もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2007年07月


台風5号が接近中だそうです。
予定では今晩から山へ行こうと思っていたのですが、山中行軍の途中で台風の直撃を受けそうな気配だったので、山行きは中止にしました(なんせ「ユルユル登山」が好きなので)。前々から楽しみにしていたのですが残念です。

悪いことは重なるもので、今朝からパソコンがぶっ壊れてしまいました。PFB完成直後でやばい状態だったのですが、バックアップは取ってあったので最悪の事態は回避できました。それでも使い慣れたパソコンが使えないのは辛いです。壊れたパソコンは早速修理に出しましたが、戻ってくるのは月末になるそうです。パソコンが戻るまではノートパソコンで代用です。インターネットは使えるのですが、メールはダメです。メールを出して頂いた方、ゴメンナサイ。返事はしばらく後になりそうです。

そういえば今朝から体調もあまり良くないです。単なる風邪だと思うのですが、鼻水やくしゃみが止まりません。夏風邪はなかなか治らないそうで、ちょっと辛いです。

皆様も体にはお気をつけて。

イメージ 1

2001年度のセパ両リーグ最優秀選手と最優秀新人です。

PFB2001が完成しました。

今回はルールブックの書式を改めました。
今まではルールブックは年度毎にそれぞれ固有のものだったのですが、今回から共通のものに改めています。またチャート集も同じ扱いになります。年度毎の特別ルールや専用のチャートは、別の小冊子にまとめることとしました。

いずれにしても、これでようやく1985年から2003年までの日本プロ野球がPFBで表現できるようになったわけです。

関係者の皆様にはメールにて送付しました。
もし「届いていないよ」という方がいらっしゃいましたら、私宛にメール下さい。
折り返し送付させて頂きます。

それでは今後ともよろしくお願いします。

注:PFBとは、かつてHJ社から出版されていた"熱闘12球団ペナントレース(APBA)"シリーズと同等のコンセプトを持つシミュレーションゲームです。 "熱闘"が持っていた手軽さ(ルールの容易さ、プレイ時間の短さ)はそのまま継承し、"熱闘"よりも遥かに現実再現性の高いゲームになっています。

PFBの入手法は-->こちら

普段お世話になっているtakobaさんがお仕事の関係で上京されたので、この機会にゲームをしようというお話になりました。そこでYSGAさんの一角をお借りしてゲームを広げることとしました。メインのアイテムは「Air Power」シリーズ。J.D.Webstar氏デザインのジェット空戦ゲームです。

Air Power シリーズ

ベトナム戦争のシナリオを3本プレイしました。

第1回戦

最初は練習ということで、シナリオV-15「トーン大佐の死」をプレイしました。このシナリオは、米海軍のF-4J(”デューク"カニンガム大尉+"アイリッシュ"ドリスコール中尉)と北ベトナム空軍のエース「トーン大佐」操縦するMiG-17が1対1で交戦するシナリオです。私が米海軍、takobaさんが北ベトナム空軍をプレイしました。

第1ターン。両機はヘッドオンですれ違います。トーン大佐は右へ急旋回、ファントムを追いますが、その刹那、トーン大佐自身が旋回時の高Gによって気を失ってしまいました。カニンガム大尉は迷走するミグを追って右旋回。右後方約1000mからAIM-9G 2発を発射しました。発射したミサイルのうち1発がミグを追いますが、ミグはミサイルの命中を待つまでもなく操縦ミスで地面に激突してしまいました。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/e/6/e6e3ddc6.jpg
迷走するミグを右後方から追うファントム。この直後、ファントムは2発のサイドワインダーを発射した


第2回戦

先ほどのは練習なので、今度はやや本格的なシナリオに挑戦します。シナリオV-16「ファントムとファーマー」。米海軍のF-4Bと北ベトナム空軍のMiG-19Sが2対2で交戦します。このシナリオも私が米海軍。takobaさんが北ベトナム空軍を担当しました。

ゲーム開始直後、私は初期配置の有利を利用してミグ2番機の左後方1000mからAIM-9G 1発を発射しました。これが急旋回するミグを捉えて命中。防御力に優れたミグはその一撃になんとか耐えたものの(空対空ミサイルの直撃を受けて落ちないなんて・・・・)、エンジン等に大きな損害を被りました。その後も傷ついたミグに対してファントムは執拗に追尾し、結局はミグの背後を取ったファントムがサイドワインダーを発射。それがミグを撃墜しました。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/4/9/49e8e475.jpg
シナリオV-16のセットアップ状況。ミグにとって苦しい状態でスタートします。


第3回戦

3戦目はtakobaさんの希望で再びシナリオV-15「トーン大佐の死」をプレイすることにしました。takobaさんは先ほどの教訓を生かして巧みなマニューバーでファントムに隙を見せません。私はミグの機関砲攻撃を警戒するために高度を上げてミグを引き離します。
第10ターンを過ぎた頃、ようやくファントムにチャンスが訪れました。速度を落として飛行するミグの背後1000mを取ったファントムは、2発のAIM-9G「サイドワインダー」を発射しました。限界Gを越えた状態からミサイルを発射したので、まともに飛行したのは2発中1発のみ。それは順調にミグを追いますが、ミグの急旋回について行くことができずに自爆しました。さらにファントムはミグの後方から2発のサイドワインダーを発射しましたが、これもミグに命中せず。この時点で短距離ミサイルを撃ち尽くしたファントムは、ミグの背後から戦場を離脱していきました。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/c/5/c51dba57.jpg
ミグの後方を取ったファントム。この後ファントムは残った2発のサイドワインダーを発射しましたが、惜しくもミサイルは外れました。


感想

まずシナリオそのものの感想ですが、takobaさんには申し訳ないのですが、今回プレイしたシナリオで北ベトナム軍が勝利を収めるのはかなり困難だと思います。というのも、北ベトナム機は空対空ミサイルを持たないため、ファントムは高度差や距離差だけを気にしておけば、まず攻撃を受ける危険がないからです。またミグの搭載機関砲自体も高性能とは言い難く、仮にミグがラッキーチャンスをつかんで機関砲攻撃に持ち込んでも、実際に弾を命中させるのは「かなりの幸運」が必要かと思われます。
一方のファントムは固定機関砲を持たないためにドッグファイトでは決め手を欠きます。それでも今回使用したAIM-9Gモデルは、初期型AIM-9Bに比べると発射Gや機動性が改善されているために、戦闘機同士の格闘戦でかなり「使える」ミサイルになっています。

このゲームに登場する第2世代のサイドワインダーはAIM-9D,E,E2,G,H,Jの計6種類です。その中で格闘戦用ミサイルとして一番「使える」のはAIM-9H。しかしこれはベトナム戦争では少数が使用されただけのようです。それ以外はAIM-9JとAIM-9G。格闘戦での使い勝手ではAIM-9Jに一日の長がありますが、9Jはやや威力不足の感もあり(相手が脆弱なMiG-21ならこれで十分ですけど・・・・)、一撃必殺を望むのであればAIM-9Gの方が魅力的です。

Air Powerというゲームについては、確かに細かいルールが多く、全てのルールを使いこなしてプレイするのはかなり難しいように思いました。しかしプレイアビリティそのものは決して劣悪ではなく、プレイ時間も登場機数を絞り込めばかなりサクサク進むように思います。1機1ターン当たり2~3分程度と見ておけば、「当たらずとも遠からず」ではないかと思いました。

いずれにしても思いの外「やり応えのあるゲーム」です。久しぶりに「本気で取り組めるゲーム」を見つけたように思いました。


SSロンメル

「Air Power」以外にもいくつかゲームをプレイしました。まずはSSロンメル。私が英軍、takobaさんが独軍を担当しました。私の英軍はハルファヤ峠とソルーム攻略戦に4個旅団を投入。その結果4ターンまでに両所を占領するコトに成功しました。しかしその頃内陸部を突進してきたドイツ装甲軍団がビル・シェルゼンの線を突破してアレキサンドリア街道に進出し、サドンデス勝利を果たしました。私の敗因はハルファヤ峠に拘り過ぎた事だと思います。主力をガブル・サレー付近に集結させて、ドイツ軍による南方からの突破を阻止すべきでした。反省しきりです。

モスクワ電撃戦

CMJ#75付録の「モスクワ電撃戦」をプレイしました。私が独軍、takobaさんが赤軍です。「このゲームは独軍有利」という説の私は、第1ターン勇躍してロシアに攻め込みますが、最前線に突出しすぎた装甲集団が次々と補給切れで自滅。あまりに悲惨な結果に私は第1ターン前半終了時点で「投了」するという恥ずかしい結果に終わってしまいました。takobaさんは「何もしないうちに勝っちゃった」のですから、まさに狐につままれたような思いだったでしょう。

気を取り直してもう1回戦。第2回戦はやはり私=独軍、takobaさんが赤軍です。今回はダイス目も手伝って着実に前進しました。大突破、大包囲こそありませんが、それでも着実な前進と小包囲の繰り返しによって少しづつ前進していきます。
第3ターン、ビテブスクから出撃した我が装甲軍が西方からモスクワに突進。モスクワには守備隊がいなかったのでそのまま占領しました。ドイツ軍のサドンデス勝利。なんだか「勝利を盗んだ」みたいな後味の悪い勝ち方ですけど、4ターン以降までもつれ込んだらまず独軍に勝目はなさそうなので、許してやって下さい。

このゲームについては、今回色々と新しい発見があったので、もう少しソロプレイで研究してみます。


その他

そんなこんなで楽しい1日でした。
やっぱり対人戦とソロプレイは全然違いますね。ソロプレイがいかに「独りよがりなプレイ」だったのかを改めて実感しました。
今回お付き合い頂いたtakobaさん。どうもありがとうございました。次回も宜しくお願いします。
また会場を提供して頂いたYSGAの皆様。ありがとうございました。今度は1人で遊びに行きますので、何卒宜しくお願いします。

PFB2001の作成は快調に進んでいます。
データカードは作成完了。
あとはルールブックとチャート類(2001年度版特有の項目を追加)の修正だけです。
来月中には発表できると思われ。

PFB2001に登場する「おもしろ選手」(ファンの方にはゴメンナサイ)を2人ほど紹介します。


https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/4/6/46625998.png

パリーグの優勝チームのエースです。勝ち数「12」はチーム最高ですが、防御率5.89は規定投球回数以上ではリーグ最低です。


https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/e/6/e6ac9966.png

2001年Hawksの正遊撃手です。典型的な「守備の人」。でも他にロクな遊撃手がいないので、やっぱり彼がレギュラーです。

ANAからメールが来ました。
「超割」の案内です。
今回は10月下旬搭乗分です。

普段「超割」はあまり使わないのですが、たまには「使ってみようかな」と思ったりします。
しかし10月下旬。
国内旅行で10月下旬ねえ・・・・。
九州あたりで紅葉でも見ましょうか?。

↑このページのトップヘ