持っている大型爆撃機の場合、レーダーロックオンはかなり骨の折れる作業になります。F-106AはECCM値が高いのでなんとかなるのですが、その他の機体ではチャフでバリアーを張る大型爆撃機をレーダーロックオンするのは難しいです。
ロックオンに成功したとしても、爆発予定地点を敵機の未来位置にピタリと合わせるのがまた難しい。「ジニー」の飛び方は全く融通が利かないので、なかなか「ピタリ」の位置には合わせてくれません。仮に位置がピタリと一致したとしても、敵機が旋回して逃げれば爆発予定地点はずれるし、さらに最終的な着弾位置もダイスによって偏差が生じる始末です。さらに発射時には旋回できない、特殊飛行ができない等の制約もあって
「これでどうやって当てろっちゅうねん?」
てな感じです。
こんな使い勝手の悪い変なロケット弾積むぐらいだったら、通常型のロケット弾とか、ガンポッド積んだ方がマシですね。

実際の「ジニー」は指令誘導で爆破できるようなので、移動途中で爆破もありかな、と個人的には思っています。

それにしても今回はこのシナリオだけで(乗機を変えて)4~5回プレイしてしまいました。1回当たりの所要時間は2時間前後なので、十分プレイ可能な範囲です。Air Powerシリーズについては、これまでに何度かプレイアビリティの点で疑問を呈してきました。今でもその気持ちに変わりはありません。しかし結果的にはプレイ可能な範囲で空中戦の様々な局面をそれなりに精密に再現できているので、このゲームは傑作と称して良いのかも知れません。

次はベトナムの空に戻って空対空戦闘を楽しんでみます。

写真出典:US Navy, US Air Force

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